フリーライター木村嘉代子のブログです。日々感じたことを綴っています。Copyright(C)2005-2018 Kayoko Kimura
by k_nikoniko


カテゴリ:社会問題( 132 )

仏女性記者解放、に思う(2005)

昨年のカンヌ映画祭が開催されているとき、「バッシング」の評判について、パリに住む知人に聞いてみた。

日本人のイラク人質事件を描いた映画に、フランス人はあまり関心を持たなかったらしい。

というのは、その当時、フランス人女性記者とその助手がイラクで人質になり150日経過しているからだ。
その女性記者は、後日、無事解放された。バッシングされるどころか、シラク大統領が自らお出迎え。

その違いは何なのか、を考える以前に、「44歳の女性新聞記者がイラクで取材をしている現実」に、日仏の差を感じさせられた。

フランスと日本は似たところがある、とさんざん書いているが、やはり違いは大きい。
特に、男女問題や家族のあり方に関しては、英米や北欧より遅れているとされるフランスでさえ、日本とは開きがありすぎる。

それにしても、いつも思うのだが、外国の現実を正しく伝えるのは、本当にとても難しい。

(2005-06-14 23:15)

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by k_nikoniko | 2018-11-11 08:51 | 社会問題

北海道胆振東部地震の外国人観光客のこんな反応

9月6日(木)3時過ぎに起きた北海道胆振東部地震。
「外国人観光客が困惑」との報道がありましが、実際はどうだったのでしょう。

9日(日)の昼ごろに新千歳空港に到着。
外国人観光客の話を聞こうと、国内線の到着ロビーから、国際線ターミナルに直行してみました。

飛行機はいつもと変わらず到着したのですが、国内線出発ロビーで地震の影響を実感、
ショップがすべて閉店していたのです。
こんなに閑散とした新千歳空港ははじめて。
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by k_nikoniko | 2018-10-25 10:05 | 社会問題

「死を待つ少女たちと彼女たちを救う男性」デニ・ムクウェゲ医師

戦争の性暴力は日本に限ったことではない。
というのは、ウソではないでしょう。
世界中の紛争地で、多くの少女や女性たちが性暴力の犠牲になっています。
だからといって、日本もやっていいわけがありません。
日本がその慣例を容認するなんてもってのほか。
そんな悪癖は徹底的に撲滅すべきです。
日本が「慰安婦」問題と真摯に向き合い、犯した過ちを謝罪することは、同時に、世界中の戦争による性暴力の被害者の救済にもつながります。
日本が深く反省し、二度とこのような被害者を生まないように訴えるのもまた、価値ある国際貢献だと思います。
経済援助だけが国際貢献ではありません。
残忍な性暴力をなくすために、なによりも戦争をなくすために行動する日本だとしたら、それほど誇らしいことはないでしょう。

「死を待つ少女たちと彼女たちを救う男性」イヴ・エンスラー

毎年数えきれないほどの女性たちがひどい性暴力を受けているコンゴでは、デニ・ムクウェゲ産婦人科医が彼女たちの傷ついた体と心を癒している。イヴ・エンスラーはその医師を訪ね、恐怖に震えながらも希望を見出した。

私は地獄から戻ってきたばかりだ。なんとかして、コンゴ民主共和国で目にし、耳にしたことを伝える方法がないか頭を悩ませている。あなたに途中でさえぎられることなく、ページをとばさせることなく、過剰に動揺させることなく、これらの残虐な話を伝える方法はあるのだろうか?

兵士のグループにレイプされた9歳の少女の話や、ライフルの一撃で内部が吹きとんで排泄のコントロールができなくなってしまった女性の話を、どのようにあなたに語ったらいいのだろう?


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by k_nikoniko | 2018-10-06 19:57 | 社会問題

アイヌ遺骨問題の記事掲載のお知らせ

アイヌ遺骨問題の記事がジャパンタイムズに掲載されました。


研究のために持ちだされたアイヌの人骨は全国の大学に1600体ほどあり、そうした遺骨は2020年のオリンピック・パラリンピックに合わせてオープンする白老に「象徴空間」の慰霊施設に集約する計画が進んでいます。
これに反対し、ここ数年、北海道ではアイヌ遺骨の返還を求める訴訟が相次いでいます。
今年は北海道命名150年で、8月5日に記念式典が開催されます。この事業では、アイヌ文化のみ強調され、先住民族の歴史はまったく触れられていません。
この機会に、アイヌ民族の問題について、関心を持っていただけましたら幸いです。

仮訳はこちらです。


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by k_nikoniko | 2018-08-08 08:55 | 社会問題

