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英語が話せても歴史を知らなければ国際人になれないよ

イギリスが軍事介入断念。シリアは石油があまりとれないしね。シリアはフランスの委任統治領だった(イラクはイギリス領だった)ので、手を出さないほうがいいという、イギリスのしたたかさかも。フランスはしゃしゃり出てまたヘマをする…。
などと考えながら、イギリスの高校生向け世界近代史の本を久しぶりに開いてみました。それにしても、日本の立ち位置がわからないところが不気味。

学校の教科のなかで、歴史が一番苦手だった。
年号が覚えられない。だから、テストの点数がとれない。

イギリスに住みはじめたとき、歴史を知らず、恥ずかしい思いをたくさんした。
そこで、30歳にして、イギリスの高校卒業テスト(GCSE)の参考書を買いこみ勉強…。
日本ではほとんど習わない世界近代史。

読破するのは途中でくじけたので、今日、久ぶりに本を開いてみた。

1冊はドイツが統一された1870年のからはじまり、もう1冊は1914年の世界第一次大戦からはじまり、どちらも1988年まで。
問題集にもなっているが、イギリスの参考書は、年号とできごとを暗記して答えるという問題がまったくない。

たとえば、「第二次世界大戦中の日本とアメリカについて、次の資料を読み、質問に答えなさい」という問い。
資料は、ハワード・ジン(歴史家)の著述からの引用やトルーマン大統領の発言などA~Gの7つ(これを読むだけでも大変)。
そして質問(17問)。
・資料Aによると、アメリカは日本に対し、どのような経済制裁を行ったか?
・資料A~Cの証拠、そして自分の知識から、アメリカと日本の開戦について、どちらに責任があると思うか? その理由を完璧に説明しなさい。
・資料E~Fを使って、アメリカが日本に原爆を落とした理由のリストを作りなさい。
といった具合。

歴史に関して、高校卒業までに達成すべき4つの目標は、
1)関連知識を評価・選択し、それを明確に筋を通して展開する
2)原因と結果、継続と変化、類似と違いのコンセプトを利用し、理解する
3)過去の人々の見方から出来事や問題を考える
4)広範囲のさまざまな歴史的資料を読み解くのに必要なスキルを身につける

高校までにこういう学び方をしているかしていないかで、世界を見る目がまったく違ってくるだろう。

最近のイギリスの若者は歴史を学ばないそうなので、イギリスが絶対いいとは言わないが、歴史を知らなければ、英語を知らない以上に恥ずかしいというのは間違ってないと思う。

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by k_nikoniko | 2013-08-31 10:45 | 歴史

占領だけでなく社会規範とも闘うパレスチナ女性たち

映画監督ホーリーさんインタビュー

 パレスチナ出身の女性ドキュメンタリー映画監督ブサイナ・ホーリーさんが来日し、6月25日の札幌を皮切りに、初作品「Women in Struggle ―視線―」の上映&トークツアーで日本を縦断した。イスラエルの刑務所に拘留された経験を持つ、元政治犯の4人の女性たちを描いた作品は、女性たちが釈放後も社会復帰ができず、果てしなく苦しみ続ける姿を浮き彫りにする。パレスチナ女性は、占領だけでなく、伝統や宗教、慣習とも闘わなければならないというホーリー監督に、パレスチナ女性の抱える問題について語ってもらった。 
 

▽まずパレスチナ人に見てほしい 
 
 この映画はまず、パレスチナ人に見てもらおうと製作しました。女性が投獄されている事実は知っていても、どれほどひどい拷問を受けるのかは明らかになっていません。それだけでなく、刑務所での経験が、彼女たちのその後の人生に多大な影響を与えているという現実も知られていません。 
 
 想像することと、実際に人から話を聞くことは全く違います。本人が自分の言葉で語り、それを耳にすることによって、実体験できるというか、刑務所で過ごした女性と、普通の生活を送っている女性をお互いに近づけたかったのです。 
 
 刑務所での経験は耐え難いものですが、それがすべてではなく、社会に戻ってからの女性たちの苦しみもすさまじいのです。社会復帰は困難を極め、彼女たちを支援する制度や施設も存在しません。 
 
 パレスチナ社会では、文化、伝統、宗教、政治的および社会的制限などがひとまとまりとなって、女性の障害として襲いかかります。とにかく制約が多く、女性の行動は限定されがちです。これらはアラブの伝統やイスラム教と密接な関係があり、特に、アラブの伝統が女性の自由を制限しているといえます。 
 
