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札幌の自主夜間中学が公立化か

今日発売の『週刊金曜日』に札幌の自主夜間中学「遠友塾」について書きました。

ちなみに、松戸市が一番のりで、自主夜間中学の公立化を表明。
札幌も後につづいてほしい。

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by k_nikoniko | 2017-02-24 11:36 | 掲載記事(2011~)

「安保法制反対の若者デモ」記事掲載のお知らせ

昨日(9月1日)発売の『ビッグイシュー日本版』の「2015年夏、ストリートデモクラシー」特集で、札幌の「戦争したくなくてふるえる」の若者たちの記事を書きました。
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「札幌には国会ないけど、ここで声を上げることが大切」「ギャルに政治的関心を持ってもらいたい」と発起人の高島愛鳥さん。

8月15日、札幌の大通公園で、このグループが「平和したくてふるえる」の集会とデモを開催し、500人が参加しました。
大通公園に遊びにきていた小学校2年生ぐらいの男の子が、デモの呼びかけに合わせて、小さな声で「戦争反対」と言っていたのが印象的でした。
街ゆく人たちの視線が、いつもより好意的だったように思います。
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by k_nikoniko | 2015-09-02 20:27 | 掲載記事(2011~)

市民3000人が支えた映画製作「レオニー」(朝日新聞 道内版)

20世紀初頭、日本人との間に生まれた子をひとりで育て、異国・日本で暮らした米国人女性がいた。その名はレオニー・ギルモア。世界的彫刻家イサム・ノグチの母親である。
彼女の波乱の生涯を描いた日米合作映画「レオニー」が、今年11月、全国で封切られる。7月末には札幌で、映画のサポーターや製作関係者へのお披露目の試写会が行われた。
松井久子監督が、7年の歳月をかけて完成させた力作だ。
ドウス昌代著「イサム・ノグチ~宿命の越境者」をたまたま手にし、レオニーの“潔さ”に感銘したのがはじまりだった。主演に国際的俳優を起用し、米国と日本それぞれスタッフを分け、「サムライ・ゲイシャ」ではないハリウッド映画を。松井監督は、日本映画界の常識をくつがえす壮大な構想を練る。
製作費のめどはまったくついていなかった。これまで手がけた2作も自ら資金を集めて成し遂げた。地道に上映会を重ねることで、ファンを増やした。介護を主題にした「ユキエ」「折り梅」は、夫婦愛や家族の絆を掘り下げている。重いテーマではあるが、人々の心を動かし、観客は200万人を越えた。

「松井監督は、私たちの観たい映画を製作してくれる」
女性数人が、映画化の実現に向けて動き出す。2005年に応援団「マイレオニー」を発足。翌年から、賛同金を募るサポーターの受け付けを開始した。高松、愛知など支援の輪は各地に広がった。北海道では、1999年の女性映画祭から監督と親交のあった女性たちが「マイレオニー札幌」を立ち上げた。サポーターになった動機は人それぞれだが、7月現在までに全国で3000人以上を数える。
昨年4月のクランクインの際、ロケ地の米国にサポーターが駆けつけた。国内でも、炊き出しやエキストラ役などボランティアで応援。前例がないだけに、スタッフや俳優を驚かせた。市民の観たい映画を市民の力でかなえる。こうした製作スタイルは、「市民メディア」「パブリック・メディア」に通じ、画期的な試みといえる。市民とメディアの乖離が叫ばれるなか、映画に限らず、メディアの新しいモデルとして興味深い。
地域との連携もこの映画の特徴だ。札幌モエレ沼公園はイサム・ノグチの最後の作品。「公園シーンがラストを飾る」という松井監督の設定に、地元の期待が膨らんだ。札幌市が後援し、道内企業の出資による北海道レオニーファンドが設立された。昨年7月の札幌ロケでは、マイレオニー札幌が約130人の子どもエキストラ募集に奔走し、当日も奮闘した。また、モエレ・ファン・クラブが昼食のまかないをし、北大映画サークルの学生ボランティアなど地元住民がロケ現場を盛り上げた。

映画は、詩人ヨネ・ノグチ(中村獅童)に裏切られ、挫折を繰り返しつつも運命を受け入れ、逞しく生きるレオニーを追う。英国出身のエミリー・モーティマは、つつましやかな演技で葛藤するレオニーに迫り、ハリウッド俳優としての貫禄を示す。吉行和子、竹下景子、中村雅俊、大地康雄ら、脇を固める日本人俳優も存在感を見せつける。なによりも映像が美しい。一場面、一場面が詩趣豊かに描写されており、〝和の境地〟に引き込まれる。
物語は粛々と流れ、感動の瞬間は、観る人ごとに違う。男に翻弄されるレオニーに自らを重ね、または息子を思う母の姿に涙する。文化摩擦、男女差別、戦争などの社会の不条理に憤りを覚える人もいるだろう。メッセージは静かに奥深く、心身に刻まれていく。
鑑賞後は、誰かと語り合わずにいられない。そこで交わされる感想は実に多様だ。人生も世界も「画一」ではなく、だから素晴らしい。視界が広がり、背中をそっと押される感じがする。

