フリーライター木村嘉代子のブログです。日々感じたことを綴っています。Copyright(C)2005-2018 Kayoko Kimura
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フランスのフェミニズム論争をぼんやり見る

日本が地震と津波、原発事故で大変なときに、フランスではストロス=カーン元IMF専務理事の性暴力事件、いわゆるDSK事件を機に、激しいフェミニズム論争が展開されていました。
先日まとめて記事を読んだのですが、私にはまるで、宇宙ステーションぐらい遠いところの話のようで、ぼんやりしてしまった。

こんなときに、男女格差の問題など持ち出すな、と言われそうですが、今この日本で起こっていることが、本当に男女不平等とまったく無縁だと言えるのだろうか。
などと、思っています。

「なでしこジャパン」の快挙は素晴らしいけど、お祭り騒ぎ的な持ち上げ方(に違いない)には寒気がします。
安い給料で働きながらプレイするのは美談ではなく、この明らかな収入格差は性差別でしょう。
こう叫ぶと、ヒステリーだと言われかねないけど。

こんなときに、ではりますが、記事を翻訳したので(誤訳だらけだとは思いますが)、ご興味ある方はこちらです。

議論の発端となった記事は、フランスの人類学者イレーヌ・テリィの「メードの女性と経済人」。
それに反論したのが、アメリカの歴史学者ジョーン・W・スコットの「フランス流フェミニズム」。
ジョーン・スコットの記事に対する4人のフランス知識人の反論が「フランス流フェミニズム:弁護の発言」。
これに対するジョーン・スコットの「回答」。
さらに、「フランス流フェミニズムか新保守主義か」「フランス流フェミニズムなど存在しない」「DSK後:フェミニストの誘惑のために」とつづきます。


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by k_nikoniko | 2011-08-01 01:47 | ジェンダー
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