フリーライター木村嘉代子のブログです。日々感じたことを綴っています。Copyright(C)2005-2016 Kayoko Kimura
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カテゴリ:掲載記事(1990以前)( 7 )

広告代理店の女性社員の座談会

1990年の女性誌で、D広告代理店の女性社員に座談会をしていただきました。
そのときの記事です。

座談会・業界トレンド男たちのありのまま言いたい放題

体育会のノリが強い。自由で軽いようだけど実は封建的だよね。

D子 新入社員も1年たつと性格変わるよね。
E子 磨かれる。
D子 ダサめがハデになるっていう変わり方はいいと思うんですよ。そういう変わり方って…。でも、すごく純粋だった子が…。
B子 スレたみたいに。
D子 そう、スレたみたいに、そう変わっていく子を見ると、「ああ、この子だけは変わってほしくなかった」と思うんですよね。
B子 自分が入社して1年たって、自分の下に人が入ってくると、もう自分は5年も10年も勤めてる感覚になって、アゴで使っちゃう。今まで1年目でいじめられてたのが、やっと解放されて、今度は自分がいじめる立場。
A子 何か、体育会の上下みたいな。
E子 男の人はすごく封建的だよね、本当は。
A子 ナンパに見えてるけど、そういうところは、ピシッと縦のつながり、上下関係をくずさない。
B子 これは絶対よね。上にいわれれば、「わかりました」って、何でも。

仕事ができる多忙な人ほど遊びも充実してる。時にははったりもね。

D子 私、テレビ局関係でしょ。今、テレビは24時間体制で、夜中とか立ち合ったり、土日も、サッカーとか陸上とかのイベントに行かなければならないとか、自分の時間をつくるのが、非常にむずかしいと思いますね。
B子 結局、夜、変な時間しかあいてなくて、その時間にウロウロしてると、そういう関係の人とかかわってきて、ハデに見えちゃうこともあるかもしれないけど、普通の人と接したくても時間が合わないのよね。
A子 営業なんかは出張が多くて、いろんなクライアントをかけもちしてると、大阪へ行って、帰ってきて、そのまま違うところへ行くとか、よくあるし。
C子 すぐ明日、海外出張とかあって、1週間の予定が大幅に延びちゃって、次の出張にそのまま海外ずっと回って、1か月帰って来れなかった人とか、そういうの見てるとかわいそすぎるなって思う。
E子 いきなりのトラブルっていうのがあって、安心していられないってカンジ。飲みに行っても、しょっちゅう電話入れて。いつも緊張してるというか…。
D子 いつ遊んでるんだろうって思うけど。
全員 ちゃんと遊んでるんだよね。
A子 仕事できる人は、遊びもキッチリ。わりと上手に、バランスとってやってる。
E子 仕事できる人は時間があるからね。でも私、本当に知ってるのかな、と思うときがある。◯◯の映画を観たっていっても、つっ込むと意外と観てなかったり、「それはどうしたの?」とかいうと、ダイジェストみたいな番組を見て、「オレは観たぞ」って人、いるんですよね、これが。
全員 (笑)
E子 努力してるんだなって思うことがあります。
A子 知らないとね、やっぱり。何かの打ち合わせで、「どういうタレントがいいでしょうか?」と聞かれて、何も知らなかったら困るし、「ああいう雰囲気で」ということもできないと思うし…。
E子 わからないことがあると、すぐ聞きに来ますね。
A子 「あれって何なの?」「◯◯ちゃんて、今人気あるの? 何に出てるの?」
E子 「今日、打ち合わせで出た言葉なんだけど、おタクの人って何?」って。「相手から出た言葉だったから、聞けなかったんだよ」とか。そういうときは、やっぱり見栄張ってるんでしょうね。
A子 「帰ったら聞かなきゃ」って思ってるんでしょうね。
D子 会議のメモとってるフリして。
E子 システム手帳に。
全員 (笑)


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by k_nikoniko | 2016-11-11 12:50 | 掲載記事(1990以前)