2010年8月19日『朝日新聞』道内版「北の文化」


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by k_nikoniko | 2015-05-25 07:46 | 雑誌などに掲載された記事

ビッグイシュー日本版 今月の人(販売者)札幌編

2008年3月~5月、『ビッグイシュー日本版』の販売員3人をインタビューしました。
以下に全文掲載されています。

貯金してるんだ。4月までに20万円貯めたいなぁ(91号)

アパートを借りて、就職するまでは販売者を続けたい(93号)

夏にがんばって、雪が降る前までにはなんとかアパート探したいね(95号)





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by k_nikoniko | 2015-05-08 08:09 | 雑誌などに掲載された記事

子ども権利侵害めぐり討論

以下は2006年12月の記事です。
札幌では、2009年4月に子どもの権利条例が施行されました。
が、その条例を知らない市民も多いのではないかと思います。
子どもの問題も、条例によって改善したようにはみえませんが、どうなんでしょう?


「相談すらできない」と訴える子ども

 中学生の意見表明に対する嫌がらせや児童虐待といった「子どもの権利侵害」が絶えない札幌市で、子どもの意見を聞くパネルディスカッションが、12月9日に開催された。6人の中高生らの発言から、「相談すらできない」との声も上がり、孤独な子どもの姿と、「子どもの権利」の理念が大人に浸透していない現実が浮かび上がった。札幌市では「札幌市子どもの権利条例(仮)」の制定を目指しているが、今年度は市議会への提出が見送られ、成立も危ぶまれている。(木村嘉代子) 
 
 パネルディスカッションは、「札幌市子どもの権利条例(仮)」の制定を目指す市民団体「子供の権利条例制定市民会議」(共同代表・姉崎洋一、坪井由実両北大大学院教授)が企画した。 
 
 札幌市では、「札幌市子どもの権利条例(仮)」の制定を目指して、2003年から準備を進めている。その背景には、国連「子どもの権利条約」が一般に普及しているとは言い難く、子どもに対する不当な扱いがあいかわらず横行している現状がある。 
 
 「子どもの権利条約」は1989年に国連総会で採択され、日本は1994年に批准した。しかし、この条約の中には日本の政策と矛盾する箇所も少なくなく、政府の対応は消極的だ。 
 
 条項には啓発および広報活動の促進が含まれているが、日本での認知度は決して高くない。3年前に札幌市が行った市政世論調査では、「知っている」と答えた人がたったの14・3%で、その後浸透が進んだとは言い切れない。 
 
 そうした状況下、「子どもの権利条例」の制定に動き出す自治体が増えている。ただ、札幌市の場合、今年度の制定が予定されていたにもかかわらず、いまだ市議会に上がっていない。賛否が分かれている上に、選挙を控えて与野党の駆け引きに利用されているきらいもある。 
 
 今回のパネルディスカッションは、子供たちの声を議会に反映しようと、市民だけでなく、民主・市民連合、共産、市民ネットの市議会議員も参加した。 
 
 中学生1人、高校生4人、専門学生1人のパネリストは、それぞれの経験談を織り交ぜながら、いじめ問題、意見表明権、自己決定権などのテーマで活発に話し合った。 
 
 中でも、「言いたいことを言えない」という孤独な現代っ子の姿が表面化したのが印象的だ。 
 
 いじめ対策にからみ、「相談できる大人はいるか」との問いに対して、「成績のことやいじめについて、相談してもどうにもならないと思ってしまう。結局は本人次第で、相談してもムダなのでは」(男子高生)「どのレベルから相談していいのかわからない。“こんなことは言えない...言ってもしょうがない些細なこと”と思ってしまう」(女子高生)との発言があった。 
 
 こうした冷めた意見の一方で、「相談することが習慣化されていない。小さいときから、大人が子どもの話を聞いてくれたら・・・」(女子高生)「いつでも待っているからおいで、といった雰囲気が大人に感じられない。余裕のない大人が多い」(専門学生)と本音をもらした。 
 
 いじめの体験を持つ中学生は、「自分を一番わかっている親が、私にとって一番の相談相手だった。両親と話すことで、辛い時期を乗り越えることができた」と語った。 
 
 悩みを打ち明けることを躊躇してしまう理由のひとつには、「子どもの意見を聴かない」大人の姿勢にあるといえる。 
 
 わが国の風潮として、大人は子どもを「まだ分別のない」存在と見下し、子どもの発言に圧力を加えがちだ。幼いときから発言の機会に恵まれなかった子どもは、ひとりで悩みを抱え、追い込まれていくのではとの指摘もある。 
 
