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兵役ではなくボランティアを選択したドイツ青年の話

1997年ごろにパリで会ったドイツ青年マティアス(27歳)のインタビューです(未掲載)。

「住み込みのベビーシッターをしながら、6ケ月ぐらいフランス語を勉強するつもりが、6年もパリに住むことになってしまったんだ」
ケルンの南西、ドイツの小さな町で育ったマティアスは、高校卒業後、兵役の代わりにソーシャルワーカーを選び、2年の任務を終えた21才の時、“外の世界を見るため”、パリへやって来た。
同じ家庭でベビーシッターとして5年働いた間に、滞在延長のため大学進学を決意。
何を学ぶか悩んだ末、美術史を専攻することにした。
「ドイツの若者は、移動したがる人が多いようです。フランスの若者は、どちらかというと留まる方が好きなようだけど。ベルリンなどの大都市に住んでいれば別だけど、ドイツの田舎の若者は、外に出たいという気持ちが強いんじゃないかな。僕の意見としては、いろいろな国に行ってみるのは、いいことだと思うよ。人生経験が豊富になるしね」
昨年、交換留学生としてローマの大学に行く予定だったが、ガールフレンドと離れるのが辛く、パリに留まることにした。
「ほとんどのドイツ人は、考え方がオープンだよ。フランス人は少しシビアな見方をするけどね。もちろん僕はドイツ人だけど、ドイツ人ということより、“マティアス”という人間であることを意識しているんだ」
最初は、フランスではなくトルコへ行こうと思っていたという。
ドイツには、たくさんのトルコ人が移住しており、彼らの国に興味があったそうだ。
こういう若者とは反対に、ネオナチやスキンヘッドによる移民トルコ人の迫害事件が、ドイツでは問題になっている。
「失業中の若者は、ドイツ人よりいい仕事をしている知的なトルコ人に嫉妬しているんだ。くだらない嫉妬だと思うな。ナチズムは時代遅れで、ただの幻想でしかないよ」
過去の戦争経験から、フランス人はドイツ人にときどき厳しい批判をする。
過去は忘れてはいけないし、事実を認めるべきだが、そこから何かを学ばなければならない。
そのことにプライドを持ったり、怒ったりすべきではない。
マティアスはそう考えているそうだ。
「2年前にシャンゼリゼ大通りでドイツ軍が行進した時、多くのフランス人が反対した。これは、新しいフレンドシップのための、歓迎すべきサインだと思う。僕たちは現代を生きているのだから。ヨーロッパ社会の隣同士で戦争するなんてバカげているよ」
今のところ、将来のビジョンは未定だというマティアス。
今年6月に学位を修得したら、就職活動をする予定だ。
言葉のいらない自己表現アートで、世界を相手に働くのが希望なのだそう。
人生を旅にたとえる彼。
スタート地点はフランスのパリだったが、今後の旅程はまだ定まっていない。
奇想天外なプランを立ているのか、ニヤリとほくそ笑んだ。


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by k_nikoniko | 2013-07-31 23:37 | 歴史

パリの商店街はなぜ元気か?

財政破綻したデトロイト市は、シャッター街や廃墟が多かったそうです。

90年代末から約10年、月刊「専門店」の「世界の専門店拝見 こんな店・あんな店」でパリの専門店取材を担当させていただいた。延べ50軒近くの専門店を取材したのではないかと思う。
パリの専門店の店主たちは、店の自慢をしたくてたまらない様子で、みな自信に満ち溢れていた。若い店主も多く、エネルギッシュで、将来の夢を大いに語ってくれた。
現在もほとんどかわらないが、その当時のフランスは、失業率10%前後(若者は20%以上)で、不況の真っ只中だった。グローバル化や規制緩和、大型店の脅威といった厳しい状況は日本と変わらない。
しかし、商店街、専門店のあり方は、日本とフランスに大きな違いがあるように感じる。同様に打撃を受けながらも、たおやかに生き残るフランスの商店街や専門店。その違いはどこにあるのか? 