アメ車のパトカー

地元の人にとって便利なバスも、旅行者にとっては頭痛のタネ、という場合がある。
 ここはアメリカ西海岸。サンフランシスコに近いオークランドで、友人3人とバスに乗った時のこと。
「Where are you going?」
 いきなりの英語で目を覚ますと、そこは閑静な住宅街。初めて見る風景。私たち3人がそろって居眠りしている間に、終点まで来てしまったのだ。すごすごとバスを降りたのはいいが、「ここはどこ? 私は誰?」の世界。
 日頃の行いが悪かったのか、まるで私たちを嘲笑うかのように、雨が降ってきた。雨宿りする建物もなく、人も車も通る様子がない。
 頭の中は真っ白で、ものを考える元気もなく、あっちこっちウロウロしていると、やっと一軒の酒屋を見つけた。店番をしていた学生アルバイトらしき青年を、つたない英語で口説きおとし(?)、タクシーを呼んでもらうことに。
 ところがここで登場してくれちゃったのが、ピシッと制服に身を固めた、二人のポリスマン。たまたまジュースを買いに寄った彼ら。店でキョロキョロしている、びしょ濡れの日本人を不審に思ったに違いない。店員と何やら英語で話し、こっちを向いてニッコリ微笑んだ。
「Come on! Come on!」
 陽気な声に誘われて外に出ると、店の前にはアメ車のパトカー。ビバリーヒルズ・コップかポリス・アカデミーか、映画の世界が現実に! 「私、パトカーに乗れるのね」と感激のあまり涙ぐんでしまった。緊張の糸がプッツン。パトカーのなかではロクにしゃべれない英語がでるわでるわで、ミーハーなジャパニーズ・ギャルを演じたのであった。
 こんな失敗なら何度でも…。しかし、人生に迷ったら、こればっかりはおまわりさんも助けてくれないだろうなぁ、しっかりしなくちゃ。

『週刊小説』 1988年12月
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by k_nikoniko | 2013-08-23 15:40 | 掲載記事(1990以前)

男性の心理を知るための…(2/2)

スウェーデンで男性が初めて半年の育児休暇をとったのは1979年。その男性は、「スウェーデンでさえ、男女平等への道のりは長い」と言ったそうです。(「フランスもうらやむスウェーデンの育児対策」)
その計算でいくと、日本でもいまごろスウェーデン並みの男女平等社会になっていたはずなのに。
仕切りなおしとなった今、そうした社会の実現までには20年以上かかってしまうかもしれません。
今度こそ、次の世代に、もっと生きやすい社会をバトンタッチしたいです。

男性の心理を知るための50冊(伊佐山ひろ子さんインタビュー)