 日本の大人が「子どもの意見に耳を貸さない」点については、伝統的慣習として、国連の「子どもの権利委員会」から勧告(2004年、第2回総括所見)を受けている。 
 
 「子どもの権利条約」は、子どもを保護の対象としてではなく、権利行使の主体とみなし、「子どもの意見表明」(第12条)を重視している。それと同時に、「親や保護者が適切な指導および助言を行う責任、権利および義務の尊重」(第5条)を規定し、子どもに勝手放題言わせるのではなく、大人が子どもの問いかけに適切な応答をする責任も求めている。 
 
 「子どもの権利」を認めることは、大人の役割や義務を明らかにし、子どもとの人間的なつながりを強めるのにつながるといえる。 
 
 近年、学校生活や地域社会だけでなく、家庭においても人間関係の希薄化が進んでいる。札幌市に限っていえば、他地域に比べて個人主義の傾向が強いだけに、それが無関心といった歪んだ形で発展していないかを問い直す必要もあるかもしれない。 
 
 いじめ対策ひとつとっても、当事者である子どもの意見を無視して、「子どもの最善の利益」を考慮した解決法はありえない。子どもたちが直面している問題を考える上で、子どもおよび大人が「子どもの権利」の理解を深め、議論を重ねていくことが大切だとみられている。 

『日刊ベリタ』 2006年12月18日03時13分掲載
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by k_nikoniko | 2013-07-19 10:31 | 雑誌などに掲載された記事

教育とごみ処理と、佑ちゃん

今日の午後の北海道は、佑ちゃんの日ハム入団会見一色でした。
経済効果は58億円なのだそう。またかぁ、という感じです。
サッカーの岡田監督、新庄剛さんなど、ネームバリューのある人物が来るたびに、同じようなことが言われてきたからです。
でも、景気がよくなった実感は全くありません。私がここに住みはじめてから10年間。
他力本願だからじゃないかな、と思います。

先日、広報さっぽろ12月号の平成21年度決算状況(13ページ)を見て、軽いショックを受けました。
歳出の項目の最後の「その他」に、「教育やごみ処理に関するお金など」とあり、「教育費」と「ごみ処理の費用」が並列されていたからです。
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重箱の隅をつつくようなことかもしれませんが、「教育費」というのは、こんな風に、「その他」のなかで小さく扱われてしまうものではないと思います。
これを見たときに、「教育」に対する姿勢のみならず、この自治体のレベルがわかった気がしました。

調べてみたら、札幌市の教育費は380億ほどで、ごみ処理については4,000万円ほどではないかと思います。
桁違いなのに、並べるというのはどういうことでしょうか?
スペースは十分あるので、一項目増やすこともできたはずです。 
教育費は土木費の半分で、一般会計の5%でしかありません。
教育費を別立てにすると、あまりお金をかけていないことがバレてしまうからではないでしょうか。
などと、うがった見方をしたくなります。

ついでに、他の自治体の教育費を調べてみたのですが、わかった範囲(正確な比較ではありません)では、さいたま市や静岡市は9%台、新潟市が8%台、横浜市は6%から8%に上昇など、5%は全国的にも高くないようです。

人材を育てることを疎かにすれば、いつまでたっても街は元気にならないし、他力本願から抜け出せません。
教育については、もっともっとみんなで議論しなければならないと思います。

そもそも、「教育とは何か?」など、じっくり考えてみたことがないような気がします。
学校に通っている間は、「勉強しなくちゃ」ぐらいにしか思わなかったし、親にしてみれば、「いい学校に行って欲しい」が教育かもしれない。
そして、自分(や子ども)が学校を卒業してしまえば、それから先は「教育」とは無関係になってしまいがちです。

受験勉強が教育だとは思わないし、「教育」という表現はちょっと違和感ありますが、「学ぶこと」はどこかで区切りをつけて終了するようなものではないでしょう。
世の中がものすごい勢いで変化しているなかでは、つねに学んでいても、何が正しくて何が間違っているのかを判断するのは非常に難しい。

「教育」を受けた賢い市民がいてこそ、的確な「ごみ処理」が実行でき、みんなが暮らしやすい街になるのではないでしょうか。


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by k_nikoniko | 2010-12-09 22:15 | ひとりごと

日韓朝の運動会

土曜日、札幌の朝鮮学校で、「ハナ、トゥル、セッ!跳んでけ追い越せ!第1回マンナム大運動会!」が行われた。
企画・運営は、2008年に若者たちが設立した「マンナムの会」。学生など若い世代が交流し、それぞれ学びあう場としてイベントを行い、第2回目の今回は運動会。