若者への優遇措置でフランス商店街は活性

 日本の商店街は、店主の高齢化や新規開業における資金不足がネックになっている。その点、1973年に制定されたフランスのロワイエ法は、柔軟に商業活動に従事できる仕組みが徹底している。
 ロワイエ法は、小売商業者や職人が保護する大店法として知られているが、それだけでなく、小売業者の人材育成や新規開業者への助成、近代化や転業を望む小売商業者・職人への支援なども定められている。
 たとえば、新規開業を意図する若者は、十分な資格や技術を取得していることを条件に、優先的貸付が認められている。若者への貸付措置がとられた背景には、70年代の失業問題があり、こうした施策は、失業がいまだ深刻な現代社会において、重要な雇用対策のひとつとなっている。
 若者の職業教育や職業訓練を重要視しているのも、失業問題に起因している。職業訓練制度は、国や企業、地方自治体、職業訓練機関、労働組合などが連携して実施されている。その内容は、中学レベル(16歳)の初歩的な訓練から大学レベル(26歳)まで、年齢や経験に応じて各種用意されている。
 フランスの教育課程の最後の二年間は、小売業や職人としての実習・見習教育を受けることができ、それが単位として認められる。実習生を受け入れた事業主には奨励金が交付されるなどの優遇措置もとられる。
 こうした職業訓練制度は、若者が知識や技術を身につけるとともに、さまざまな職種への関心や認識を高めることにも役立っていると思われる。自分に適した職種の資格を取得し、就職へのアクセスもしやすくしている。
 一方、高齢者に対する施策としては、60歳以上の商業者・職人に給付金が支給されたり、活動が遂行できなくなった者への給付金がある。こうした保証のおかげで、引退や廃業に踏み切りやすくなっているようだ。
 若年層への助成金支給や職業訓練、そして、高齢層への給付金という制度のおかげで、フランスの小売商業者・職人は、世代交代がわりとスムーズに行われ、新規開業や商業の活性化が促されているように見受けられる。

 若者の雇用問題が深刻さを極めるなか、フランスのこうしたシステムが日本でも適用されるべきではないか。同時に、後継者不足に悩む店主たちにとっても、望ましい施策ではないかと思う。
また、シャッターを開放し、若者たちに就業のチャンスを提供するのも、ひとつのソーシャルビジネスといえないだろうか。
 フランスでは、社会問題はもとより、都市計画や交通計画も、中小小売業に関連性をもたせている。さらに、こうした計画の策定にあたり、市民参加型で活発に議論されている。

『専門店』 2010年3月号


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by k_nikoniko | 2013-07-30 23:05 | 雑誌などに掲載された記事

フランスでも高まる健康的な沖縄料理への関心

その「火つけ役」に聞く

 肥満や成人病が急増し、健康への関心が高まっているフランス。中でも、食生活の乱れが社会問題視され、食生活の改善が叫ばれている。そんなフランスで、健康的な沖縄式食事法が注目され始めている。沖縄に関する講演会、記事、出版物も続々と登場している。その火つけ役となったのが、昨年秋に発行された「沖縄ダイエット(Le Régime OKINAWA)」だ。著者である健康ジャーナリスト、アンヌ・デュフールさんに沖縄料理の魅力を聞いた。 
 
 「沖縄ダイエット」は、ガンや心臓病が少ないといわれる沖縄の食事をフランスでも取り入れやすい形にし、若々しく長生きする秘訣を解説している。デュフールさんは沖縄に行った経験はないが、長寿の食生活に強くひかれたという。 
 
 「1年半か2年ほど前にフランスで沖縄に関する研究が発表され、医師や関係者のインタビューを新聞に書いたのが、沖縄との出会いです」 
 
 鈴木信・沖縄長寿科学研究センター長の30年以上にわたる研究は、「ザ・沖縄プログラム」という題名で2001年に米国で出版され、その後、英国でも沖縄の長寿について語られる機会が増えた。やや遅れてフランスに上陸したわけだが、食にこだわる国だけに、大きな話題となっている。 
 
 「フランス人はもともと “奇跡の料理法”が好きなので、病気を予防できる沖縄料理にも関心が高まっています。フランスでも成人病が大きな社会問題になっていますから」とデュフールさん。 
 
 デュフールさんによると、フランス人の死因の第1位は心臓病で、32%を占めている。2位のガンはここ20年間で60%増加し、200万人がガンにかかっていると推定されている。また年間5万人が脳溢血で死亡し、糖尿病患者は30万人をくだらず、女性の半分が骨粗しょう症だともいわれる。 
 
 一方、沖縄での病気の発症率は低く、心臓病、ホルモン系のがん(乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん)は西欧の5分の1。沖縄人は骨密度が高く、骨折する人も西欧人の5分の3ほどだという。介助が必要になってから死亡するまでの平均期間は、フランスが7年に対し、沖縄は2.6年。100万人当たりの100歳以上の高齢者数は、フランス12人に対し、沖縄は33人である。 
 
 長年の研究により、健康の秘密は沖縄人の遺伝子にあるのではなく、バランスのとれた食生活だということが明らかになった。沖縄式食生活は12の点で優れているという。①心筋梗塞や心臓病が少ない②悪玉コレステロールが少ない③脳梗塞が少ない④がんが少ない⑤肥満が少ない⑥糖尿病が少ない⑦メタボリック症候群が少ない⑧更年期障害が軽い⑨骨密度が高い⑩脳の働きが活発⑪いつまでも若々しい⑫ストレスが少ない-だ。 
 
