フリーライター木村嘉代子のブログです。日々感じたことを綴っています。Copyright(C)2005-2016 Kayoko Kimura
by k_nikoniko
お問い合わせ:
k.kayoko.7☆gmail.com
☆→@に変えてください

最新の記事
南スーダンPKO自衛隊派遣差..
at 2017-10-06 08:58
”首はとられ”ないが社会を変..
at 2017-09-07 13:23
「南スーダンPKO派遣差止訴..
at 2017-08-15 08:46
ドキュメンタリー映画『まなぶ..
at 2017-07-19 09:38
3つのがんを発症した福島原発..
at 2017-06-28 11:38
南スーダンPKO派遣差止め訴..
at 2017-06-20 11:06
札幌の自主夜間中学が公立化か
at 2017-06-16 08:36
ルモンド紙より「南スーダンの..
at 2017-06-03 14:05
『道新』セクハラ認めずも始末書
at 2017-05-05 17:38
恵庭OL殺人事件の第2次再審..
at 2017-05-01 14:35
カテゴリ
全体
掲載記事(2011~)
掲載記事(2000~2010)
掲載記事(1991~1999)
掲載記事(1990以前)
ジェンダー
男と女
ひとりごと
フランス
イギリス
国際ニュース
社会問題
原発・核
デモ日記
戦争
歴史
メディア
カルチャー


サッカー
外部リンク
ライフログ
タグ
検索


タグ:ジェンダー ( 26 ) タグの人気記事

BBCが雇用の多様性戦略で”白人の男性”を解雇

イギリスのBBCラジオのプレゼンターが、「”女性とアジア人を増やす”というBBCの雇用多様性戦略で、”白人で男性”の自分がクビになった」と訴える記事を見つけました。
この記事を読み、「女性でアジア人」の私としては、2つの意見が交錯。

ひとつは、「白人の男性であるのは、自分のせいではない(no fault of my own)」と彼は言うけれど、”自分のせいではない”肌の色や性で、これまでどれだけの人が、”白人の男性”に差別されてきたかを考えたら、その言い分はセコい、という気持ち。
このプレゼンターが悪いわけではないけれど、”自分のせいではない”肌の色や性で差別されるのは屈辱だということを、”白人の男性”も知るべき、という冷やかな感想がひとつ。

もうひとつは、仮にだけど、この男性がクビになり、その代りに「女性でアジア人」の私が採用されても、喜べないな、という思い。
単に「女性でアジア人だから」との理由で仕事をもらっても、うれしくない。
実力を買われたわけではなく、お情けなら、逆に屈辱的。

イギリスでは、テレビや新聞などジャーナリズム業界の男女や人種の偏りが問題になっているようです。

今年3月に発表された、ロンドンシティ大学の調査によると、「イギリスのジャーナリズム業界では、94%が白人で、55%が男性。男女の賃金格差は大きく、そこに暮らす他の民族の声は取り上げられていない」という結果になったそう。
でもね、「55%が男性」ということは、「45%は女性」ということで、それだけでも、日本より数段良いと思ってしまいました。

この調査の完全版に、「経験年齢別の女性が占める割合」が載っていました。

経験30年以上:女性33%
経験21年以上:女性42%
経験11~20年:女性46%
経験6~10年:女性52%
経験3~5年:女性50%
経験2年未満:女性65%

この数字を見ただけで、単純にうらやましくなります。
とりあえずジェンダー問題だけで言うと、女性が多ければ、取り上げるテーマも変わるし、視点も変わるし、報道の内容も変わると思うのです。
それと、経験30年以上は50代なので、その世代に女性が3割いるというのも、報道の内容に大きな影響をおよぼすはず。

