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外国に関するリアリティの欠如

高校で開催されたイラク人医師の講演を見学した。
国際人を育成するクラスの授業で、会話はすべて英語。
難度が高く、私が高校生のときには、このレベルの英語は理解できなかったと思う。
外国人の先生が2、3人おり、パソコンを使いこなすなど、高校の授業は進歩していた。
30年近くたっているのだから、当たり前だけど。
ただ、生徒たちの反応はほとんど変わっていなかった。
「私の話を聞いて、どんな印象を持ちましたか?」と質問されても、誰も答えない。
「日本語でもいいですよ、先生が通訳してくれるはずです」と促しても、誰も何も言わない。
少し残念。
もうひとつ感じたのは、生徒たちには、「今目の前にいる人物が戦地からやって来た」というリアリティが欠如している気がした。
フラフラっと日本に稼ぎに来た英米人(英語教育を使命に日本に来る人は稀だと思う)と、日々身の危険に脅かされている国から来たイラク人を、同類の “外国人”としてとらえているように見受けられた。
差別しないで平等に接している、といえばそうともいえる。
日本では外国についてイメージ先行になりがちで、それぞれの国の深刻さが実感できず、どんな外国人とも軽~くつきあう。と考えるのは、考えすぎか。
私など、イラク人と会う機会はまたとないかも、とつい真剣なまなざしになってしまうのだが、それはそれで鬱陶しいと思われている可能性もある。
でも、これまで多くの外国人に会ったけれど、再会するほうが珍しく、二度と会えない経験を何度もしたので、出会いを大切にしようと必死になってしまうのだ。
高校生に限らず、日本人の外国人に対する軽~いノリは、無邪気ではあるけれど、感性に欠けている風でもある。
リアリティと感受性のなさから、外国人にときどきかなり失礼な質問をしてしまうこともある。
英語がペラペラになっても、感性が磨かれるわけではなく、日本語で感性豊かな人間に育てるべきだと思った。
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by k_nikoniko | 2006-11-25 00:31 | ひとりごと

イギリスの若者が活躍できるワケ

イギリスの景気が回復したとき、若者の勢いが顕著だった。
若者の活躍の場が用意されている、と感じた。
42、3歳のブレア首相の誕生もその象徴ともいえる。
その当時、ブレア首相より年上の男性に、「若い首相でも応援するか?」と聞いたら、「もちろん」という明るい答えが返ってきたのを覚えている。
イギリス人は、若い世代に道を譲るのが上手だと思う。
若者の能力を疑ったり、いつまでもでしゃばる中高年者は少ないように見受けられる。
で、その理由も、「社会保障制度が確立していて、将来の不安が少ないからじゃない?」ということらしい。
国の基盤がしっかりしているため、自信と余裕を持って次の世代に任せることができる。がむしゃらに地位にしがみついたりしないのである。
というのは、友人の弁だ。
これもまた、妙に納得できてしまった。
「国が守ってくれるかどうかわからず、信じていいものか??」との迷いから、若者の活躍に脅威をおぼえる。ということは、大いにありそうだ。
健康で元気なのは喜ばしいことだが、若者と張り合うのは大人げない。
自分の経験を少しでも若い世代に伝え、失敗しないよう見守り、成功を応援する大人になりたいです。
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by k_nikoniko | 2006-11-23 23:49 | イギリス

フランスでは本気の恋もインターネットで始める

この夏に発売されたヌーヴェル・オブセルヴァトゥール誌で、出会い系サイトの特集が掲載されました。それによると、少なくとも600万人のフランス人が、インターネットで恋人探しをしているそうです。出会いの場は多種多様なのだから、インターネットもそのひとつとして受け入れる。これがフランス人の考え方のようです。

2002年に創設したMeeticの会員は、現在13カ国で1700万人。これは氷山の一角で、フォーラムやチャットをはじめとする多くの出会いサイトがあり、かつてのダンスホールや仲介好きの友人サークル、結婚相談所にとってかわっている。
フランス国内に1200万から1400万人は存在するといわれ、その半分がこうしたサイトに参加している計算になる。
Meeticの経営者は、「最初は30代がナンパ目的にはじめたが、今では多くの人が社会的な関係を築こうと参加している」と述べる。
以前は、内気な人やコンプレックスを抱えた人、農業従事者、障がい者、移民といった人々が疎外感から逃れるために使っていたが、このところ、再婚を望む40代や老後に不安を抱く中高年者の利用が増えている。
特に女性の利用者が著しく、40%を占めているという。もはやインターネットの出会いは恥ではなく、カフェや学校の職員室でも普通に話題に上るようになったのである。
ウェッブ上には、インターネット・カップルが顔を出し、サイトのロゴが入った結婚式の写真を貼り付けている。人々は新しい道具を使いこなしているようだ。
簡単なクリックでチャットができ(21時頃がピーク)、そこにはドンファンやロメオが待ち構えている。
しかし、こうした出会いには危険が伴い、虚偽のプロフィールを掲載したり、自分の目的とは異なる相手と知り合う可能性も高い。