 「ほとんどの成人病は食生活と関係があり、食事を改善して防ぐことができる。食べ物に気をつければ、心臓病を患う確率が低くなる。薬で病気を治すより、食生活を改善して予防する方法に勝るものはありません」とデュフールさんは断言する。 
 
 、自国の料理に誇りを持つフランス人に沖縄式の食生活が受け入れられるのだろうか。 
 
 「フランス料理といえば、一流のシェフが腕をふるい、時間をかけて食べるといったイメージが一般的です。でも、それは幻想にすぎず、現代のフランス人はピザやファーストフードですませている人が多い。スーパーマーケットに行けば一目瞭然でしょう。野菜を買う人より加工食品を選ぶ姿をよく見かけるはず。今のフランスの食生活は決して良いとはいえません。フランス料理は素晴らしくても、実際にはそれを食べていないのが現実です」 
 
 食生活の米国化は、美食の国をも脅かしている。著書の中でもそれを危惧した文面が目立つ。冒頭では、「近い将来、米国人の寿命が縮むと予測されている。肥満がもたらす病気が増加するからだ。米国式の食生活を続けていれば、フランスも同じ道をたどるだろう。それよりも沖縄式の食事を見習うべきだ」と記されている。 
 
 2003年に世論調査会社が行った調査によると、フランスの成人肥満者は530万人で、1440万人が太りすぎだという。ここ数年、毎年5%の割合で増加し、6年後には人口の40%前後が肥満ぎみになると見込まれている。 
 
 「テレビを見る時間が増え、運動をする時間が減っています。6年後にはアメリカのようになりかねません。子供たちは炭酸飲料をたくさん飲み、大人も調理が面倒な魚類を食べようとしない。電子レンジで温めるだけの食品は簡単ですから。ピザが悪いわけではないが、そればかりとなると問題です。先進国は加工食品を多く消費し、カロリー過多になりがち」 
 
 沖縄人が1日に摂取するのは1800カロリーほど。低カロリーであっても、ビタミンやミネラルが豊富な高栄養の食品を食べ、空腹感に苦しむことなく健康を維持している。 
 
 「沖縄人はフランス人より多彩な食品を摂取し、料理の味付けも一様ではありません。フランスは塩味に偏りがちですが、沖縄料理は苦味や酸味などバラエティーに富んでいます。味を変えると食べる量を抑えることができるので、とても理にかなった食べ方だと思う」 
 
 料理のレシピは別の執筆者が担当したが、デュフールさん自身も沖縄料理を習ったそうだ。 
 
 「とても楽しかった。好きな料理はゴーヤチャンプル。たくさんの具が入っているうえ、カラフルで美しい。フランスではゴーヤは手に入りにくいため、キュウリで代用することもある。フランスではまだ沖縄料理レストランが少ないのですが、エスニック料理ブームでもあり、沖縄料理に注目する人が増えている」 
 
 出版にあたり、沖縄県出身者を始め多くの人に会ったというデュフールさん。食生活だけでなく、沖縄の人の生き方そのものにも魅せられた。 
 
 「友達や家族とのつきあい、集団での暮らしといった人間関係に興味を持った。個人主義者のフランス人はそれぞれが自分のことばかり考えていますが、沖縄の人は違う。人と人との結びつきを大切にしています。それに、悲劇的な歴史を体験しているにもかかわらず、人々は笑顔を絶やさない。そうした沖縄人の精神に魅力を感じる」 
 
 「小さなことにこだわらない点も好き。日本人は時間に正確といわれていますが、沖縄の人はそうでもありませんし、遅れたとしてもイライラしません。ストレスをためない賢明な生活をしていると思います。これこそ人間らしい生き方でしょう」 
 
 9月に出版予定の最新本では、フランスで沖縄人のように暮らすヒントを紹介する。体にいいものを食べ、くつろいで過ごすという沖縄人の精神を伝えたいという。 
 
 「読者から『沖縄に行きたくなった』との手紙をずいぶん受け取った。この本がきっかけとなり、フランスで沖縄人気が高まったらうれしい」 
 
 沖縄人でなくても、同じ日本人として、それは喜ぶべきことである。しかしデュフールさんとのインタビューを終えて、沖縄の素晴らしさをあらためて見直したと同時に、それをフランス語で聞いていることへの矛盾も感じた。日本の健康的な食文化を率先して伝えるのは、我々日本人の役目ではないか、と。 

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『日刊ベリタ』 2006年08月02日12時31分掲載
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by k_nikoniko | 2013-07-29 23:37 | 雑誌などに掲載された記事

映画『ショック・ドクトリン』を観て

映画『ショック・ドクトリン』を観ました。すごくよかったです。
監督のひとりはマイケル・ウインターボトムで、期待通りでした。
アベノミクスもTPPも本当に危険。
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by k_nikoniko | 2013-07-28 21:12 | カルチャー

“美白”に何の価値がある?