「明日、ママがいない」変更すべきは社会的養護の意識

虐待された子どもたちが施設でたくましく生きる姿に心打たれるだけでいいの? 子どもたちが本当に必要としているのは、傷つけないことではなく、充実した社会的養護

普及が遅れる里親養護に悪影響も

「里親のお試し期間の場面、子どものほうから断るなどありえないし、現実とは違いますよね」 日本テレビ系のドラマ「明日、ママがいない」を観て、Aさんはそう感じたという。Aさんは7年前に里親になり、現在は2人の里子を養育中だ。
 このドラマでは、第3話までのところ、里親がネガティブに描かれている。それでなくても、日本では里親や養子縁組に対してマイナスイメージがつきまとう。ドラマによって、里親への偏見が助長されるのではないかと心配するのは、Aさんだけではない 。
 里親とは、要保護児童を家庭的な環境で育てる制度。児童が実の家庭で養育できない場合、国や地方自治体などが要保護児童を養育することを“社会的養護”というが、この言葉が公的に使われだしたのは2003年からで、日本にはまだなじみが薄い。
 社会的養護には、家庭的養護と施設養護の2つに分けられる。家庭的養護の中心的役割を担うのが里親制度だ。
 家庭的養護は、子どもに一般的な家庭環境を与え、特定の大人と安定した人間関係や信頼関係を築くことができる。虐待を受けた児童のケアには特に、「温かい家庭」が必要だ。
 児童虐待はここ20年50倍超にも膨れあがり、児童養護施設で暮らす子どもの半分以上が被虐待児だ。入所する子どもの数は年々増加し、施設はほぼ満杯状態。施設職員の人員は不足し、専門的なケアを必要とする子どもたちに目が届かない現実がある。
 にもかかわらず、日本では要保護児童の約9割が施設に入所し、里親委託児童の割合は12%と、他諸国に比べて極端に低い。
「海外では、養護施設より里親に委託される子どものほうが圧倒的に多いのに、日本ではその逆なんです」


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by k_nikoniko | 2018-06-13 21:00 | 社会問題

自殺予防週間だったのですが…

9月10日は世界自殺予防デーで、16日までの一週間は「自殺予防週間」だった。
2007年にはじまり、今年で4回目。
私の知る限りでは、ほとんど報道もされず、国民の認知度は低いのではないかと思う。
昨日、「秋の交通安全週間」のニュースは流れたが。
警察庁のHPによると、2009年度の交通事故死亡者数は4914人、自殺者は32845人。
今年、この予防週間がほとんどニュースにならなかった大きな理由は、民主党の代表選、でしょう。
2010年8月の自殺者数(暫定、警察庁HP)は2521人で、1日平均80人以上が自ら命を絶ってる。
民主党代表選の2週間で1000人以上、という計算だ。
実際に自死した人の数は、警察発表よりずっと多いと思われる。

1993年、ロンドンで、サマリタンというイギリスの「いのちの電話」のことを知った。
当時、イギリスでも自殺が問題になっていた。
日本人の知り合いは、「イギリス人は、個人的な悩みを、身内や友人にあまりしたがらない。赤の他人にしたほうが、気が楽らしい」と教えてくれた。
そのとき、「日本人だったら、友だちとかに話すよね。他人に悩みを打ち明けたりしないで」と言ったのを覚えている。
自分のこの言葉はずっと引っかかっていて、最近は特に、その発言は間違っていたのではないかと思う。
身内や友人に悩みを打ち明けられない日本人もたくさんいる。
昔から? それとも、そういう世の中になったのか……。

気になったので、イギリス、フランス、日本の1993年ごろの自殺者数(10万人あたり、15歳以上)を調べてみた。
1993年のイギリス政府発表は、男性20.5人、女性6.5人。
その後、数は一進一退をつづけ、2008年は増加している。
1992年のフランス政府発表は、男性32.9人、女性10.6人。
フランスは、1994年ごろをピークに微減の傾向にある。
日本は詳しい数字がわからず、WHOの2005年調査によると、1995年は男性23.4人、女性11.3人。
警察庁発表から概算すると、1993年の死亡者数は22104人で、男女平均で18人ぐらいか。
1997年の24391人までは横ばいで、1998年に32845人と急増し、その後3万人台がつづいている。

フランスの対策については以前書いたが、決定的な効果が現れているとはいえないようだ。
日本も自殺対策をはじめたが、情報公開やサポートシステムは不十分だと感じてしまう。
人前でこのことを話題にするのははばかれる、という意識からだろうか。
このままでいいわけないのに。


(2010.09.18 10.06)


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by k_nikoniko | 2018-06-03 13:45 | 社会問題

通信制中学の記録映画『まなぶ』の太田直子監督

今日発売の『週刊金曜日』で、通信制中学の記録映画『まなぶ』の監督の太田直子さんを紹介しています。

記事はこちら(おしゃべりな毎日 part 2)です。

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by k_nikoniko | 2017-03-24 11:54 | 社会問題

