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<   2012年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

木嶋佳苗を考える(3)

木嶋佳苗の出身地は北海道。
私も北海道で生まれたし、ここ10年ほど住んでいたので、北海道にあれこれ脚色つけられると、ふぇ~と思う。
北海道って、「北の大地」「カニがうまい」というポジティブな面と、「左遷」「淋しい北国」というネガティブな面のダブルスタンダードで描写され、とても不思議なところ。
気分で使い分けてるだけなんだろうけど、都合よく利用されてるようにも思う。

マスコミでは、都会の視点で田舎を語られがち。
田舎育ちの私としては、「ちょっと~」と口出ししたくなる。
田舎にだって文化的な暮らしはある。
クラシックも聴くし、映画も観るし、文学だって読むし。ピアノだって弾くよ。
自然に囲まれているので、感性も豊かになる。繊細な心がはぐくまれる。
と思う。人にもよるかもしれないけど。

最近は原発関係のことをしているので、ふと思う。
こういう田舎に原発って建てられてるんだよ!と。
「原発反対」と叫びながら、「田舎だから」と嘲笑するのは、矛盾してないだろうか?
話はそれるけど、7月16日の代々木公園の集会の日、原宿駅で、60~70代の女性3人組の会話が耳に入った。
「どこか田舎からでてきたみたいで、道がわからないらしくて、ウロウロしてるのよ~」「ギャハハ」
前後の文脈はわからないが、明らかに、「田舎者」を笑っていた。
この女性たちも集会に参加する脱原発派。

都会の人には、そうした意識が染みついているのかもね。
馬鹿にしているつもりはないのだろうけど、地方出身者は自信をそがれつづける。
田舎を蔑んだ意識を持った人がいて、本当にこの国から原発はなくなるんだろうか。
というより、地方でも都会でもどこでも、誰もが幸せに暮らせる国になるのだろうか。

かなり話はズレたけど、とにかく、「田舎から出てきた人は、センスが悪くてダサい」というのが、ステレオタイプのイメージなんだと思う。
そして、そういう人は、都会生活にはなじめず、落ちていく…。
そうした結末は物語になりやすい。
しかし、東京ってそんなに素敵な都市だろうか。

この事件の裁判は、3.11後にはじまった。
地方から逃れ、都会で派手に暮らし、自分をウソで固める。
愛のない関係とお金への執着。そして、命を粗末に扱う。
周りの人たちは、犯人と被害者を野次馬的に、あるいは虐めのようにあれこれ言う。
でも、喉もと過ぎれば、で、あっという間に風化していく。
この事件はなんだか、3.11とまったくかけ離れた出来事ではないように思てしまうのだ。
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by k_nikoniko | 2012-08-31 11:05 | 男と女

木嶋佳苗を考える(2)

毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』を読んで、とっても不可解なのが、「ブスなのになぜ?」という問いかけ。
ブスがモテてはいけないの?
というより、「美人はモテる」と誰が決めた?
昔の少女マンガに出てくる美人は、意地悪でイヤな女の子。
モテるわけない、美人で性格悪けりゃ。
裁判を傍聴した美人記者(意図的だろうけど、女性記者って美人が多いですよね)、「私の人柄は最高!」と自負しているのだろうか。それもまたスゴイ。
そして、「ブス」と呼びまくる男たち。そんなこと言う権利がどこにある? 
自分はそんなにイケメンなのか?
容姿はよくても性格悪いとしか思えない、そんなこと言うなんて。
勘違い男と女のオンパレードみたいで、事件そのものより面白い。

どうしてそんなに「ブス」が強調されるのか、と考えてみた。
筆者と同世代、30代やアラフォーって、ものすごく「キレイ」への執着が強い気がする。
都会的でスッとした美人。みんな同じメイクだったりするんだけど。

私はひと回り上なので、若いころには、そんなに効果的な化粧品もなかったし、ダイエット方法も限られていた。メイクのテクニックもいまひとつ。
つまり、イケてる女の子ばっかりじゃなかった。松田聖子だって最初はイモっぽかったし。

でも、いまの時代は、それじゃあダメなんだなぁ~、と。
確かに、女の子はかわいくなったし、お洒落になったと思う。
私には“同じ人(女も男も)”に見えるときがよくあるけど。
画一的な「キレイ」からはずれた「ブス」は、笑いの対象になる。ひどくない?
個性のない、のっぺりキレイな女の子のほうが、私には不気味。

