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活断層から地震を予測 渡辺満久さん(ビッグイシュー)

3.11・東北沿岸の巨大活断層が動いた。
活断層の変動履歴から地震を予測

阪神・淡路大震災以降、急速に知られるようになった”活断層”。
活断層を調べることによって、何がわかるのだろうか?
大飯原発の活断層調査専門チームのメンバーでもある渡辺満久さん(東洋大学教授)に話を聞いた。

原発の再稼動をめぐる調査で、最近頻繁に見聞きするようになった“活断層”という言葉。活断層とは、数十万年前以降の比較的最近動いた断層で、近い将来にも動く可能性のある断層のこと。地震の発生する場所や規模を予測するのに、重要な情報源となっている。
「断層が動くと、地面の軟らかい断層が盛り上がったり、崖ができます。崖や坂を調査して、それができたのは川の浸食なのか、それとも断層の活動によるものなのかを判断します」と、渡辺満久さんは話す。地震学者にとって活断層は一つの状況証拠にすぎないが、「どこに活断層があり、どのように動いてきたかという変動履歴を扱うのは、変動地形学研究者なんです」
活断層は古い断層と違い地表に起伏として痕跡が残っているので、航空写真や地形図で「ここが怪しい」という箇所を確認し、活断層と予測できる地点で数メートル程度の溝(トレンチ)を掘って壁面の地層についての綿密な調査を行う。
最近は陸上と同じ方法で、海底の活断層が認定できるようになってきた。海底の活断層の位置や規模がわかれば、より地震の起こる場所や程度が予測可能になるのではないか。こうした期待も高まっている。
「忸怩たる思いがあるのです。3.11の前に、東北の沿岸にひとつづきの巨大断層があるのがわかって、驚いていたんですね。今回、その断層が動いてしまいました」
従来、海底活断層はプレート境界の地震とは関係ないと考えられがちだったが、そうではないとわかってきたのだ。津波の高さについても、理論的なシミュレーションだけでなく、海底活断層がどのように動くのかを計算したほうが、実際の高さに近い数値が出るという。

ずれの被害は防げない。
立て直し必要な六ヶ所再処理工場

調査や研究は理系なのにもかかわらず、地形学は日本では地理学に入り、専門家は人文科系学部に所属している。「文系に、活断層の専門家がいるとは思わないですよね。ですから、これまで活断層や地震の専門委員会や国の審査委員会では地形学ははずされ、ほとんど地震学と地質学の専門家で構成されていました」
こうした理由もあり、原発立地のずさんな活断層評価がまかり通ってきたという。日本の陸上には、グループにして200ぐらいの活断層がある。それらが集中する地域のひとつが、美浜やもんじゅなどが立ち並ぶ一帯だ。渡辺さんは反原発の立場には立っていない。しかし、「問題は、活断層が最も基本的な情報なのに、『ここには活断層がない』とごまかしてきたり、本来の長さを短縮してデータを勝手に書き換えてきたことです」と言う。
渡辺さんらが原発施設の再調査をした結果、現存する活断層の存在が相次いで明るみに出てきた。「活断層の観点からだけですが、大丈夫なのは玄海原発のみです。そのほかはすべて、たとえば40キロの活断層を8キロに値切って地震規模を小さく見積もったり、活断層を無視しています」
「地面がずれる」場所にある原発は再稼動してはいけない、と渡辺さんは指摘する。「活断層が動いて地震が起きると、地盤の悪いところの建物は崩壊し、大変な被害になります。これは、地震規模を適切に想定し、耐震性を高めれば、揺れによる被害は軽減できます。活断層によるもうひとつの被害は、土地がずれること。それをみんな忘れているのです」
ずれの被害は防ぎようがなく、致命的だ。六ヶ所再処理工場は、活断層でしなり、曲がった土地の上に建てられているという。「原子力を維持したいのであれば、核燃料リサイクルの基地である六ヶ所再処理工場を建てなおさなければなりません。この施設の耐震補強は無理なので、場所を変えるしかありません。巨額を費やさなければならないでしょう」
六ヶ所で事故が起きたら、日本のみならず、北半球が放射能で汚染される。「原発が必要だというのはわかりますが、だからといって危険なところに建設していいというのはおかしいじゃないですか。疑わしきは止めるべきですよ。今の状況では再稼働は容認できません。すべての施設の安全性を新調に検討すべきだと思います」

『ビッグイシュー日本版』(2013年3月1日)掲載



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by k_nikoniko | 2015-05-17 12:32 | 掲載記事(2011~)