ちなみに、日本のメディアでは、「雇用の多様性」がほとんど話題になっていません。
ググっても、ヒットしませんでした。

女性の割合は、少し古いのですが、2011年の内閣府男女共同参画局がまとめた「メディアにおける女性の参画に関する報告書」を参考まで。

新聞関連が26.8%、放送関連が25.9%。出版関連は50.5%。

年齢別の女性の割合は、新聞・放送・出版の総計で次の通り。

60代以上:女性13.2%
50代:女性15.6%
40代:女性24.5%
30代:女性33.0%
20代以下:女性49.6%

出版は比較的女性が多いので、新聞・放送に限れば、全体的に女性の割合は減り、特に50代以上の割合はぐっと下がると思います。

BBCの多様性戦略、「女性やアジア人」を優先するやり方が必ずしもいいとはいえないかもしれないけれど、日本の場合、そのぐらいの荒療治をしないと、ず~とこのまま、女性の声が届かない状況がつづくような気がします。


[PR]
by k_nikoniko | 2016-10-15 08:03 | メディア

「シン・ゴジラ」を観ました

東京に突如出現したゴジラの対応に右往左往する政府。
東日本大震災や福島第一原発事故などでの政府の対応が少しずつ明らかになっている今、その描き方がかなりリアルでした。

”ゴジラ”は実際に現れないだろうけど、災害や有事の際に、この国はこんな対応をするんだろうなぁ、と、フィクションでありながら、現実を突きつけられます。

不測の事態でも、組織のルールにしばられて身動きできない政治家や官僚。
災害にはまったく脆弱な東京という街。
自衛隊の存在のあり方、米軍とのからみ。
アメリカの関与、そして、国際社会における日本の立場。

シン・ゴジラ」では、日本を守ろうと必死に動く優秀な人たちが登場しますが、ノンフィクションでもそういう人たちが活躍するのだろうか…。

この作品、ジェンダーの視点からも興味深いです。

まず、政府など会義のシーンは男性ばかり。政治家も閣僚も男性ばかり。
会議や対策本部の準備でホワイトボードなどを運んでいるのは女性。
そして、お茶を出すのもおばさん(片桐はいり)。

1954年の「ゴジラ」の予告編でも、政府の会議シーンは男性ばかり。
東京の街並みは完全に変わっていますが、60年以上たっても、日本の政治の世界はほとんど変化なしです。

日本側で光っていた女性は2人だけ。

ひとりは防衛大臣。
余貴美子が演じ、自衛隊に出動命令出すときの迫力、やや薄ら笑いするところが怖い。
というか、現防衛大臣と重なります(この作品の製作時には、彼女ではなかったので、もしかしたら、現東京都知事をイメージしていたのかも)。

もうひとりは、環境省の課長補佐(市川実日子)。頭は切れるが、この肩書。

それとは対照的に、アメリカ大統領特使は、石原さとみ演じる女性。
日本人の祖母を持ち、将来の大統領候補という役どころ。

ちらりとしか出てこないけれど、ドイツ人の科学者も女性でした。

意図的なのかはわかりませんが、女性のエンパワーメントがこう描かれています。

最後に、ゴジラは放射能廃棄物を食べて進化し、上陸して放射能をまき散らし、東京を汚染する、という設定です。
脱原発作品、といえなくもありません。
官邸前デモ(「ゴジラをとめろ」とか叫んでました)も一瞬映ります。

これだけのスポンサーで(「協力:電通」ともあった)、こうした作品を上映できるということに、少なからず感動を覚えました。
日本にもまだ、表現の自由があるのだと、安心もしました。


[PR]
by k_nikoniko | 2016-09-14 23:05 | カルチャー

フランスDV夫殺害の女性の減刑が大々的な支援で不利に

フランスで、DV夫を殺害した女性の仮出所をめぐり、大きな話題になっている。

ジャクリーヌ・ソヴァージュさん(68歳)は、47年の結婚生活で暴力をふるいつづけた夫を殺害し、2015年に禁固10年の刑が確定した。
彼女の境遇に同情を寄せ、情状酌量を訴える支援運動が広がり、仮出所を求める署名は43万筆集まった。
2016年1月にはフランソワ・オランド大統領が「恩赦」を発表し、すでに3年以上を服役しているソヴァージュさんは、4月中旬に釈放される見込みだった。
しかし、8月12日、刑罰適用裁判所は、ソヴァージュさんの仮出所請求を却下。