 女性を縛る制約のひとつが、母・妻・姉妹といった役割の押しつけです。それとは違う生き方をするパレスチナ女性は、世間になかなか認められません。これはパレスチナ女性に限ったことではなく、すべてのアラブ諸国の女性にいえることですが、現在はパレスチナでより顕著に現れています。というのも、パレスチナは原理主義的思想が強まっているからです。 
 
 70年代にはスカーフをする女性をめったに見かけなかったのですが、このところ増加しています。スカーフどころか、目以外全身を覆っている女性さえいます。以前はこのような格好をした女性はいませんでした。 
 

▽制約の多い女性団体の活動 
 
 もちろん、パレスチナにもかなりの数の女性団体が存在し、女性の権利を守るための活動をしています。 
 
 ただ、これらの団体は容認されてはいますが、ボーダーラインを超えない安全圏内で慎重に運動しています。あまりにもオープンに動くと、非難されるからです。 
 
 彼女たちが恐れているのは、政府というより、世間の目です。社会から受け入れられなければ、効果的な活動ができません。最も脅威なのは、普通に暮らす女性たちから拒否されることです。 
 
 主張はさまざまですが、なかには、「女性は働かなければならない」「女性は男性と同じ権利を持たなければならない」「すべてを自分でしなければならない」というフェミニストもいます。私としては、これは現実と矛盾している気がします。 
 
 なにもかもヨーロッパや国際社会の基準に合わせようとする人もいます。パレスチナの女性は非常に活発でパワフルですが、伝統や文化、宗教も維持していかなければなりません。アメリカナイズされたり、ヨーロッパナイズされることは求めていないのです。 
 
 西欧の女性に追随するのではなく、自国の伝統、文化、社会とバランスをとりながら、女性の権利を手に入れていく。難しい目標ではありますが、不可能ではないでしょう。 
 
 パレスチナの経済が発展すれば、教育システムが向上し、女性たちの社会進出も進み、伝統や文化と、女性の権利の両立が可能になるのではないかと思います。 
 
 西欧の女性の多くは、自分たちが良い模範だとは考えていないのではないでしょうか。彼女たちでさえ、守られるべき権利が侵害されています。たとえば、DV(ドメスティック・バイオレンス)は、米国にも欧州にも、世界中に存在します。 
 
 パレスチナも例外ではないのですが、誰もそれについて話そうとしません。とてもプライベートな問題で、隠しがたがります。それでも、ここ数年で支援団体が設立され、昔よりはよくなってきましたが。 
 

▽次作のテーマは「名誉殺人」 
 
 占領された現在の状況では、女性を守る法どころか、パレスチナの法律の制定もできないのです。パレスチナでは、イスラエルかエジプトの法を適用しているのですが、そこにはDVといった犯罪に対する罰則はありません。 
 
 法律のないパレスチナでは、男性が集まって重要な事柄を決定していきます。人々は古いしきたり、男性が作り出した掟に従うしかありません。たくさんの間違いや失敗が生じていても、それが検証されることはないのです。若い世代は、ただ慣例に従うだけです。 
 
 男たちの独断によって引き起こされる悲劇のひとつが、パレスチナの名誉殺人 (結婚前に男性と関係を持った罪で、女性が家族に殺害されること)です。 
 
 現在製作中の新作は、まさにこの名誉殺人を題材にしています。この行為が殺人であり、犯罪であると訴えたいのです。 
 
 原理主義の高まりにより、こうした事件は以前より増加しています。貧しさ、教育の欠如、不安定な生活といった負の要素が重なると、社会は男性支配が強まり、弱者が抑圧されます。弱い立場にある女性はターゲットになりやすく、抑圧の連鎖として、このような事件は増えるのです。 
 
 名誉殺人はイスラム教だけに見られるのではなく、キリスト教にも存在していました。宗教以前の伝統で、パレスチナではそれがいまでも続いています。 
 
 私は次作で、「社会のプレッシャーは犠牲者を生み出す」ということを伝えたいのです。名誉殺人は、手を加える男性も殺害される女性も、どちらも社会の抑圧による犠牲者です。 
 
 人は誰でも家族やコミュニティー、グループに所属していたいと考えています。それは人間の抱く自然な感情です。そして、社会の一員として認められたいがために、人は暴力や殺人さえも犯してしまうことがあるのです。 
 
 このテーマを扱った映画は世に出ていないので、議論を巻き起こすきっかけになればいいと期待しています。さらに、法律の制定に一歩近づくことを願っています。いまこそ、女性の地位を向上させる、パレスチナの独自の法を作るべきときだからです。 
 
 