自分の気持ちが相手にも反映する。だから謙虚に正直にいかないと……。

「男性はミステリアスでわからないことがいっぱい。恋人、友人、仕事の同僚など、ある程度つき合っても、次から次とわからないことがたくさん出てくるし。人って100人いれば100人みんな違うでしょ。1人の男性が他人と接するとき、自分と接するときでは、また違ったりするしね」
 女優として、またエッセイストとして、男と女の微妙な心理をみずみずしい感性で表現する伊佐山さん。男の心理は複雑で理解でいないからこそ、魅力を感じ、好奇心もわく。そして、わからないから自分勝手に想像し、小説のなかで遊ばせてしまうという。でも、やはり興味のある人の心の中は気になるもの。
「好きな人の心の動きはかえってわからないものですよね。面と向き合っていればいるほど。頭の中が彼のことでいっぱいになってね。相手の気持ちがわからないから、何だろう、何だろうって、いろんな本を読んだり、映画を観たり、音楽を聴いたりして理解しようとするのよね。そうやって一生懸命吸収しようとする恋愛中のパワーってすごいと思います」
 男の心理を知る上で参考になるのが男の人を追究した本。男の生きざまを通して、男とは何かを感じることができる。
「とても好きな映画監督のひとりにジョン・カサヴァステがいるのだけど、彼について特集した“スウィッチ”では、さまざまな角度から彼を追究していて面白かったですね。妻であり、女優であるジーナ・ローランズとの関係もステキなの。夫婦であったり、女優と監督であったり、時には兄弟のようであったり、男性とのいい関係をつくっていくためのお手本になりますよ」
 1人の全く知らない人を知ることも、男性の心理を知る上で大切。知っている人を知るだけではなく、知るよしもない人を知る好奇心も必要である。
「男性一般の気持ちがわからないから本を読みましょう、というより、一人一人違うのだから一人一人違うということを知るためにも、いろんな人のエッセイや自叙伝のようなものを読むのもいいですね。未知の人を知るのも面白いものですよね。橋本治さんの書いた『絵本徒然草』は、かの有名な日本の古典を現代訳したもの。青年から中年の男性心理を知るのと同時に、人生がどういうものかも触れてることができると思うの」
 女性がたくましくなったとはいえ、社会性、責任という点では、男性に学ぶべきものがたくさんあるといえる。
「男性は社会のなかで1つの歯車として、ある程度我慢して仕事をし、その上、妻を思いやって生活していく習慣性を身につけていて、それが当たり前のようになっていますよね。女性も社会で活躍しだして、男性と同じようにできるようになったからって評価されているけど、男は昔からそうするのが当たり前だったわけ。男性の忍耐力にはかなわない気がします。女性の場合、第一線で働いている人でも、自分の生理的なことが出てきたりして、ちょっと相手に気をつかって「元気?」とか声をかけると「調子悪くて、でも忙しくて休めないの」とぐだぐだ始まっちゃう人が多いのね。プライバシーと社会を区別できないというか、遠慮がないというか。自分のことだけしか考えていないと社会的には見苦しいじゃない? 女性には客観性に欠けた人が多いと思うのよね。男性は、まず相手がどうしたいのかなって、考えることから始めますね。相手優先よね」
 女性にないもの、男性の素晴らしいところを学ぶためには、一方通行の理解ではダメ。
「自分の気持ちがその相手に反映するからね、男性に対して、アッシーとかメッシーとかの気持ちでしかなければ、相手は何も返してくれないと思うの。その人のことを知りたいと思うなら、尊敬というか、謙虚に正直にいかなければね。アッシーみたいなつき合い方に慣れてしまっていたら、本当に興味ある人が現れても、女性が持っていないものを相手から学んで自分のものにしたい、と伊佐山さん。男と女、GIVE & TAKEのいい関係が成立したとき、お互いが成長できるのだ。

『She’s』(主婦と生活社) 1991年2月号
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by k_nikoniko | 2013-07-25 08:11 | 掲載記事(1990以前)

男性の心理を知るための…(1/2)

某新聞の記事に、「恋や結婚と同じように食べ物は強制するものではないが、食べてみないとわからないのは同じ」という記述があった。
恋や結婚の相手は人間。モノ言わぬ食べ物にたとえるなんて…。その感覚がわからない。
しょせん男にとって、恋や結婚の相手選びは、“きゅうり”を選ぶのと変わらない、ということなのだろうか。
しかも、食べてみないとわからないって、食べるのは男のほうで、女は黙って食べられるってこと?
それは橋本発言に通じるものがある。

80年代は“女性の時代”といわれ、私は本当に、“男女の差のない社会”になると思っていた。
なので、その当時に書いたものには、モロそれを意識した記事が多い。
「男性の心理を知るための50冊」もそのひとつ。
あれから20年以上がたった。
「理解してないのはそっちのほうでしょ!」と怒鳴りつけたいけど、少し大人になったので、ぐっと抑える。
“女性の時代”は不自然だから、“差別なく共存する時代”をどう実現するのか、考えているところです。

男性の心理を知るための50冊(山崎洋子さんインタビュー)