その理由は、「メディアでの大々的な支援キャンペーンでソヴァージュさんの被害者意識が高まり、加害者としての反省に欠ける」といったものだった。
「ソヴァージュ事件のメディアでの報道」は弁護士や支援者たちが画策でもあり、それによって大統領の恩赦を引きだしたが、皮肉にも受刑者の出所に不利に働いたというのだ。

”人権”、そして”愛”の国といわれているフランスだが、この国でもDVは深刻な問題だ。
それ自体への関心もさることながら、今回の事件で私が最も驚いたのは、メディアを使った支援運動が、女性の減刑の妨げになったという点。

日本でもDV夫が原因の殺害事件は日々起こっているが、暴力に耐えつづけた末に夫を殺害した女性を支援する動きが、大きくメディアで報じられることはほとんどない。
ましてや、そうした支援運動に心を動かされ、首相が恩赦を与えるなど、たぶんありえない。

ソヴァージュさんは、15歳で結婚して以来、夫から殴られつづけ、娘たちも強姦され、息子も虐待されていた。
2012年9月、息子が自殺した翌日に、彼女は夫の背中をライフル銃で3発撃ちこんで殺害した。

2014年10月に禁固10年の刑を言い渡され、2015年12月の 控訴院でも「正当防衛」の主張が棄却された。
この12月の判決の後、ジャクリーヌさんの娘は、フランソワ・オランド大統領に母親の恩赦を陳情。
「10年の禁固刑は不当」と訴え、著名人らが支援会を立ち上げ、約150人の賛同人を集めた。政治家も右派左派にかかわらず、ソヴァージュさんを支援。
仮出所を求めて、43万筆の署名が集まった。

オランド大統領は、1月29日にジャクリーヌさんの娘と会談し、1月31日に恩赦を発表。
大統領の恩赦は、釈放後の「危険性」について心理学の専門家などからの審査を経て、条件付き(たぶんGPS監視のもと)仮出所を即時請求できるというもの。

ソヴァージュさんは2月初旬に、「危険性」の審査を受けるために、別の刑務所に移動させられていた。
この審査で、彼女に”不利な意見”が出たといわれ、「彼女にはいまだ精神的なサポートが必要」と判断された。

そして、「この事件がメディア化され支援さたことで、ソヴァージュさんは犯罪者という状況から一気に被害者として有利な立場になり、罪の意識を忘れてしまっている」との理由で、仮出所が却下された。

この決定に、弁護士や専門家、そして多くの支援者たちは騒然となった。
ソヴァージュさんの弁護士や刑務所管理者、多くの専門家は、「彼女は何の危険性もなく、常習犯の恐れもない」と主張している。

この決定を受け、ソヴァージュさんは、「自分への司法の嫌がらせに疲れ果てた」と弁護士に述べ、再請求をあきらめる意向を示した。
しかし、8月21日(日)に仮出所の再要請を行ったという。8月22日が要求手続きの期限だった。

「メディアの過剰報道が不利に働いた」との指摘から、ソヴァージュさんの支援会は、公開活動を縮小することを決めたという。

ソヴァージュさん自身はこれまでメディアで何の発言もしておらず、支援者たちはインタビューやテレビ出演を自粛することを発表した。
9月10日にパリで予定されていた集会も中止する。

ただ、仮出所却下が決まった翌日の8月13日にはじまった署名だけは継続するという。
署名は、8月22日19時現在で242000筆以上集まっている。

今回の事件がきっかけで、正当防衛の適用範囲を見直す議論も巻き起こった。
ソバージュさんのように、長年繰り返された暴力に対して相手を殺害した場合は、フランスの法律上の正当防衛に適合しないため、家庭内暴力の被害者へも拡大するよう、女性の人権団体などが訴えている。