今回の美白化粧品回収の根底には、この国の過剰で異常な“美白”願望にある。
そもそも“美白”に何の価値があるのだろう?
美白効果と紫外線対策は違う。紫外線対策には、皮膚がん予防や肌の老化といった目的があるのはわかる。
しかし、なぜ“美白”が称賛されるのだ?
美白だからといって、「健康にいい」とか、「金持ちになる」とか、「男にもてる」とか、そんなのはない。
「ゴボウよりダイコンのほうがいい」というぐらいで女性を選ぶ男性は、ろくなヤツではないので、こちらからやめておいたほうがいい。
美白で得することなんて、ほとんど全くといっていいぐらい、ないのではないだろうか。
美白ブームで利益を得ているのは、せっせとお手入れしている女性ではなく、化粧品メーカー、広告代理店、マスメディア。
そして、化粧品メーカーの競争激化が今回のような事件を引き起こし、犠牲になるのは、ブームに乗ってしまった女性たち。
もうやめようよ、そういうの。
お金をかけるのなら、もっと価値のあるものを選びましょう。
そのほうが、ずっと美しく輝いた女性になると思うよ。

以下は、『フランス式美人道A to Z』より。

日本の「美白」に匹敵するぐらい、フランスで頻繁に使用される言葉が「ボンヌ・ミーヌ」。その意味は、「美白」と正反対で、「こんがり日焼けした顔色」のことです。
色白美人がもてはやされる日本とは違い、フランス人は白い肌にコンプレックスを持ち、老若男女みんな小麦色の肌にあこがれます。…中略…
フランスでは健康的な顔色のほうが好感をもたれますが、「ボンヌ・ミーヌ」の流行と対照的に、日本の「美白」ブームは、国際社会の動きに逆行しているともいえます。世界の美容事情に敏感で、元気に働いている日本女性がたくさんいるのに、かなり矛盾しています。
色白の女性は、楚々としておしとやかな印象を与えます。消極的な日本女性のイメージはなかなか撤回できないようです。「色白」から脱却できないのは、日本女性が強いられている状況にも関係あるのかもしれません。
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by k_nikoniko | 2013-07-27 09:41 | ひとりごと

英国ガーデンデザイナーのデビッド・スティーブンス氏

日本人はイギリスが好きですね。
これは1998年の記事。日本での英国式庭園ブームに「どうしてなんだろう?」とのご意見も。


「やあ、いらっしゃい」
 満面の笑みで出迎えてくれたのは、ガーデンデザイナーのデビッド・スティーブンスさん。彼の自宅は、ロンドンから電車で約40分、ミルトン・キーンズからさらに車で15分ほどのところにある。
 まわりには20軒ほどの人家しか見当たらない。「ここは、パブもショップもないんです。こういう田舎はね、英語で“ハムレット”というんですよ」 1650年に建てられた家を改装して、5年前からここに住みはじめたという。
 「4年前から6月の間だけ、庭を一般公開しています。シーズンが過ぎてしまったので、今は少し、みじめな状態だけどね」
 BBCのテレビ番組にも出演しておなじみの彼は、いたって気さくな人柄。7月のある日の午後、自らコーヒーを入れながら、さっそく庭園談義がはじまった。