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by k_nikoniko | 2006-11-22 22:40 | 男と女

イギリスの若者が不景気を乗り越えたワケ

私の住むところは、いつも景気が悪い。
90年代初頭のイギリスは大不況、その後暮らしたフランスは景気が停滞、そして札幌も寂しい状況。
つまり、私が疫病神なのかもしれない。
その証拠かどうか、私が去った後、イギリスはバブル期を迎えた。
ただ、フランスはいまだ景気が回復していないので、札幌の不況は私のせいだけではないと思う。
とにかく、イギリスの復活ぶりは目をみはるものがあった。
不機嫌そうな人が多かったのに、景気が良くなったら、親切な人が増えたのは印象的だった。
聞いても道を教えてくれない、と信じていたけれど、バブリーになったとたん、聞いていないのに道を教えてくれる人まで現れた。
「お金の力ってすごい」と実感したものだ。
日本のバブルがはじけてしばらくたったころ、知り合いの会社員にそんなイギリスの話をしたら、「不況のときにイギリス人がどう耐えたのか教えてもらいたいよ」とつぶやいた。
それは私も疑問だ。
どん底の厳しい時代に10代を過ごしていた若者は、どのような将来像を描いていたのだろう?
その当時、うなだれて、不満いっぱいに見えたイギリスの若者や青少年が、同じ人種とは思えないぐらいに生き生き活動しているのだから、不思議になってくる。
(もちろん、すべての問題が解決されたわけでもなく、犯罪に走ったり、貧困に苦しむ若者もいるが)
元気に欠ける日本の若者が、景気回復とともに活発になり、この国を盛り上げるだろうか。
う~ん。
「イギリス人がどうやって不況期を乗り越えたか?」 その答えはなかなか見つからないのだけど、先日、イギリス人の夫を持つ友人がこんなことを言っていた。
「社会保障制度が確立していて、将来の不安が少ないからじゃない?」
いざというときは国が守ってくれる、とイギリス人は信じているらしい。
だから、変にふてくされたり、極端に荒れたりしないで、不況時でも未来を描くことができた、と。
ちなみに、彼女の義母はホスピスで最期を迎えたが、ホスピスのサービスは完璧に近かったという。
イギリス人は、老後や失業といったセーフティーネットを確信しているのだという。
もし国民を裏切るような気配を感じたら、国民は黙ってはいない。
政府に対して異議を唱え、自分たちを守ってくれる世の中に修正していく。
「国が守ってくれると信じている」という言葉を聞いて、ハーっとため息が出た。
「国が守ってくれるかどうかわからず、信じていいものか??」と迷いながら過ごさなければない日本人というのは、悲しいかも。
景気が回復しても、不安が払拭されそうもないのだから、最悪ともいえる。
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by k_nikoniko | 2006-11-21 22:55 | イギリス

国連「子どもの日」に中学生への脅迫を考える

11月20日は、「子どもの権利条約」が国連で採択された日で、世界的に「子どもの日」となっています。
たまたま知っただけで、実はいままで知りませんでした。大方の人は知らないのは当然ですね。

ところで、「子どもの日」に考えてみるべき事件が起こったので、今日はそのことについて書いてみます。
たぶん、北海道以外では報道されていないと思うのですが、札幌の北星学園女子中学の生徒が首相宛に、教育基本法改正案への「反対声明文」を送ったところ、匿名の大人から抗議メールが届いたそうです。

中学生たちが連名で意見書をファックスしたことは、11月17日に新聞報道されました。同校の創始者である河井道は教育基本法に関わった人物でもあり、生徒たちが自ら学習して、「反対」の結論に至ったとのこと。
「先輩の作った基本法の精神を曲げないで」「国を愛する心はおしつけられるものではない」「本当に私たちの将来を考えていますか?」と、生徒たちは見解を表明しました。
ところが、その日の夕方のテレビで、「首相へ送った中学生の意見書は何だ? お前ら、学校で何を教えているんだ」といった内容の脅迫めいたメールが届いたことが報道されました。複数の批判的な電話が学校に寄せられたとの話しです。