ジャクリーヌ・ソバージュ事件について、日本語の記事はこちら。
暴力夫を殺害した女性受刑者に恩赦、仏大統領(AFP)
47年間の忍耐の末に…。(オヴニー・パリの新聞)


[PR]
by k_nikoniko | 2016-09-01 23:06 | ジェンダー

「道新のセクハラ対応を民事提訴」記事掲載のお知らせ

先週26日発売の『週刊金曜日』アンテナに、「社内のセクハラ被害で自殺 『道新』の対応を民事提訴」を書きました。

f0016260_08445836.jpg
先週8月22日の民事提訴には、北海道のテレビ局5社、新聞社(『北海道新聞』以外)、通信社が取材にきていましたが、テレビの報道はなし、共同通信が配信した記事を産経新聞が掲載、朝日新聞が独自記事を掲載しました。

いつもはセクハラ事件を大きく取り上げるマスコミも、同じ業界内のセクハラ問題になると、自己規制がかかるのか、口をつぐむ傾向にあります。

ネットで読める記事としては、こちらがよく書けています。
道新「セクハラ自殺」問題が法廷の場へ 問われる人権への姿勢


[PR]
by k_nikoniko | 2016-08-30 08:55 | ジェンダー

北海道新聞社のセクハラ事件

北海道新聞函館支社で起きたセクハラ事件に関して、2015年12月9日に『The Japan Times』に掲載された記事です。

Sexual harassment at bōnenkai, inept handling, a suicide
忘年会でのセクハラ、不適切な対応、自殺
職場での女性の権利が守られていないという日本の現実を示す事件

忘年会シーズンがやってきた。多くの労働者にとって、年末の飲み会シーズンは、羽を伸ばし、過ぎ去った12か月のあれこれを喜んだり憐れんだりする歓迎すべき時期である。しかし、一部の女性たちにとっては、酒の勢いで羽目を外し、酔っぱらった男性たちに囲まれ、セクハラが増える恐れがあり、悩ましい時期でもある。

昨年(訳注:2014年)12月8日の『北海道新聞』(以下、『道新』)函館支社の総務グループの忘年会で、40歳の同社嘱託看護師の女性が、営業部総務担当次長と同部員からセクハラを受けたという。2か月後の2月21日未明、その女性は自宅の火災による一酸化炭素中毒で亡くなった。彼女は亡くなる前日、『道新』の無神経で冷淡な対応を批判する告発資料を、北海道内の新聞およびテレビ局8社を含む13の機関に郵送していた。

焼け残った彼女の自宅の物置からは、「葬式はやらないで下さい」とだけ記した手書きのメモが見つかった。女性の遺族は、セクハラと会社の不適切な対応が原因で娘が自殺したと信じて疑わない。

More
[PR]
by k_nikoniko | 2016-08-27 07:55 | 掲載記事(2011~)

性暴力の根絶に向けて(週刊金曜日)

『週刊金曜日』(2010年10月1日)「金曜アンテナ」に掲載された記事です。
性暴力の根絶に向けて 北海道でシンポジウム

[PR]
by k_nikoniko | 2015-05-13 09:52 | 掲載記事(2000~2010)

「義父の精子で体外受精」からみえる家父長制

長野県下諏訪町にある産婦人科病院「諏訪マタニティークリニック」では、平成8年11月から去年までの約17年間に体外受精をした夫婦のうち、110組の夫婦が夫の父親から精子提供を受け、79%を超える79組が子どもを授かり、計118人を出産したそうです。

「義父から提供された精子による治療での1回あたりの妊娠率は38.2%。匿名ドナーから精子の提供を受ける人工授精の1回あたりの妊娠率約5.4%(日本産科婦人科学会まとめ)を大きく上回っている」とのこと。