コピーではない自分の庭造り

「今、日本では英国式庭園が大流行なんだってね。でも、日本には伝統的な日本庭園という、すばらしいスタイルがあるのに、どうしてなんだろう。現代の生活にマッチした日本庭園を追求したほうが、おもしろいと思うけど」
 イギリスも日本も、庭園の歴史は長い。彼は、その本来持っている伝統を無視し、ほかの様式をコピーすることに納得がいかないようだ。
 「真似をするのは感心しませんね。イギリスの庭をそっくりそのまま日本に作ろうとして、同じ植物や小物を買いそろえるなんて、おかしなこと。人はそれぞれの庭を造るべきなんです。生活環境に調和した、自分だけの庭を造ることのほうがすてきですよ」
 こう語るスティーブンスさんは、イギリス人でありながら、伝統的な英国庭園に否定的で、“コンテンポラリーガーデン”の先駆者として活躍している。
「伝統は大切ですが、そこにとどまっていてはいけないと思うのです。しかし二一世紀を目の前にしているのに、人々は50年前の庭をイギリスの庭として見に来る。建築デザインや音楽やファッションはこんなにモダンなのに、ガーデンは古典へ逆戻りしているとしか思えない。イギリスでも、モダンガーデンを理解してくれる人は少ないんですよ」
 庭も現代的に変化しなければならない――。新しいアイデアを表現する彼の庭は、いわゆる英国式のものとはかけ離れている。過去22回の受賞歴を持つ『チェルシー・フラワーショー』への今年の出典作品も独特であったようだ。
「植物を使わない、木と岩だけの庭でね。空間の利用がテーマになっています。ちょっと京都の庭に通じるものがあるかな。私のデザインは、ますますシンプルな方向へと向かっていますね」
 彼のデザインは、“ストラクチャー(構成)”という言葉で表せるだろう。たとえば、植物を用いる場合は、立体感を大切にして種類は4、5種におさえ、その代わり、ひとつの種類を100本くらい使ってボリュームを出す。100種類もの植物をカラフルに多様するという、伝統的な英国式庭園とは、まったく反対である。
 「人々が自由に旅するこの時代、デザインが“日本式”“英国式”ととどまっていられるわけがない。人間同様、デザインも動いているんですから。ほかの文化から影響を受けるのは、悪いことではありません。そこからインスピレーションを得て、オリジナルの庭を造っていけばいいのです。そう、コピーとインスピレーションはまったく違うものですね」

ガーデンデザインという仕事

 ガーデンデザイナーという職業は今でこそ広く知られているが、一般的になったのは80年代に入ってから。70年代はイギリスにも専門の学校はなかったという。スティーブンスさんは、テムズ・ポリテクニックでランドスケープ・アーキテクチャーを学び、この道に進んだ。
 「建物と庭はいつも密接な関係にあるので、建築の勉強がガーデンデザインにとても役立っています。一般の人は、家、庭、植物と、別々にデザインしがちだけど、いいデザイナーはすべてトータルに考えます。だって、庭は孤立した存在ではないですからね」
 建築物と庭の関係は、デザインしていく家庭で結ばれていくのだという。
「デザインは、デザイナーのひとりよがりではなく、人のためにするもの。庭の持ち主、つまりお客さんが一番なんです。私はデザインをする場合、まずクライアントに会って、相手の考えていることを知ることからはじめます。家の壁の色やインテリア、寝室、家族、ライフスタイル、街の通りの様子など、あらゆる情報を収集しますね」
 その後に、庭を一人で歩いてみて、サイズを確認して分析する。そして思いついたアイデアのスケッチをクライアントに見せ、本格的な設計図を描き、最終的に賛成が得られたら、造園の作業にとりかかる。こうしてデザインした庭は100を超えるそうだ。

模様替えする庭、新しさの追求

自宅と仕事場のある建物にはさまれた庭に、まさに彼のガーデン哲学が表現されている。
「ラインを意識してデザインしてあります。水が好きなので、池や流れは必ず加えますね。庭はただ観賞されるばかりではなく、実際に歩いてもらい、人をその自然環境に巻き込む目的を果たさなければと思うのです。水の流れを渡ったり、こころよい音をたてる砂利道を踏みしめたり――。異なる空間に移動する楽しみを味わうために、私は、庭も部屋のような感覚でデザインしていきます」
 そうした庭を構成する要素は、無作為に選ばれているわけではない。たとえば、枝の長い植物は、風によって美しい動きを見せる。このときに生じる音もまたきちんと計算されているのだ。そしてラベンダーなどのハーブで自然の香りを楽しむことも。
「残念なことに、人間は植物が生み出すサウンドと香りを忘れてしまいました。私にとって、カラフルな花はボーナスにしかすぎず、むしろ、美しい葉の形のほうに興味がある。夜のライトに照らされてできる影にしても、その効果を考慮していますよ。私のこの庭はね、ときどき変化させているんです。部屋の家具の位置を替える人は多いのに、庭の模様替えをする人が少ないのは不思議だと思わない?」
 ガーデンデザインのほか、テレビ番組、本の執筆、ミドルサセックス大学の講師など、多忙な毎日を送っているスティーブンスさん。アメリカ、イスラエル、南アフリカ、スリランカなど、世界各国でも活動しており、この11月にはアルゼンチンへ行く予定だ。今はやりたい仕事だけをしているので、本人はその忙しさも感じていないようだ。
「もっとも恐れているのは、同じことを繰り返すこと。私は、新しさを追求し続けたい。いつもスタート地点にいたいと思っています」

『THE CARD』 1998年10月号
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by k_nikoniko | 2013-07-26 07:50 | メディア掲載記事(1991~1999)

男性の心理を知るための…(2/2)