*ブサイナ・ホーリー Buthina Khoury 
 ボストンで映画製作の学士号、写真の修士号を修得。欧州のテレビ番組向けに、パレスチナ女性としてはじめて中東をテーマにした作品を多数制作。2000年にMajd制作会社を設立し、パレスチナの視点からドキュメンタリー映画を撮りつづける。 
「Women in Struggle」は、自らが製作・監督・撮影を担当した初の長編ドキュメンタリー映画。 

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『日刊ベリタ』 2007年07月08日11時56分掲載
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by k_nikoniko | 2013-08-30 08:20 | 掲載記事(2000~2010)

シリア軍事介入には反対です

日本にいると、アメリカからの情報ばかりで判断が鈍ります。
フランスで評価の高いネットメディアMediapartの記事にある、「アメリカ批判」、そして、「アメリカの従僕となった西欧諸国批判」が、こういうときは小気味いい。

シリア:戦争、沈黙、そして嘘

米国、フランス、英国は、シリアに軍事介入しようとしている。アサド政権の崩壊を早めるというが、発表された空爆戦は苦し紛れのようであり、合法的ではなく、同時に過去の失敗をカモフラージュする操作であり、世論の日和見主義的な行動であり、その地域の大動乱の引き金になるだろう。他の手段はあるはずだ。

はっきり言おう。真の民主主義者は今、アサド体制の崩壊を望み、被害者を救わなければならない。真の民主主義者、つまり自由市民は、米国帝国主義者の大悪魔の従順な従僕でしかない西欧の国々の陰謀者の視点で見た世界など拒絶しなければなららない。自由市民は、国際的価値があらゆる場で守られ、こうした価値の促進と防御が国際的人権の正当性を確立する唯一の方法であることを熟慮しなければならない。……

リードと数行だけ翻訳しました(このサイトは有料です)。
投稿コメントは、昨夜(日本時間)で140ぐらいだったのですが、今朝見たら380を超えてました。
日本の報道との大きな違いは、いまや世界の独裁者となったアメリカと、自国を含む西欧の政府の無力さを批判していつところでしょうか。

フランスだとかイギリスだとか国家を一般化して良し悪しを述べるのではなく、その国内に悪人と善人が存在していることを知り、善人が国際的に連帯して、新自由主義・帝国主義推進者に立ち向かわなければいけない時代なのだと思います。

日本では各国の善人の姿がなかなか伝わらないのが、すごく残念です。
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by k_nikoniko | 2013-08-29 08:11 | 戦争

シリアの友人から

2年前、シリアに住む友人から、「私たちを支援してほしい」とメールが届いた。
でも、私は何もできなかった。
何度かメールのやりとりをしたが、ここ1年以上連絡は途絶えている。
共通の友人のアラブ人たちも、その人とは連絡がとれていないという。
日本在住のあるアラブ人は、「シリアの友人に『助けてほしい』と頼まれるけど、どうしていいかわからない」と言っていた。自分の国の動乱でさえ、収拾がつかない状況だという。
友人は危険を承知でメールしてきたのに、何もできなかった。後悔ばかりが募る。
戦争はなんとしても避けたい。友人が戦争に巻き込まれるのは耐えられない。

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by k_nikoniko | 2013-08-29 01:39 | ひとりごと

子どもの楽園はどこに

子どもはどの国で生まれるのが幸せか? 本人には選択の余地がないわりに、その後の人生に多少なりとも影響する問題といえる。
以前、妊娠した友人が興味深い手紙を送ってきたことがある。日本では妊婦がお産について学ぶ教室が開かれており、そこに通う“将来の母親”たちは、えらく気合が入っているという。お腹の中にいるうちから、わが子の人生設計を立ててしまっている親がいるというのだ。子どもが誕生したら、どこの幼稚園、そしてどこの小学校、と、特に東京など首都圏に住む親は忙しい。子どもの意思など考える余裕もない人もいるらしい。
子どものほうも、塾やおけいこ事で毎日大変。こちらもまた、自分が何をしたいのか考える時間などなさそうだ。この世に生まれ落ちた瞬間から受験戦争に巻き込まれてしまうのは、日本人に生まれた宿命なのだろうか。
それでは、フランスはどうだろう。子どもを持ったからといって、“母”としての役割だけを果たす女性は少ない。あくまで“女”であることを忘れないフランス女性は、そこだめ子どもの人生を独り占めしない。父親もしかり。ただし、男、女を捨てないということは、ヘタをすれば子どもを犠牲にする場合もあるのだが…。
受験で暗記したことは、忘れるのも早い。日本人は、考えること、意見を述べることに慣れていないために、外国生活で苦労した人も多いはずだ。
まだ経験がないので大きなことは言えないが、未来の子供のために、何が彼らにとって幸せかを考えたいと思う。
パリの美術館、博物館では、親子連れの家族をよく見かける。幼児期からアートに触れる機会が多い彼らは幸せだ。緑が豊富で自然にも恵まれている。こうした環境が、大人にも子どもにも心の余裕を与えているのだろう。
子育てはとてもクリエイティブな仕事だと思う。まずは我々大人が“センス”を磨かなければならないのかもしれない。