この件の報道で、高い妊娠率や体外受精による人間関係の複雑さなどが問題になっていますが、それよりも気になるのは、「『義父の精子で子どもを産む』のを本当に女性が望んでいたのか」という点です。
夫の父親から精子(夫の兄弟というケースもあるそうです)を提供されるというのは、「夫の家系を継ぐ」意味合いが強いのではないのでしょうか。

日本の異常なまでの不妊治療は、家父長制に大きくかかわり、いまだに女性が世継ぎを産むマシーンであることの象徴でもあると思います。

日本の生殖医療技術は世界水準を誇り、医療施設の対人口比は海外と比較して高いといわれています。
その一方、児童虐待、いじめ、子どもの貧困などなど、子どもに関する事件や社会問題は日々絶えず、解決に向かっているとはいえません。

産む女性、生まれてくる子どもたちの人権が十分尊重されていないこの国において、最先端の不妊治療は、いったい何のため、誰のために必要とされているのか。
いつもそう疑問に感じます。

フランスの不妊治療についてちょっと調べてみました。
フランスでも「義父からの精子提供」があるか探しましたが、まだ見つかっていません。
「義父が出産に口を出す」という不満は見つけましたが…。

フランスの法律では、高度生殖補助医療を受ける条件として、「男女ともに生存しており、2年以上結婚ないしは同居しているカップル」(独身者と同性愛カップルは不可)、「社会保険適用は43歳まで」となってます。

法的拘束力はないにしても、不妊治療の専門団体のサイトによると、「不妊治療は43歳まで」としている病院が多いようです。
「36歳未満のみ」の病院では、成功率40%ですが、「43歳まで」の病院では、成功率が20~25%に下がります。

不妊治療専門サイトには、「不妊治療以外の手段 養子縁組」という項目もあり、養子縁組関係機関が紹介されています。

日本には、不妊治療後をフォローするシステムが不十分。
それについては、「不妊治療が里親制度につながらないワケ」に書きました。



[PR]
by k_nikoniko | 2014-08-01 14:20 | ジェンダー

女性初のパリ市長の当選第一声

新しくパリ市長になったアンヌ・イダルゴさんの当選第一声を訳してみました。
イデオロギー抜きで、たとえば、都知事選と比べてみてください。
この国の首相の所信表明より視野が広いです。
「経済成長」なんて言葉は1回も出てこないけど、読んでいて豊かに暮らせそうな気持になります(たとえハッタリでも)。

今夜、パリは勝利しました。共和主義的価値の勝利であり、真実性の勝利であり、理想と効果のための活動に忠実な左派の勝利です。そして、敬意の勝利でもあります。これまでの生き方や感性、方向性がどうであれ、出会い、耳を傾け、意見を聞くパリの人々の敬意。パリという都市、その歴史、その複雑さ、その多様性、その規模に対する敬意です。
大きな感動で、今夜あらためて感じている喜びと責任をみなさんに伝えたいと思います。この大きな喜びは、進行中の2つの公約の仕事に注ぎます。ベルトラン・ドラノエ前市長がパリを、最も公平で、最も美しく、最も輝かしい都市にしようと奉仕して達成した仕事に。
左派と緑の党の存在をパリに残したいという希望を持ち、すべての区で応援してくださった有権者のみなさんに、心からお礼を申し上げます。

もちろん、私に投票しなかった方々への心配りも忘れません。私はパリ市長になます。パリに住むすべての人々の市長です。あらゆる違いを表現できるよう心がけます。なぜなら、この違いこそが、民主主義とパリの偉大さに寄与するからです。

この勝利のために集結された多くの力にお礼を述べます。社会党、ヨーロッパ・エコロジー緑の党、共産党、極左、その他の左派の人々、そして、無党派のすべての人々に。その方たちは、パリを愛し、パリに貢献する仲間と市長が必要だと思い、私たちの闘いに加わることを選んだからです。

この勝利は私だけのものではなく、しっかり連帯した、優秀で才能に満ちた仲間の勝利でもあります。今夜の光栄を仲間のみなさんにお返しします。この仲間は明日からパリの人々のために奉仕するでしょう。