本の中の彼女の描写から、テレビ番組「肝っ玉母さん」の京塚昌子さんを思い出した。
ふくよかで、色白で、お料理が上手そうで。
性のイメージから遠いところは似てないけど、彼女はこんな雰囲気だったのかも。
美人じゃないけど、ああいう女性はもてると思うよ。
いまは、あのタイプの女性はNGっぽい。
お母さん役としてテレビにも雑誌にも絶対出てこない。

50歳でも「大人かわいい」を維持するために、アンチエージングに専念しなくちゃならない昨今。
あ~、面倒くさ~い。
というより、自分らしさが失われていきそうで、バカみたい。

「ブス」をののしる女や男たちは、まさにこの社会の象徴。
大量生産の「美人」と「美男」が大手を振り、「規定外」をのけ者にしていく。かなり悲しい。
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by k_nikoniko | 2012-08-31 10:49 | 男と女

木嶋佳苗を考える(1)

この事件、さほど興味がわかなかったのはなぜだろう?
マスコミが騒ぐほど、彼女が奇異に感じなかったからか…。
男性を殺害した理由はまったく理解できない。
でも、それ以外では、どこかにいそうな女の子と思えてしまうのだ。
「フワフワして、よくわからない人だな~」みたいな女の子。
性を売り物にしている人はいたし、セックス好きの女性もいたし、ブランド好きは珍しくないし。ウソつきってのも。
会ったことがあるような気がする、こんなタイプの子。

私が彼女の事件にそれほど関心がなかったのと同じように、彼女は自分の人生や未来に夢や希望がなかっただけなんだと思う。これは推測ですが。
日々楽しく、リッチに優雅に、好きな人と好きなときだけ会う生活で満足し、それ以上の夢や希望なんて、なかったんじゃないのかなぁ。
この国は、希望をもたない人を「かわいそう」「ひねくれてる」「やる気がない」と責めるけど、希望をもてない人だっている。
夢を持ってるふりをしてても、実際はそうじゃない人なんて、たくさんいそう。
“希望”って声高に言われると、鬱陶しくなるときもあるし。

どうして彼女はそうなっちゃったんだろう、とは考える。余計なお世話だけど。
田舎(という表現は好きじゃないが)ではあってもちょっとした名家に生まれ、モダンな暮らしをし、頭が良くて、早熟で、思春期に男を知り、自分の身体でお金が稼げる術を覚えた。
(売春で)出会った男たちは、“高い位”でも、寝てみたらみな同じ(じゃないか?)。
「こんなもんかぁ~」って。
30代で70歳ぐらいの域に達しちゃったのかも。人生経験抱負だもん、彼女。

結婚にあこがれていた、というのもどうだろう?
彼女は文章が上手だったそうだ。
男性に「普通の女の子」と思わせるために、結婚にあこがれてるふりをしてたとか。
“高い位”の男をはじめ、出会った男は既婚者も多く、「男は女遊びするもの」とインプットされていただろう。
それでもなお、男を信じて結婚にあこがれるだろうか?

彼女の場合、“外向性引きこもり”な印象を受ける。
一般に言われる“引きこもり”は家にこもるけど、彼女は、人(女友だちはいなかったらしいので、友だちではない男)と会うし、外出もする。
でも、自分が作り上げた世界のなかで生き、外界を現実ととらえず、深い人間関係を拒否する。

どこで彼女は踏み外したんだろう。それを他人がとやかく言ってもしょうがないのかな。
彼女そのものの奇異さより、彼女をとやかくいう人たちのほうが、この時代の奇妙な日本を反映しているようにみえる。
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by k_nikoniko | 2012-08-31 10:34 | 男と女

イベントのお知らせ「イラクからのメッセージ」

9月8日(土)に開催される講演会のお知らせ

劣化ウランの放射能被ばくが深刻なイラク
イラクからのメッセージ 小児がんを乗り越えて
フサーム医師と元患者のザイナブさん来日!

