プーランクの反戦歌
2014年 12月 04日
昨日は、フランスの作曲家プーランクを歌いつづけて40年近くなるという友人のリサイタル。
プログラムのなかに反戦歌が2曲。
2度の大戦を経験したプーランクは、反戦活動には参加しませんでしたが、「音楽は社会の動きと無縁であってはならない」と言い、反戦歌をいくつか作曲したそう。
昨日は、レジスタンス運動のために強制収容所に送られ、そこで息絶えた詩人デスノスの作品から、『Le disparu(消えた男)』と『Dernier Poème(最後の詩)』。
重く辛い詩なのに、何とも軽妙なメロディー。それがまた、悲しみをそそる。...
余談ですが、フランス人は悲しさを茶化すため、バカにされているように感じて、腹が立つことが多い。日本人はそういうフランス人のフザケタ態度が大嫌い、だと思う。
プログラムのなかに反戦歌が2曲。
2度の大戦を経験したプーランクは、反戦活動には参加しませんでしたが、「音楽は社会の動きと無縁であってはならない」と言い、反戦歌をいくつか作曲したそう。
昨日は、レジスタンス運動のために強制収容所に送られ、そこで息絶えた詩人デスノスの作品から、『Le disparu(消えた男)』と『Dernier Poème(最後の詩)』。
重く辛い詩なのに、何とも軽妙なメロディー。それがまた、悲しみをそそる。...
余談ですが、フランス人は悲しさを茶化すため、バカにされているように感じて、腹が立つことが多い。日本人はそういうフランス人のフザケタ態度が大嫌い、だと思う。
ジャン・コクトー(台本)とフランシス・プーランク(作曲)によるモノオペラ「人間の声」をソプラノ歌手・太田朋子さんが演じます。
パリで活動されていたころは、白装束に電話だけの舞台が好評でした。
「人間の声」というシンプルなタイトルが、こんな世の中だけに、妙に心惹かれます。
by k_nikoniko
| 2014-12-04 11:44
| カルチャー