北海道知事選は「原発」が最大の争点

3月26日に告示された北海道知事選は、現職・高橋はるみ氏(自公推薦)と新人・佐藤のりゆき氏(民主・維新・共産・社民・新党大地・市民ネットワークの支持・支援)の一騎打ち。
佐藤氏は脱原発を明言しており、「原発」がこの選挙の最大の争点です。

北海道のマスコミは、告示前から、「泊原発再稼働」や「大間原発建設」など「原発」を巡る両氏の発言を大々的に取り上げ、「原発」報道が繰り広げられています。

脱原発知事の実現の可能性が、いま最も高いのが、北海道。
全国的にはあまり知られていないようですが、北海道知事選に注目しましょう。



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by k_nikoniko | 2015-04-05 10:57 | 原発・核

『週刊女性』に「福島の現実」を書きました

3月10日発売の『週刊女性』に「福島の現実」を書きました。
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ネットでも一部読むことができます。
地産地消を奨励の福島県、弁当持参は「復興の妨げ」の声も
帰宅困難区域の女性「帰ったら危ない」で町民に叩かれる


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by k_nikoniko | 2015-03-10 10:39 | 掲載記事(2011~)

大間原発建設差し止め訴訟の第3回口頭弁論

12月25日、函館市が国と電源開発に大間原発の建設差し止めなどを求めた訴訟の第3回口頭弁論。
傍聴の抽選に160人近く並び、またしてもハズれた。
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しかたがないので、弁護団の集合場所に立ち寄りました。
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函館市を含む北海道8区で復帰を果たした逢坂誠二さんのお姿も。
脱原発派議員が選出されたのは、函館市としても良いですね。

「今日の裁判はたいしたことなさそうです」と弁護団のおひとりがもらしてましたが、一歩前進があったようです。

函館市が訴えたことに対し、国や電源開発は「自治体には訴える資格はない」と却下を求めていますが、増田稔裁判長は、「門前払い」したりせず、「判断は留保」と述べながらも、「実質審理に入るつもりでいる」との方針を示したそうです。


福島原発事故後に原発を建設しようなど、わけがわらない。傲慢である。



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by k_nikoniko | 2014-12-26 23:11 | 原発・核

福島県楢葉町に行ってきました

11月23日、「大沼演劇&浜通り視察ツアー」(ウシトラ旅団主催)に参加し、福島県の楢葉町に行ってきました。

元町議の松本喜一さんの案内で、ご自宅があった山田浜地区へ。
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津波でこの一帯の家は流され、基礎だけが残っています。
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周辺に茂るススキなど草が、3年の月日を物語っています。
放射能汚染のため処理ができず、被害にあった家もそのまま放置されていました。
冷蔵庫のドアを閉め忘れた、と戻り、行方不明になっている方もいると…。

楢葉町の木戸川は、太平洋側一の鮭の収獲量を誇っていたそうです。
毎年1800万の稚魚を放流し、多いときには10万匹が川に戻ってきたといいます。
震災の前日に放流した鮭が今年戻ってきました。でも……。

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澄んだ川に浮かぶ息絶えた鮭。橋の上でも腐敗臭が鼻につきました。
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「人が住んでいれば苦情が出て、処理するんだけど」と松本さん。
放射能は無臭ですが、魚の腐敗臭として記憶されました。


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by k_nikoniko | 2014-12-03 00:10 | 原発・核

映画『日本と原発』を観てから投票を

脱原発を目指して活動する2人の弁護士、河合弘之さんが監督、海渡雄一さんが構成・監修したドキュメンタリー映画『日本と原発 私たちは原発で幸せですか?』、おすすめです。

「いい映画を作るのが目的ではなかった。原発の安全・安心神話の呪縛を解くには映画しかないと思った。初心者から原発通まで観てもらえる作品にした」とのお言葉通り、手堅く、わかりやすい作品。

福島原発事故直後の混乱を丁寧に解説するなど、さまざまな情報でこんがらがっていた頭が整理ができます。

日本の54基の原発の映像を新垣隆さんの音楽とともに流すラストシーンも良いです。

お二人が語る「衆院選目前 特別予告編」を観てから、投票に行きましょう!
今度こそ、「原発」を争点にしたいですね!