札幌の自主夜間中学が公立化か

今日発売の『週刊金曜日』に札幌の自主夜間中学「遠友塾」について書きました。

ちなみに、松戸市が一番のりで、自主夜間中学の公立化を表明。
札幌も後につづいてほしい。

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by k_nikoniko | 2017-02-24 11:36 | 社会問題

恵庭OL殺人事件の第2次再審請求

本日発売の『週刊金曜日』のアンテナ欄に、「恵庭OL殺人事件の第2次再審請求」の記事を書きました。
死因や殺害方法に新証拠。

記事はこちらです。

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by k_nikoniko | 2017-01-20 11:22 | 社会問題

2016北海道5区補欠選挙・東京集会の記録(7)

2016年4月19日の東京緊急集会「CHANGE 日本、北海道5区から in TOKYO ~野党共闘を全国へ」に参加できなかった呼びかけ人からのメッセージです。

小山内美江子さん(脚本家)

革新が負ける年は、社会党(当時)と共産党が互に候補者をたてている時だった。
一緒にやれば絶対に勝つと分っているのに、と、歯ぎしりする歴史が続いたが、
今度北の国で、野党共闘が実現した! 実現させたのは市民だったという。
私は「池田まき」さんと会ったこともないのに、応援団の仲間にしてもらったのは、
市民の力を信じたからである。
「池田さん、私は必ずしも豊かでなくともよい、ふつうの人がふつうに暮して行ける
そんな日本をのぞんでいます。だから、がんばって‼」

北の大地で私の永年の夢が実現した。野党共闘である。
市民の力が結集して推したのは「池田まき」さんだ。
人間としてよほど魅力のある人にちがいない。
私は市民の力を信じました。
「むかし女性は太陽であった」と年月を超えて平塚雷鳥も、
池田さん貴女を推選していますよ。

湯川れい子さん(音楽評論家・作詞家)

日本の平和と自由を!
次世代の子供たちの命を!
守るために
池田まきさんを
支援します!

正念場です!

新藤宗幸さん(千葉大学名誉教授)

「アベ政治を許さない」の声を拡げ、民主政治を発展させることが、重大な政治課題です。
憲法も人権も、さらにはこの国を破壊しようとしている安倍政権を許してはなりません。

北海道から力強く狼煙をあげようではありませんか。
池田まきさんの健闘と勝利を祈っております。

鎌田慧さん(「戦争をさせない1000人委員会」呼びかけ人)

どうして、憲法を踏みにじる国会議員たちを
これほど多くつくりだしたのでしょうか。
わたしたちは古い日本の亡霊たちの執念と活動に
あまりにも無関心、無警戒でした。
まず、北の大地、北海道から、
日本を変える風を巻き起こそう!
池田選挙に勝ち抜きましょう!

広河隆一さん(フォトジャーナリスト)

私はフォトジャーナリストで、月刊誌DAYS JAPAN編集長の広河隆一です。
パレスチナ難民キャンプの子ども、チェルノブイリや福島の子どもの救援運動をしています。
私は選挙運動が苦手です。
72歳の今までに2回しか、応援をしたことがありません。
しかし今回、そんなことを言ってられない事態が発生しています。
守るべき大切なものを、無かったかのごとくする、これが安倍政権です。
歴史をリセットしてしまい、都合の悪いことを隠す。
危険はなかったことにして、安全のように見せかける。
そのためには解釈を変えて、法律を変えて、基準値まで変える。
2016年、私たちはこの国の歴史の、とんでもない転回点にいます。
原発も憲法も沖縄の基地も、守るべきものはすべて同じです。
どこかで妥協したり、どこかで負けると、すべての命が水面下に沈みます。
絶対に敗れるわけにはいきません。
私たちが失うものの大きさと重さに気付いた時、私たちは勝利します。
まず池田さんを絶対に勝たせること、これが必要です。
頑張りましょう。

松元ヒロさん(芸人)

頑張って欲しいです。自公政権を倒すため!

雨宮処凛さん(作家・活動家)

池田さんには去年、東京で開催された反貧困ネットワークの集会に来て頂き、
シンポジウムのパネリストとしてお話して頂きました。
あの時は、まさか池田さんが選挙に出て、これほど多くの人たちを勇気づける上、
この国の命運を左右するような立場になるとは想像もしていなかったので、
人生、何が起こるかわからないものだ、
と日々メディアやTwitterのタイムラインに登場する池田さんを見ています。
最初は、そんな立場にいきなり立たされて大丈夫だろうか、
とちょっと心配してましたが、池田さんの演説の動画を見て、鳥肌が立ちました。
政治は、もっとも弱い立場の人のためにあるものだと思います。
池田さんは、常にそこに焦点をあて、ぶれることがありません。
反貧困という同じ志しを持つ一人として、池田さんを熱烈に応援します。

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by k_nikoniko | 2016-07-22 09:24 | 社会問題