『Boulevard』 1995年7/8月号
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by k_nikoniko | 2013-08-28 08:48 | 掲載記事(1991~1999)

北海道で実施された朝鮮人強制労働犠牲者遺骨発掘

2013年8月19日と20日、北海道の旧忠別共同墓地で行われた、「江卸発電所・東川遊水地工事 朝鮮人強制労働・動員犠牲者遺骨発掘」に参加しました。
旧忠別共同墓地は、旭川空港から車で20分ほどの東川町を抜け、天人峡に向かって進み、忠別ダムを越えた先の山側に位置します。
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途中、東川町あたりで、北海道では珍しいゲリラ豪雨にあい、お天気はいまひとつ。
道に迷ったりして思っていたより時間がかかり、夕方4時ごろ現場に到着。ちょうど発掘作業が終わったところでした。ぬかるみの坂道を登っていくと、狭い現場には、日本人、韓国から来た韓国人、在日など、大勢の人が集まり、後片づけをしていました。
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今回の発掘は、忠別に暮らしていた住民の証言をもとに行われました。証言によると、「終戦の年1945年の2月、墓地の入り口に穴を掘り、朝鮮人の遺体を埋めた。棺桶はニシン箱を再利用したもので坐棺だった」そうです。この旧墓地の遺骨は、1980年代末に新しい墓地に移されました。
戦時中、江卸発電所および東川遊水地の建設のために、朝鮮半島から朝鮮人が強制動員されました。遊水地は水田用の水温を上昇させる目的で、東川に3か所、東神楽に1か所、東旭川に2か所の計6か所造られました。

宿泊は、東川町のキトウシ森林公園内ケビン・キャンプ場。かわいらしい(ケビン)ログハウスが並ぶキャンプ場です。私が1泊させてもらったケビンは、韓国人4人と日本人4人。日本語が上手な韓国人が2人、韓国で暮らす日本人が1人いて、通訳してもらいながら、夕食時間まで、自己紹介したり、女子会っぽいノリでおしゃべりに花が咲きました。

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by k_nikoniko | 2013-08-27 08:04 | 歴史

相馬高校放送局の演劇「今 伝えたいこと(仮)」

JCJ特別賞を受賞した相馬高校放送局。
原発をテーマにした演劇「今 伝えたいこと(仮)」のライブを、昨年12月に仙台で観ました。
DVD上映とは違い、女子高生たちの生の叫びは強烈でした。
上演後のトークショーでの彼女たちの会話もまた、深く胸に突き刺さりました。

以下、彼女たちのお話です。

芝居をやることで、当時のことを思い出し、つらい。
後半の観客席に向かって叫ぶシーンは、練習の時も本番の時も、毎回つらい。

思い出すのがつらくて、本当は忘れてしまいたいぐらい。
忘れたら、原発とかどうなるのかと考えると、忘れるわけにいかなくて。

シナリオは実体験を集めて書いた。普段言わなくてもいいようなことも言って。
自分のつらいことを掘り起こして他人に話すのは、聞く側もつらい。
「地デジ買った?」という普通の会話でさえ、そのひとつひとつの会話が地雷になるかもしれない。
普段の会話で、使わなくてもいい気をつかうようになった。
つらかったことは話すのも聞くのもつらい。
私は被害が少なかったので、「自分はどうしてこんなに幸せなんだろう」と思ったりする。

音響を担当しているが、毎回涙が出る。
観客が涙を流している音が聞こえ、真剣に聞いてくれているのがわかり、うれしかった。
家の中も毎時0.2マイクロシーベルトで、放射能は本当に怖いです。

原発に関しては、しょうがないかな、とあきらめた部分もある。

普段あたりまえのもののありがたみ、価値観が変わった。
いつも「おはよう」と言っていた人がいなくなって…。
日常の幸せをかみしめている。
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by k_nikoniko | 2013-08-26 08:41 | 原発・核

70年代の少女漫画で描かれた女性の自立

札幌で開催中の「ベルばら展」に行ってきました。

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「フランス革命」を知ったのは、『ベルサイユのばら』を読んで。
そういえば、オスカルはフランス革命で反旗を翻したんだった。
部下に向かって言った言葉(フィクションだけど)。
「さあえらびたまえ。国王の貴族の道具となって民衆に銃を向けるか、自由な市民として民衆とともにこの輝かしい偉業に参加するか!」
「祖国のために民衆とたたかおう‼ 歴史をつくるのはただひとりの英雄でも将軍でもない、われら人民だ」

