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2016北海道5区補欠選挙・東京集会の記録(2)

2016年4月19日に開催された東京緊急集会「CHANGE 日本、北海道5区から in TOKYO ~野党共闘を全国へ」の書き起こしです。

澤地久枝さん(作家)

こんにちは、澤地久枝です。
私は10年あまり前に発足した9条の会の生き残りの3人のひとりです。9人の発起人のうち、6人の方が亡くなられて、今は、梅原さんと大江さんと私の3人しか残っていません。9条も白アリが喰ったほど、ひどいことになっていますけれども、私は最後まで、9条の会の呼びかけ人であることから逃れようとは思っておりません。

今度の選挙は、ただ衆議院でひとりを選ぶということではないんですね。もうみなさんに申し上げるまでもなく、今の安倍内閣は、とにかく集団自衛権を認める。何をやりたかったかといえば、特定されていない地球のあらゆるところで、はっきり言ってしまえば、アメリカが戦争行為に出たときに、アメリカ軍に代わって応援をする。

70年間ひとりの戦死者も出さなかった日本の歴史のなかで、戦後初めて戦死者が出るという事態を自ら招こうとしていている。私たちは、そういう法律の下に今いるんですよね。
ですから、この次の選挙では、安倍さんたちがやっていることに対して、私たちが絶対に承服できない、反対であるということを、目にものを見せてやらなければならないと、私は思っております。

先週の日曜日の地方自治選をみていましたら、投票率が30パーセント割っているんですね。恐ろしい事態になっているんですね。その29.何パーセントのなかで、自民党、それから公明党が勝ちをとれば、あの人たちは、自分たちが全面的に信任をされているという。

いままで私たちは一度もあの人たちに向かってものを言っていない。国会の周辺でいろいろな形で反対であると訴えてきて、今度は、「お前たちは何も言うな」「少数者である」と押し切られている。その分け目に私たちはいるんですね。
私たちが戦争に行くことはない。だけど、みなさんの子や孫が、そのさらにひ孫を含めて、将来にわたって、日本人が戦争をするということは絶対にないということを守っていかなければならない。

さしあたってのこの選挙では、池田さんを勝たせなければならない、と思います。

佐高信さん(評論家)

今週の金曜日、北星学園の植村さんの件で札幌に行って、「櫻井よしことは何者か」ということをしゃべる。その前後、できれば選挙の応援をしたい。

今日はですね、町村信孝の親父の町村金吾は、どういうことをやっていたのか、ということですね。元刑事官の鈴木達也という人が、北海道警函館方面本部捜査課長をしていたときのことを、『山口組壊滅せず』という本のなかに書いているんです。

知事選のときに、知能犯担当警部が、「事前運動と買収の有力の証拠を入手した」と鈴木さんに言ってきた。翌年の北海道知事選挙を控え、飛び回っていた候補者、町村金吾の夫人の名刺、それと高級な品物が入った黒カバンが、函館駅に忘れられ、届けられた。なかには、届け先の住所氏名、配られた品物が書き込まれたリストも入っていた。忘れた人の手がかりを見つけるため、なかを調べているところに、たまたま警察官が通りかかり、これは、知事選の事前運動と買収になると、函館方面本部捜査官に報告してきた。そのリストのコピーをとって、持ち主に返したら、コピーをとったのを知らない持ち主は、何度も礼を言って帰って行った。そのコピーを手掛かりにして捜査をすれば、大掛かりな違反が検挙できる。選挙違反の捜査は、投票から1か月以内に終わらなければならない。その間に集中して一斉に捜査するので、各方面うんぬん……。

担当警部はもちろん、報告を受けた鈴木も色めき立った。しかし、町村は、1924年に内務省に入り、警視総監もやった大先輩である。これは本部長にも話しておこうと思い、鈴木はコピーを持って本部長のところに行った。黙って聞いていた本部長は、鈴木の話が終わると、「コピーはこれひとつだね」と言い、「これは俺が預かる」と言って取り上げてしまった。こうして、明白な選挙違反が不問に付された。

ここまで書いてあるものを、町村側が抗議したという話しは1回もないんですね。この話を札幌でしてきます。



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by k_nikoniko | 2016-07-17 09:46 | 社会問題
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