同時に、それぞれの区で見事な選挙運動をした候補者の方々にも心からお礼を申し上げます。
私は、今日性の挑戦を目前にしてのしかかる責任と、我々の頭によぎる自信という危険性を見定めています。パリを公平で連帯した、これらの価値に忠実な都市にするために。そして、性や年齢、出身国、恋愛の志向の違いがパリのアイデンティティーの素因であるという、素晴らしい多様性に満ちた都市にするために。

創造性と改革によって人々がよりよく共存する模範的な都市に、パリをしていきます。空間を改造し、国境を取り払い、世界に情熱的で美しく、公明正大な姿を見せて、パリをエコロジー都市にしましょう。
私はパリで初めての女性の市長です。そして、それにふさわしい挑戦が待ち受けていると自覚しています。
私は、不正を働かず、怒りやイデオロギー、名誉心を持たない都市パリの市長になります。

私は例外なくパリのすべての人々の市長になります。当選されたすべての方にお祝いを申し上げます。与党であろうとも野党であろうとも。明日から我々はともにパリのために働きます。私たちの目標はひとつです。
選挙運動で私が公約したことは守ります。この約束は、共同体の団結の源であり、パリの人々が私に託した信頼と希望の源です。私はそれを責任として見定めます。そして、すべての力をそれに注ぎます。
ありがとう、みなさん。
ビバ・パリ!

ビデオはこちら原文はこちら


[PR]
by k_nikoniko | 2014-04-02 23:11 | フランス

上野千鶴子さん講演会中止って……

上野千鶴子さんの講演会を山梨市が中止したという記事。
小保方さんの件より大きく扱ってもいいんじゃない?と思った。
過去に女性蔑視発言をしても舛添要一さんは都知事に当選。
おかし
い。
舛添都知事の女性蔑視発言に対する男性の反応がそれぞれ面白かった。
いずれにしても、男性はけっこう冷めた感じ。
結局そんなもんなんだよね。
ジェンダー関係で講演が中止になるのは、女性登壇者が問題になるケースがほとんど。
男性はジェンダー問題にさほど関心を示さず、こういうときだけ騒ぐ。



[PR]
by k_nikoniko | 2014-03-16 10:10 | ジェンダー

舛添都知事初登庁の朝に女たちが怒りの抗議

舛添要一都知事の初登庁に合わせ、2月12日(水)の朝、舛添氏の女性蔑視発言に抗議する女性たちが、都庁正面入口の前でプラカードを掲げて抗議した。
舛添要一を都知事にしたくない女たちの会」が賛同者に呼びかけ、11人が集まった。
f0016260_11120006.jpg
この会は都知事選挙中に立ち上がり、舛添氏の女性蔑視発言を告発。
海外メディアはこぞって都知事候補の問題発言を報道(海外メディアのリストはこちら)し、日頃日本人が「男尊女卑」と揶揄するアラブも、アルジャジーラがツイッターでこの件を伝えている。
日本のメディアは、都知事選中も現在もいっさい報じていない。
初登庁のこの日も、週刊誌などの記者が数人取材しただけで、大手メディアは完全に無視した。
f0016260_11294174.jpg
海外メディアのうち、ガーディアン(イギリス)とルモンド(フランス)では、舛添氏の女性蔑視問題の記事がフェイスブックやツイッターで拡散している。
ガーディアン
 FB「いいね!」 2998(8日朝)→ 3903(8日夕)→ 5455(9日)→ 6340(10日)→ 6470(12日)
 ツイート 1497(8日朝)→ 2067(8日夕)→ 2727(9日)→ 2984(10日)→ 3031(12日)
ルモンド
 FB「いいね!」 584(8日朝)→ 940(8日夕)→ 1651(9日)→ 1920(10日)→ 2034(12日)



[PR]
by k_nikoniko | 2014-02-12 11:30 | ジェンダー