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「平塚らいちょう」は、『はいからさんが通る』を読んで知った。
花緒の同級生・環はこう言う。
「わたしたちは殿方にえらばれるのではなく、わたしたちが殿方をえらぶのです。そのための勉強ならいくらでもします」
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40年前のこれらの少女漫画は、女性の自立をさりげなく描いている。
当時、私は小学生。子ども心に、女性が活躍できる社会がくると信じてたような気がする。
こうした女性たちの要求が反映されていたら、いまごろ日本は、男女平等指数ランキングで101位という不名誉な結果にはなっているどころか、スウェーデンなみに男女の格差がなくなっていたかもしれない。

先日亡くなった藤圭子さんがデビューしたのはこのころ。
当時希望に満ちていた女性たちが、50代、60代をどう生きていいのか。
藤圭子さんの生き方は、年を重ねた女性のこの国での生きずらさを表しているようにもみえる。
若いうちは“若い”というだけでチヤホヤされるけどね。
介護疲れで命を絶った清水由貴子さんのときもそうだったけど、他人事とは思えないです。
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by k_nikoniko | 2013-08-25 09:12 | ジェンダー

男を買うパリの女、だけれども…

「パリに出張、女ひとりじゃレストランで食事するのも恰好悪い。バーで飲みたくても、物欲しそうな男性が近づいてきて、落ち着かない」「友人の結婚式。別れた男は新しいガールフレンドと出席するらしい。まだ独りだって絶対バレたくない!」
 たった数時間だけでいいからパートナーがほしい。気兼ねなく、自分の思い通りになる忠実な紳士がいたら…。話は簡単、男をレンタルすればいいのだ。
 紳士道を極めたプロ級のエスコートボーイを貸し出すレンタル業がロンドンで人気だと、フランスの女性誌で紹介されたのは昨年8月のこと。その3か月後、パリにも同様のビジネスが登場した。ジェントルメン・ウォーカーズを始めたのは、六本木にも滞在したことがあるという26歳のパリジェンヌ、マリリン・ヌシャさん。「面白いコンセプトだと思ったの。社会に進出して活躍する女性が増えている、今の時代にぴったりのビジネスだから」
 外出は男女同伴が一般的なカップル社会のヨーロッパ。ビジネスのパーティーやディナーなどでは、同伴者がいないことで、他の女性に嫉妬したり、男性から変な誘惑をされたりと、女性がひとりでいると居心地悪い思いをすることが多い。適当なパートナーがいないなら、借りるのが手っ取り早いということになる。
 今までにない画期的な考えに、フランスでも肯定的な人が多い。「最初は抵抗があったようですが、みんなこのアイデアを理解し、賛成してくれています」 マリリンの事業も盛況だという。利用客は25~65歳の女性で、フランスの地方や海外から出張でパリに来る30~40代のビジネスウーマンが最も多い。目的は、ディナーやパーティー、オフタイムのパリ市内観光がほとんどだが、なかには離婚した夫に抵抗するためという、芝居がかったケースもあるとか。
 この手のビジネスで気になるのが、エスコート以外の要求がからんでこないかということ。「このサービスにはセックスはまったく含まれません。また、エスコートボーイは、クライアントの電話番号、住所は聞いてはいけないことになっています」 男女平等を強く主張するアングロサクソンの国では、ビジネスと恋愛は別と割り切り、お金を払って借りた男性に、恋愛感情を抱くことは少ないといわれる。フランスでも恋愛抜きが成立するのか? 男性が女性にお金を払う場合、寝ることも含め、したいことをすべてする権利を持とうとするのが一般的ですが、女性が男性にお金を払う場合、身を守るため、また、女王のように扱ってもらうためなのです」
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by k_nikoniko | 2013-08-24 09:26 | 掲載記事(1991~1999)

「恵庭OL事件を考える」シンポジウム

「恵庭OL事件を考える」シンポジウムに参加。
事件は2000年3月に起き、直接証拠も自白もないままOさんに有罪判決が下された。昨年10月に再審請求を申し立て、現在審理が進められている。
どう考えても「おかしな」判決。一審のときから支援してきた。
恋人をとられた嫉妬から女を焼き殺す、というのは陳腐なシナリオ。
性犯罪の疑いもあり、女性の人権侵害にかかわる事件でもある。

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by k_nikoniko | 2013-08-24 01:32 | 社会問題