スウェーデンで男性が初めて半年の育児休暇をとったのは1979年。その男性は、「スウェーデンでさえ、男女平等への道のりは長い」と言ったそうです。(「フランスもうらやむスウェーデンの育児対策」)
その計算でいくと、日本でもいまごろスウェーデン並みの男女平等社会になっていたはずなのに。
仕切りなおしとなった今、そうした社会の実現までには20年以上かかってしまうかもしれません。
今度こそ、次の世代に、もっと生きやすい社会をバトンタッチしたいです。

男性の心理を知るための50冊(伊佐山ひろ子さんインタビュー)

自分の気持ちが相手にも反映する。だから謙虚に正直にいかないと……。

「男性はミステリアスでわからないことがいっぱい。恋人、友人、仕事の同僚など、ある程度つき合っても、次から次とわからないことがたくさん出てくるし。人って100人いれば100人みんな違うでしょ。1人の男性が他人と接するとき、自分と接するときでは、また違ったりするしね」
 女優として、またエッセイストとして、男と女の微妙な心理をみずみずしい感性で表現する伊佐山さん。男の心理は複雑で理解でいないからこそ、魅力を感じ、好奇心もわく。そして、わからないから自分勝手に想像し、小説のなかで遊ばせてしまうという。でも、やはり興味のある人の心の中は気になるもの。
「好きな人の心の動きはかえってわからないものですよね。面と向き合っていればいるほど。頭の中が彼のことでいっぱいになってね。相手の気持ちがわからないから、何だろう、何だろうって、いろんな本を読んだり、映画を観たり、音楽を聴いたりして理解しようとするのよね。そうやって一生懸命吸収しようとする恋愛中のパワーってすごいと思います」
 男の心理を知る上で参考になるのが男の人を追究した本。男の生きざまを通して、男とは何かを感じることができる。
「とても好きな映画監督のひとりにジョン・カサヴァステがいるのだけど、彼について特集した“スウィッチ”では、さまざまな角度から彼を追究していて面白かったですね。妻であり、女優であるジーナ・ローランズとの関係もステキなの。夫婦であったり、女優と監督であったり、時には兄弟のようであったり、男性とのいい関係をつくっていくためのお手本になりますよ」
 1人の全く知らない人を知ることも、男性の心理を知る上で大切。知っている人を知るだけではなく、知るよしもない人を知る好奇心も必要である。
「男性一般の気持ちがわからないから本を読みましょう、というより、一人一人違うのだから一人一人違うということを知るためにも、いろんな人のエッセイや自叙伝のようなものを読むのもいいですね。未知の人を知るのも面白いものですよね。橋本治さんの書いた『絵本徒然草』は、かの有名な日本の古典を現代訳したもの。青年から中年の男性心理を知るのと同時に、人生がどういうものかも触れてることができると思うの」
 女性がたくましくなったとはいえ、社会性、責任という点では、男性に学ぶべきものがたくさんあるといえる。
「男性は社会のなかで1つの歯車として、ある程度我慢して仕事をし、その上、妻を思いやって生活していく習慣性を身につけていて、それが当たり前のようになっていますよね。女性も社会で活躍しだして、男性と同じようにできるようになったからって評価されているけど、男は昔からそうするのが当たり前だったわけ。男性の忍耐力にはかなわない気がします。女性の場合、第一線で働いている人でも、自分の生理的なことが出てきたりして、ちょっと相手に気をつかって「元気?」とか声をかけると「調子悪くて、でも忙しくて休めないの」とぐだぐだ始まっちゃう人が多いのね。プライバシーと社会を区別できないというか、遠慮がないというか。自分のことだけしか考えていないと社会的には見苦しいじゃない? 女性には客観性に欠けた人が多いと思うのよね。男性は、まず相手がどうしたいのかなって、考えることから始めますね。相手優先よね」
 女性にないもの、男性の素晴らしいところを学ぶためには、一方通行の理解ではダメ。
「自分の気持ちがその相手に反映するからね、男性に対して、アッシーとかメッシーとかの気持ちでしかなければ、相手は何も返してくれないと思うの。その人のことを知りたいと思うなら、尊敬というか、謙虚に正直にいかなければね。アッシーみたいなつき合い方に慣れてしまっていたら、本当に興味ある人が現れても、女性が持っていないものを相手から学んで自分のものにしたい、と伊佐山さん。男と女、GIVE & TAKEのいい関係が成立したとき、お互いが成長できるのだ。

『She’s』(主婦と生活社) 1991年2月号
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by k_nikoniko | 2013-07-25 08:11 | メディア掲載記事(1990以前)

男性の心理を知るための…(1/2)

