笑いのセンスは遺伝しない
2006年 01月 10日
“笑い”は免疫力をアップするそうです。
数年前、フランスの科学雑誌が創刊されたとき、巻頭特集が“笑い”でした。
フランスにはコメディタッチの映画が多く、お笑いタレントもけっこういて、くだらない笑いが好きなようです。
ところで、イギリスの新聞によると、ユーモアのセンスは、生まれつきというより、生活するなかで育まれるとのこと。つまり、笑えるほどおかしいと感じるレベルは、遺伝子の問題ではなく、育つ環境によって異なるというのです。
この研究は、一卵性双生児71組と一卵性双生児56組に調査した結果として発表されました。笑いのセンスが遺伝子に基づいているのなら、二卵性双生児より一卵性双生児のほうが同じ感覚を持っているだろう、という仮説を立てたのですが、実験の結果は、兄弟で似たような笑いのセンスを持っていても、一卵性と二卵性の差はほとんどなかったそうです。
この結果を受け、科学者のひとりは、「ユーモアには、多くの文化的影響が関係している」と語っています。
正直、フランス人やイギリス人のジョークは微妙に違うし、日本人の私はちっとも笑えないこともよくあります。
それでいて、万国共通で受けている笑いもあります。
たとえば、「ミスター・ビーン」はフランス人も大好きらしい。
イギリスでは、アントワーヌという役者とデザイナーのゴルチエの番組ユーロ・トラッシュを放映していたのですが、二人ともフランス語なまりの英語で話し、これはなかなか人気だったみたいです。
フランス人とイギリス人、どちらが面白いかと聞かれても、答えが出ませんが。
数年前、フランスの科学雑誌が創刊されたとき、巻頭特集が“笑い”でした。
フランスにはコメディタッチの映画が多く、お笑いタレントもけっこういて、くだらない笑いが好きなようです。
ところで、イギリスの新聞によると、ユーモアのセンスは、生まれつきというより、生活するなかで育まれるとのこと。つまり、笑えるほどおかしいと感じるレベルは、遺伝子の問題ではなく、育つ環境によって異なるというのです。
この研究は、一卵性双生児71組と一卵性双生児56組に調査した結果として発表されました。笑いのセンスが遺伝子に基づいているのなら、二卵性双生児より一卵性双生児のほうが同じ感覚を持っているだろう、という仮説を立てたのですが、実験の結果は、兄弟で似たような笑いのセンスを持っていても、一卵性と二卵性の差はほとんどなかったそうです。
この結果を受け、科学者のひとりは、「ユーモアには、多くの文化的影響が関係している」と語っています。
正直、フランス人やイギリス人のジョークは微妙に違うし、日本人の私はちっとも笑えないこともよくあります。
それでいて、万国共通で受けている笑いもあります。
たとえば、「ミスター・ビーン」はフランス人も大好きらしい。
イギリスでは、アントワーヌという役者とデザイナーのゴルチエの番組ユーロ・トラッシュを放映していたのですが、二人ともフランス語なまりの英語で話し、これはなかなか人気だったみたいです。
フランス人とイギリス人、どちらが面白いかと聞かれても、答えが出ませんが。
by k_nikoniko
| 2006-01-10 23:54
| ひとりごと