男と女が触発し合って共存するためにも、まずは相手を理解し与えることから始める

 小説を書く上で登場人物の心理描写はかなり重要である。しかし、男性心理を書くのはあまり得意ではないとおっしゃる山崎さん。
 オンナの時代といわれる今、世の男性たちは、本当に弱くなってしまったのだろうか?
「昔は女性が被害者という意識が強かったのですが、現在は男性がかなり追いつめられていると思います。今の女性には選択肢がたくさんありますよね。結婚して仕事を持つことも可能ですし、仕事を辞めるのもわりと簡単ですし。でも、男性は選択肢が少ない。仕事を辞めて主夫になるわけにもいかず、どんなに安月給であっても、上司が嫌いでも、家族を養っていくために働かなければならない。プレッシャーに耐えながら、ギリギリのところで体を張って仕事をしているのです。その上、家庭でも妻に理解してもらえなかったり、かわいそうなところがありますよね。そんなに人間は強いものではないですし、男は強いといわれてもね、人間だから弱いんですよ。もっと男の心理を知る必要があると思います」
 常に“男らしさ”を求めてしまう女性にとって、仕事と家庭の間で悩む男性の孤独、悲哀は理解しがたいもの。精神科の医者が書いたドキュメンタリー『ビジネスマンの精神病棟』で挫折してしまった男たちの弱さを垣間見ることができる。
「仕事などで追い込まれて、自殺に走ったり、心の病気で精神科にかかったサラリーマンのドキュメントなんですけど、これを読むと、男性にもっと優しくしてあげなくては、という気持ちになりますね。優しくしてあげないから、萎縮してしまうのです。こちらが優しくして、相手の能力、長所をほめてあげると、男性も優しい気持ちになって、素直に心を開いてくれます。当然、相手にも欠点がありますよね。でも、相手を非難する前に自分がそんなに完璧かどうかを考えるべきですね。男も女も自分勝手で、自分を理解してもらおうという気持ちが先にたってしまいますが、理解してもらいたければ、相手を理解することが大切なのです」
 女性が仕事、プライベートで元気に活躍する一方、男性は元気を失いかけているようにも感じる今日このごろ。もはや女性は男性から学ぶものがなくなってしまったのだろうか。
「男性はもともと女性を守ってあげたいという気持ちが強いのですが、経済力も仕事の能力もある女性が増えたことで、かばうところがなくなってしまって、男性は困っているのではないでしょうか。男性は女性に何かをしてあげられるんだ、と見せたがっているのだと思います。どんな人でも自分よりよく知っていることがあうものですから、どんどん吸収していくべきですね。ダメと頭から切り捨ててしまえば、せっかくの学ぶチャンスを自分から逃してしまうことになります。それはとても愚かなことだと思いますね」
 女性が強くなり、何もかも手に入れたかのように見えるのだが、社会的立場では、女性はまだまだ自立しているとはいえない、と山崎さんは語る。
「よくいわれることですが、女性は目の前のことだけしか考えない。それにひきかえ、男性は将来的なことを考えて行動します。総合的な目を持っているというか、社会的訓練ができているのです。男性同士は仕事でもフォローし合い、対会社という意識が強いですね。いろんな角度から物事を考えるバランス感覚も男性から学びたいものですね」
 男の人が社会や会社の組織の中でどんなに戦っているか、みじめな思いをしているか、野心を持っているかを理解するには、企業小説が参考になる。女性にはとっつきにくい分野かもしれないが、ぜひ読んでみてほしい。
「男性は恋愛だけで生きているわけではなく、もっと厳しいところで生きているのです。それを理解するためには社会の仕組みを知らなければいけない。小説やエッセイよりもドキュメンタリーやノンフィクションなど女性があまり読まないジャンルに挑戦するべきですね。そうして、男性と対等の立場で話ができるようになることが大切です。自分の知識でさりげなくアドバイスできる女性になれば、男性にとっても新鮮ですよね。グレードの高い男性とつき合いたければ、ジャンルにこだわらずに本を読むことですね」
 与えてもらうことだけを望むのではなく、自らも勉強し実力をつける。人間としてランクアップするために、男と女が触発し合って共存していく時代がやってきたといえる。

『She’s』(主婦と生活社) 1991年2月号
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by k_nikoniko | 2013-07-24 08:31 | 掲載記事(1990以前)