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by k_nikoniko | 2014-11-29 13:01 | 原発・核

絵本作家たちが描く脱原発

9月23日の「さようなら原発全国大集会」のブースで、いくつか絵本を販売しました。
「さようなら原発一千万署名 市民の会」の賛同人の絵本作家さんの作品です。
原発や放射能の恐ろしさを伝える絵本、とても素敵です。

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『ほうれんそうはないています』は、鎌田實さん作、長谷川義史さん絵。
放射能で汚染されて、食べてもらえなくなった“ほうれんそう”や農作物が、悲しみや苦しみを訴えます。
鎌田さんの語りも、長谷川さんの絵もシンプルでありながら、切ない言葉と、はっきりした色調の絵で、激しい怒りが表現されています。
お二人の思いがズンと伝わり、心が揺さぶられます。

『土の話』は、放射能に汚染されてしまったフクシマの土が、欲張りな人間を告発。
阿武隈弁のリズムが良く、声を出して読むと、土の怒りが自分の怒りになっていくのを感じます。
文の小泉武夫さんは農学博士で、ところどころに科学的な解説も。
黒田征太郎さんによる描き文字と絵は、迫力があり、それでいてアーティスティックです。

『ウリンボー』(ブースでは販売しませんでしたが)は、イノシシの赤ちゃんのこと。
フクシマの王子さまのお願いで、イノシシの王様は「フクシマの汚れたものを全部食べつくす」約束をします。
椎根和さんのお話は幻想的。
荒井良二さんの描くウリンボーとフクシマの王子様の絵がかわいい。
自然あふれるフクシマと、放射能汚染された風景とのコントラストが印象的です。

『フクシマの王子様』は絵本ではなく、椎根和さんの原発事故への思いをつづった本で、荒井良二さんが挿絵を描いています。

『やぎや』は、長野ヒデ子さん作、スズキコージさん絵で、やぎの家族の話。
原発とは直接関係ありませんが、やぎを飼って、チーズを作って、パンを焼いて、畑の野菜で料理して、という農的生活をするやぎの家族の姿から、そういう生活を奪われてしまった福島の家族に思いが馳せます。
スズキコージさんの絵は、カラフルで楽しい。

ここで紹介した絵本作家さんたちは、『手から手へ』展にも参加されています。
絵本作家たちの「手から手へ」展


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by k_nikoniko | 2014-09-26 00:35 | 原発・核

9月23日「さようなら原発」集会の1000万人署名ブース

9月23日(火・休)、亀戸中央公園で「さようなら原発全国大集会」が開催されます。
会場では「さようなら原発1000万人署名」のブースも出て、署名を呼びかけるとともに、「さようなら原発一千万署名 市民の会」の呼びかけ人・賛同人の書籍・CDを販売します。

沢田研二さんのCD5作品、吉永小百合さん最新刊、坂本龍一さんや瀬戸内寂聴さんの著書、クレヨンハウス・ブックレット、絵本10冊など、原発関係のソフトなアイテムが盛りだくさんです。

ぜひお立ち寄りください!

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by k_nikoniko | 2014-09-20 18:48 | 原発・核

海の放射線汚染のお話を聞く

「6.4福島原発告訴団集会」で、湯浅一郎さん(ピースデポ代表)の「海の放射能汚染」のお話を聞きました。
良かったです。
黒潮と親潮が交わる三陸・常磐沖漁場は、世界三大漁場のひとつで、その大切な海を汚染しているのは犯罪である、と。

海に囲まれた島でありながら、日本人が海に目を向けないのは、「年貢はコメであり、魚に価値がなかったから」という、近代史を専門にする知人の意見にえらく納得してしまったことがあります。

「海は、地球上に生命をもたらし、保持してきた基盤であり、同時に多様な生命体が生きる場」である。~レジュメより~


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by k_nikoniko | 2014-06-04 22:53 | 原発・核

女性除染作業員の取材追記(2)

「道路工事に出くわすように、除染現場に出くわすことがあります。子供を連れていて、マスクも何も用意してなくても、その道を通らなくてはならないんですよ」
福島市在住の女性はそう言っていた。
「でも、今は雪があるから、除染はしてないですよ。計画通りにはやってないです。そうそう、高校の敷地内に除染した汚染物質が積み重なってるので、ぜひ行ってみてください」

そう教えられ、ホテルでの朝食後、さっそく学校へ行ってみた。
ちなみに、私が滞在したホテルは、復興庁のあるビルにあったので、平日の朝食は、作業員らしい人や、職員らしい人(みな顔色悪い感じ)と一緒になった。
地産地消がホテルの朝食の売りらしく、福島産コシヒカリや牛乳などが並んでいた。

説明通り行ったら、高校にたどりついた。通学路に沿って、敷地内にずら~っと放射性汚染物の袋が並ぶ。
除染作業は終了していないようで、ここに一時保管しているらしい。

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福島に住む別の女性が、「美術館と図書館の横に汚染物が積まれていた。開館してないと思ったら、通常通りやっていて、びっくり」と言っていたのを思い出し、美術館にも行ってみる。


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by k_nikoniko | 2014-03-23 15:22 | 原発・核