ちなみに、ここは、映画「ウリハッキョ」の舞台になった学校である。

ゆるい仕切りで、ギャラリーも少なかったけど、楽しかった。
朝鮮学校の高校生、留学生などの韓国人、札幌の高校生や大学生など、60人ぐらいは参加。
日韓朝(この順に意味はありません)の混合グループ4つで、「大縄跳び」「つなひき」「二人三脚リレー」の種目を競う。
いずれも大盛り上がりだった。
こうして一緒に笑っていると、ここに3つの国が存在することを忘れてしまう。
ただの人間同士でしかない。

この日、日ハムと楽天の試合も行われていた。
帰り道、札幌ドームの横を車で通り過ぎたのは、ちょうど岩隈投手が登板したころだったはず。

マンナム大運動会にはスターはいなかったけど、「希望」というものを見たような気がする。
日ハムの勝利に劣らないぐらい、価値のあるイベントだったと思うよ。

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by k_nikoniko | 2009-10-26 00:07 | ひとりごと

1ヶ月前のパレスチナ・キャンドル行進

f0016260_14503230.jpg遅くなりましたが、1月10日(土)に札幌で行われた、ガザ攻撃に対する抗議デモについて。
湿った雪が降りしきるなか、留学生を含む180名(主催者発表)が参加。キャンドルやパレスチナ国旗を手に、大通り公園をスタートし、すすきのを経由してテレビ塔にいたるルートを1時間半ほどかけて静かに行進しました。
この日一緒に歩いた留学生に、パレスチナ問題について聞いてみました。

Fさん(ブラジル)「イスラエル軍の攻撃は非常に悲しむべきこと。国際機関がもっと声を上げるべきだ」

Oさん(ボリビア)「この問題は、パレスチナとイスラエルの人だけではなく、世界中の全ての人が考えるべきものだと思う」

f0016260_14401846.jpgAさん(スーダン)「掲げていた子どもたちの写真を見たでしょう。あれが今のパレスチナの状態だと思う。遠い国からでも、苦しんでいる彼らに向かって、支援の意思を示すことが大切だ」

Tさん(シリア)「ここに集まったのは、あまりにも心が痛いからだ。子どもたちが犠牲になるのをみるのはしのびない。国連が何か手を打つべきだ」

Bさん(スーダン)「日本人がこうして行進をしているのを知ったら、パレスチナの人たちの心の支えになるだろう」
f0016260_14403970.jpgBさん(インド)「特に子どもたちが犠牲になっており、病院でさえ爆撃を受けている。国際的な医療機関は、治療がしたくても、ガザに入ることもできないでいる。こんな事態はすぐにでもとめなければならない」
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by k_nikoniko | 2009-02-06 14:53 | 戦争

イラク女性から聞いた本当のイラク

アンサムさんとガフランさんは、札幌の総合病院の小児科で臨床研修中です。日本の病院は彼女たちの勤めるバスラより医療が進んでいるため、多くの技術や知識を学ぶことができるそうです。
病院での日課は、子どもたちを診察し、会議に出席し、医療器具の使い方を学ぶとのこと。

二人は、1991年の湾岸戦争のときに医学部の2年生でした。戦争中は、2~3ヶ月勉強を中断したそうです。
その後、小児科医になりましたが、次第にイラク国内が荒廃していったといいます。
多くの医師が国外に脱出していて、医師不足も深刻です。
「国を出たいと思ったことはありますか?」と尋ねると、ガフランさんは「国外に出ようと思ったことはありません」ときっぱり。アンサムさんは「私はときどき考えます。でも、それは難しいことです。家族がいるからです。生活を全て変えるのは難しいです」と言っていました。

イラクでは、医師の4割ほどが女医で、女性が医者になるのは難しいことではなく、男性であろうと女性であろうと、学力さえあれば差別なく医学部に進学できるそうです。
女性は特に、小児科医と産科医になる傾向が強く、女性の外科医は国内に一人か二人ぐらいしかいないとのこと。反対に、小児科医は女性のほうが多いといいます。
ガフランさんは、「日本は女医が少ないですね。イラクとは大きな違いです。どうしてだかわかりませんが」と笑っていました。

イラクと日本の女性は、一般的な考え方が全く異なるそうです。たとえば、結婚観。「イラク女性は20歳前に結婚したがります。見合い結婚をする人もいます」とアンサムさん。
アンサムさんとガフランさんは未婚で、「私たちは結婚していません。例外なのです」と大笑い。「親は何も言いませんか?」と聞いたら、「何も言いません。私たちが選んだ道ですから」とのこと。

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by k_nikoniko | 2006-10-02 11:38 | 戦争