湾岸戦争とイラク侵略戦争で米軍は劣化ウラン弾を使用しました。
イラクでは、この劣化ウランの放射線の影響と推定される小児がんが増加しています。
このたび、イラク南部都市バスラのフサーム・サリッヒ医師と、ザイナブさんが来日し、福島と東京で、劣化ウラン被ばくによる小児がん、先天性異常や流産の実態、線量測定など放射線防護が一切行われていないイラクの状況などを報告します。
イラクの悲劇は、原発等の燃料の廃棄物が、戦争に利用された結果であり、福島、そして日本と無縁ではありません。
ぜひイラクの現実に耳を傾けてください。

9月8日(土) 18:45開演(18:30開場)
場所:文京シビックセンター 4階ホール(文京区春日1丁目16番21号)
(最寄り駅: 東京メトロ 後楽園駅、都営地下鉄春日駅、JR総武線 水道橋駅)

資料代:1000円
主催:バスラ東京報告会実行委員会
協力:JIM-NET、セイブ・ザ・イラクチルドレン広島、日本国際ボランティアセンター(JVC)、
イラク戦争の検証を求めるネットワーク
お問い合わせ: JIM-NET (03-6228-0746)、木村(kkayoko7[at]gmail.com、[at]は@)

フサーム・サリッヒ医師(Dr Hussam Mahmood Salih)
イラク南部の都市バスラ出身。バスラ産科小児科病院を経て、2010年よりバスラ子ども専門病院勤務。2004~2011年にセイブ・ザ・イラクチルドレン広島の招きで来日し、計11ヶ月間ほど、広島大学大学院医師薬学総合研究科で研修。

ザイナブ(Zainab)
21歳。バスラ出身。13歳で小児白血病の治療をはじめ、JIM-NETから通院費の支援を受け病気を克服。19歳のときから、院内学級でJIM-NETの活動を手伝うようになり、子どもたちに絵などを教えている。今回が初来日。

********

イラクに関する投稿、ご参考まで

イラクに「アラブの春」は来るだろうか
イラク小児白血病専門医が劣化ウラン弾の影響で増加する小児ガンを語る
アラブ革命のなかでイラクは
イラクの美しい風景
オバマ大統領について各国の人に聞いてみた
広島、そしてイラク
イラクの子どもとイギリス兵
イラク人の向上心を信じて
イラク女性から聞いた本当のイラク
再びイラクについて
札幌にやって来たイラクの女性医師
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by k_nikoniko | 2012-08-23 12:30 | 戦争

イラク人医師らの報告会 in 福島

イベントのお知らせ

イラクから 福島へ
~ イラク人医師 フサーム・サリッヒ氏によるイラクの現実の報告会 ~

この度イラクから、子どもたちを診察してこられた医師をお招きすることになりました。
フサーム医師はイラクの小児白血病専門医で、現在イラクのバスラにある子ども専門病院で子どもたちの治療に当たっています。  
また、フサーム医師の元患者さんで、白血病から回復したイラク女性ザイナブさんも福島に来てくださることになりました。今はバスラ子ども専門病院で、子どもたちに勉強を教えています。
 
イラクは、アメリカ軍が1991年、2003年以降の攻撃で使用した劣化ウラン弾による被曝が深刻な状況になっています。現地では線量計も医療機器も十分ではありません。放射能の知識のない住民も
多いそうです。
フサームさんとザイナブさんのお話しを伺って放射性被害(被曝)について共に考えていきませんか。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
                    
*セイブ・ザ・イラクチルドレン広島より、代表の大江厚子さん、通訳の中島健さんも同行されます。

◆日 時 : 2012年9月7日(金)18:30~20:30
◆場 所 : チェンバおおまち 3階 会議室
  福島市大町4-15  TEL 024-526-4533
◆ 参加費 :  500円 
◆ お問い合わせ:高橋(070-5095-3329)子どもを放射能から守る福島ネットワーク

★同じチェンバ大町三階の交流広場にてイラクのパネル展を開催します。是非ご覧ください。
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by k_nikoniko | 2012-08-23 11:21 | 戦争

プルサーマル(使用済み核燃料再利用)のビデオ

今年3月にフランスで取材した、使用済み核燃料再利用に関するビデオをアップしました。
プルサーマルの現実 ~生誕地フランスから~
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by k_nikoniko | 2012-08-03 09:13 | 原発・核

『ビッグイシュー日本』で首相官邸前抗議デモの記事掲載

本日(8月1日)発売の『ビッグイシュー日本』に、6月29日の「首相官邸前抗議デモ」(「ともに生きよう! 東日本 被災地から」のページです)の記事を書きました。
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by k_nikoniko | 2012-08-01 14:31 | メディア掲載記事(2010~)