報道されたメール内容が上記の文章のみで、具体的にどの程度の脅迫だったのかはわかりません。
もし中学生たちに危害を与えるような内容であったら、断固として生徒たちを守りたいです。
さらに、「子どものくせに」といった15歳の“発言する権利”に“脅迫”で抗議したとしたら、卑劣です。

その一方で、生徒による意見書提出への反発について、大人が事前に予測し、対策を練っておくべきだったのかもしないとも思います。
教頭のコメントとして、「生徒が自分で関心を持って意見を表明したのは素晴らしい。いろいろな意見を封じ込める残念な反響だ」とありますが、反対意見の人にしてみれば、この発言も一方的すぎるととらえそうです。
メールが”意見を封じ込める”内容だったかどうか、なぜあの一文だけが報道されたのかはわからないのですが。
「自分の意見を述べれば反論する人が必ず現れる」と覚悟し、それにどう対応するかをつねに考えるべきです。
誹謗・中傷は耐えがたいのですが、反論を黙殺したり、ケンカ腰になるのは好ましくないように思います。
言葉で相手を説得するテクニックを磨いて議論を重ねることが大切で、その技を教えるのが大人の役目です。中学時代にそれを学んでも早すぎることはないでしょう。
そうしなければ、匿名での誹謗や中傷(虐めと同じですね)が繰り返され、今後も議論が成立しない社会がつづくような気がします。

自分たちが正しいと思ったこと(新聞で報道されるほど)を大人に口汚く批判されて、中学生は戸惑っているはずです。
大人はオロオロしないで、子どもの発言の権利を支える責任があると思います。
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by k_nikoniko | 2006-11-20 16:29 | 社会問題

日ハムのパレードにちょっとケチをつけてみる

明日の日ハム・パレードでは、紙吹雪きを飛ばすらしい。
環境に優しい札幌市だと思っていたので、失望してしまいました。
紙がもったいないし、掃除が大変。
雪も降るかもしれないのに、どうなってしまうのだろう。
掃除はボランティアらしいけど、紙は寄付なのだろうか?
先月、札幌ドームまでのパレード延長お願い署名をしたのですが、警備費がかかるということで却下されたといいます。
それで紙吹雪きかぁ、とやはりガッカリ。
この寒さの中、40分も選手を外気にさらすのも残酷な気がしてしまいます。
フード付の車にするとか、方法はなかったのだろうか?
選手を生で見たいファン心理はわかるけれど、これだけ北海道を盛り上げてくれたお礼が“吹きさらし”というのも思いやりがないかも。

ちょうど中日ドラゴンズのパレードの日、名古屋にいたので、テレビ中継を見ました。
お天気も良く、人もたくさん集まっていました。
パレードも慣れたもので、落ち着いた感じ。中継も1局だけでした。

北海道は得意のテレビジャック状態で、地方局すべてでパレードの模様を中継するらしいです。
日ハムの優勝には興奮しましたが、個人的にパレードはしらけ気味です。
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by k_nikoniko | 2006-11-17 17:09 | ひとりごと

民主主義じゃないみたい

久しく更新していないので、書きたいことはたくさんありますが、今日は何といっても教育基本法“改悪”案が衆議院で採択されたというニュースに唖然。
11月12日、たまたま東京にいたので、日比谷野外音楽堂の集会に参加してきました。
8000人ほど集まり、かなりの盛り上がり。
こういった集会ははじめてだったので、少々ドキドキしましたが、若者もかなりいて楽しい雰囲気でした。
東京で8000人なので、全国で数十万人が反対を叫んでいるはずです。
なのに、そんな国民の声は完全無視するとは、この国は本当に民主主義なのだろうか?
そんななか、民主的な面にも触れて、感動もしました。
立ち上がる元気な若者がいることを知り、頼もしかったです。
それから、政治に無関心そうな人も、今の日本に危機感を持っている印象を受けました。
その夜、友人と会ったのですが、いつもはくだらない話ばかりしている彼女たちと、教育問題などを含めいろいろ語り合いました。
「日本人は知能が低いわけではないのだから、力を合わせればいい国になるはずなのにね」と友人の言葉。
市民運動や集会、デモには抵抗があっても、この社会に疑問を抱いている人も多いと思います。
フランスやイギリスでは、セレブだって積極的に活動するので、かっこ悪いことはないですよね。
戦争への道に進んだら、お洒落もできませんし。
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by k_nikoniko | 2006-11-16 16:54 | ひとりごと