某新聞の記事に、「恋や結婚と同じように食べ物は強制するものではないが、食べてみないとわからないのは同じ」という記述があった。
恋や結婚の相手は人間。モノ言わぬ食べ物にたとえるなんて…。その感覚がわからない。
しょせん男にとって、恋や結婚の相手選びは、“きゅうり”を選ぶのと変わらない、ということなのだろうか。
しかも、食べてみないとわからないって、食べるのは男のほうで、女は黙って食べられるってこと?
それは橋本発言に通じるものがある。

80年代は“女性の時代”といわれ、私は本当に、“男女の差のない社会”になると思っていた。
なので、その当時に書いたものには、モロそれを意識した記事が多い。
「男性の心理を知るための50冊」もそのひとつ。
あれから20年以上がたった。
「理解してないのはそっちのほうでしょ!」と怒鳴りつけたいけど、少し大人になったので、ぐっと抑える。
“女性の時代”は不自然だから、“差別なく共存する時代”をどう実現するのか、考えているところです。

男性の心理を知るための50冊(山崎洋子さんインタビュー)

男と女が触発し合って共存するためにも、まずは相手を理解し与えることから始める

 小説を書く上で登場人物の心理描写はかなり重要である。しかし、男性心理を書くのはあまり得意ではないとおっしゃる山崎さん。
 オンナの時代といわれる今、世の男性たちは、本当に弱くなってしまったのだろうか?
「昔は女性が被害者という意識が強かったのですが、現在は男性がかなり追いつめられていると思います。今の女性には選択肢がたくさんありますよね。結婚して仕事を持つことも可能ですし、仕事を辞めるのもわりと簡単ですし。でも、男性は選択肢が少ない。仕事を辞めて主夫になるわけにもいかず、どんなに安月給であっても、上司が嫌いでも、家族を養っていくために働かなければならない。プレッシャーに耐えながら、ギリギリのところで体を張って仕事をしているのです。その上、家庭でも妻に理解してもらえなかったり、かわいそうなところがありますよね。そんなに人間は強いものではないですし、男は強いといわれてもね、人間だから弱いんですよ。もっと男の心理を知る必要があると思います」
 常に“男らしさ”を求めてしまう女性にとって、仕事と家庭の間で悩む男性の孤独、悲哀は理解しがたいもの。精神科の医者が書いたドキュメンタリー『ビジネスマンの精神病棟』で挫折してしまった男たちの弱さを垣間見ることができる。
「仕事などで追い込まれて、自殺に走ったり、心の病気で精神科にかかったサラリーマンのドキュメントなんですけど、これを読むと、男性にもっと優しくしてあげなくては、という気持ちになりますね。優しくしてあげないから、萎縮してしまうのです。こちらが優しくして、相手の能力、長所をほめてあげると、男性も優しい気持ちになって、素直に心を開いてくれます。当然、相手にも欠点がありますよね。でも、相手を非難する前に自分がそんなに完璧かどうかを考えるべきですね。男も女も自分勝手で、自分を理解してもらおうという気持ちが先にたってしまいますが、理解してもらいたければ、相手を理解することが大切なのです」
 女性が仕事、プライベートで元気に活躍する一方、男性は元気を失いかけているようにも感じる今日このごろ。もはや女性は男性から学ぶものがなくなってしまったのだろうか。
「男性はもともと女性を守ってあげたいという気持ちが強いのですが、経済力も仕事の能力もある女性が増えたことで、かばうところがなくなってしまって、男性は困っているのではないでしょうか。男性は女性に何かをしてあげられるんだ、と見せたがっているのだと思います。どんな人でも自分よりよく知っていることがあうものですから、どんどん吸収していくべきですね。ダメと頭から切り捨ててしまえば、せっかくの学ぶチャンスを自分から逃してしまうことになります。それはとても愚かなことだと思いますね」
 女性が強くなり、何もかも手に入れたかのように見えるのだが、社会的立場では、女性はまだまだ自立しているとはいえない、と山崎さんは語る。
「よくいわれることですが、女性は目の前のことだけしか考えない。それにひきかえ、男性は将来的なことを考えて行動します。総合的な目を持っているというか、社会的訓練ができているのです。男性同士は仕事でもフォローし合い、対会社という意識が強いですね。いろんな角度から物事を考えるバランス感覚も男性から学びたいものですね」
 男の人が社会や会社の組織の中でどんなに戦っているか、みじめな思いをしているか、野心を持っているかを理解するには、企業小説が参考になる。女性にはとっつきにくい分野かもしれないが、ぜひ読んでみてほしい。
「男性は恋愛だけで生きているわけではなく、もっと厳しいところで生きているのです。それを理解するためには社会の仕組みを知らなければいけない。小説やエッセイよりもドキュメンタリーやノンフィクションなど女性があまり読まないジャンルに挑戦するべきですね。そうして、男性と対等の立場で話ができるようになることが大切です。自分の知識でさりげなくアドバイスできる女性になれば、男性にとっても新鮮ですよね。グレードの高い男性とつき合いたければ、ジャンルにこだわらずに本を読むことですね」
 与えてもらうことだけを望むのではなく、自らも勉強し実力をつける。人間としてランクアップするために、男と女が触発し合って共存していく時代がやってきたといえる。

『She’s』(主婦と生活社) 1991年2月号
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by k_nikoniko | 2013-07-24 08:31 | メディア掲載記事(1990以前)

フランスで“家庭の味”教室が盛況

料理ができない現代人に大うけ

 手軽な家庭料理を楽しみながら学ぶ教室がフランスで人気を博しているという。高級料理を教えるルノートルやリッツといった専門学校はあったものの、一般向けの料理教室はほとんど存在しなかった。フランスでは、女性の社会進出で母親から料理を習わなかった世代が増えている。家庭料理教室は、こうした世代向けの新ビジネスといえるが、ひとり暮らしが増えている現代社会の需要にもマッチしたようだ。(日刊ベリタ=木村嘉代子) 
 
 フランスのルモンド紙によると、フランスでは70年代のフェミニズム運動以降、家で料理をする母親が減少した。女性の多くが料理を不名誉で屈辱的な行為と否定的にとらえ、当然のことながら、自分の子どもたちに家庭料理を教えなかった。 
 
 それと平行するように、食のファーストフード化が進み、フランスの食材に無知な子どもや大人も増えつづけ、食生活の乱れはいまや危機的状況となっている。 
 
 さらに、独身者や離婚者といった単身暮らしは年々増加し、人々とテーブルを囲んで手作りの料理を食べる機会は減っている。 
 
 こうした状況の中、ここ数年健康や食品への関心が高まっているのも事実で、特に都会人の間では快適に楽しく料理を学びたいという欲求が強まっていた。ひとり分のレトルト食品で簡単に食事を済ましている層も、人と時間を共有する価値を見直している。 
 
 こうした要求をすべて満たすのが、新感覚の料理教室というわけだ。ブームの火付け役は、ブルグロー兄弟が創設したアトリエ・デ・シェフだ。「プロが教える実用的で低価格の料理教室」とのふれこみで、2004年7月にシャンゼリゼ界隈に開校したのを皮切りに、パリ市内の2件のデパートにも教室をオープン。フランスの地方都市にも進出し、今年6月にはボルドーに、9月初めに教室ができた。 
 
 昼のコースは各30分で2回開かれ、連日満員だ。スーツとネクタイにエプロン姿といったビジネスマンもキッチンに立つ。仕事を忘れて熱中する料理は、ストレス解消にもなっているようだ。 
 
 料理を教える講師はいずれも一流料理学校で指導しているプロばかりだ。高級料理学校では4~5時間かけて繊細な料理を仕上げるのが普通だが、この教室は短時間でできる一般家庭向けレシピだけに的を絞っている。 
 
 高級食材は使わず、スーパーマーケットで手に入る食品を材料にしているのも特長だ。固形スープ、ジャガイモ、チョコレートといった、どの家庭の戸棚にも置いてある食材で作るシンプルな料理がメニューに並ぶ。 
 
 従来の料理教室同様、参加者のほとんどは女性で、孫から教室のギフト券をもらった高齢者や、自炊をはじめたばかりの20代が多い。しかし、最近は男性の姿も目立つようになってきたという。 

『日刊ベリタ』 2006年09月22日12時26分掲載
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by k_nikoniko | 2013-07-23 08:54 | 雑誌などに掲載された記事

スクルージ(守銭奴)にはならない

今回の選挙結果、「経済の安定を」が圧勝した。
英語で、“みじめな守銭奴”のことをScrooge(スクルージ)と言う。
ディケンズの「クリスマス・カロル」の主人公の名前だ。
ディケンズの暮らした19世紀のロンドンは、資本主義による貧富の差や失業などの社会問題が深刻化していた。
日本の明治維新の時代であり、明治政府は欧米の近代化を目指した。
明治の要人たちが欧米で学んだのは、資本主義や帝国主義で、民主主義や労働の権利はおきざり。
日本の間違いは、明治時代からはじまっているのだと思う。

道徳とか倫理とか、私にはうまく説明できないので、ただシンプルに、「スクルージにはならない」を心がける。

名作の世界 クリスマス・カロル チャールズ・ディケンズ



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by k_nikoniko | 2013-07-22 09:07 | 社会問題