それでも恋人がほしいあなたに贈る4人のメッセージ

いまどきの女性は専業主婦願望が高いらしい。
仕事と家庭の両立に悩み、女性の生き方を模索して、がむしゃらになる世代(私たちなんだけど)は、ちっとも幸せそうにみえない。
だから、専業主婦になって、好きなことをやってお気楽に生きよう…。
男女の役割分担とか、いい関係が整ったわけではない。
それでも、「女性の生き方」をまじめに追求するなんて、流行遅れなんですよね。
90年代はじめ、女性誌のライターとして、恋愛や結婚、仕事など「女の生き方」をいろいろ書いていた。
今読み直すと、時代は変わったなぁ、と感じる。
以下は、1991年の記事です。

 ふと心によぎる不安「結婚しないかも……」。そう思い始めている女性たちをルポルタージュ(『結婚しないかもしれない症候群』 主婦の友社)した谷村志穂さん。本命の彼にめぐりあえない女性たちの恋愛心理は?
「恋愛に対してモラトリアムな女性が増えているように思いますね。感情に盛り上がりが見えないというか。決定的に恋愛をせずにここまできてしまい、愛情というより愛着という程度の感情で恋愛を繰り返しているのでは。ボーイフレンドのたくさんいる人というのは、嫉妬もしないし、失恋してもさほどショックを受けない。一度でも心身ともに変化が起きてしまうような恋愛を経ていると、次の恋でも、同じぐらいの心のボルテージを求めますよね。そこまでいかないと満足できなくなると思うんです。でも、それを知らないと、AさんでもBさんでもCさんでも、というような恋愛になりがちなのです」
 かっこ悪くても、一直線に走ってみる。それが本当の愛を手に入れる近道、と谷村さん。
「テレビドラマをまねしている風潮ってありますよね。グループでつき合ってまわりくどく。それは楽しいのかもしれないけど、その後の恋愛が続かないんです。2ヶ月で別れたり。結構恋愛期間が短くて。あえて感情に歯止めをかけている人って、プライドについて勘違いをしていると思います。プライドというのは自分から男性を誘わないとか、けんかしても自分から謝らないとか、そういうところにあるのではなく、もっと違った、本来の自分の魂の美しさに初めて持つものだと思うんですよね。今やろうとしていることは、自分に正直なことだろうかって。ぼんやりしていたら、ずっと本気の相手を見つけることができないのではないかしら」

「本音でいうと、私は絶対結婚しませんとか、ひとりで生きます、という女性はそんなにいないと思いますよ」
 パートナー探しの情報誌『ミスター・パートナー』の編集長・井形慶子さん。結婚産業の現場に近接しているため、男女が抱くさまざまな結婚観を目の当たりにしている。
「恋愛ベタの若者が増えているように感じます。特に、最近の女性は企画型の人が多いですね。恋愛をする場合、相手の気持ちをこちらに向かせるために、ある程度の精神的な駆け引きとか、自分を演出するとかが必要だと思います。魅力的な人は、やはりその辺の駆け引きがうまいんですよね。異性の喜ぶ言葉とか態度とか知っていて。でも、そのように振る舞える女性が少なくなったという印象を受けます」
 けっして押しつけがましく男に媚びるのではなく、上手に自分をアピールできる女性。この一瞬が、本命との出会いかもしれないのだ。
「女生と会話ができない男性が増えているといわれてますが、レベルの高い男性と対等に話のできる女性も少ないと思います。淡々とした毎日を過ごしている人は、いざというときに会話が続かないんですよ。それは、日常生活の幅で決まると思うんです。日常生活の中でどれだけ興味の目を向けているかが、態度や会話に発揮されるのです。幅を持っている人は、会話の内容も豊かだし、どんな話題でも興味を持って会話についていけますね。ほんの1時間や2時間の出会いで、日ごろの蓄積が発揮されるのです。そのためにも、毎日の生活で自分を磨くことが大切ですね」

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by k_nikoniko | 2013-07-13 20:40 | 掲載記事(1990以前)

動物実験なんてもってのほか

地球にやさしい“化粧品”

あなたが愛用している化粧品。
なぜ肌につけても害がなく、安心して使用できるのか?
それは女性(もちろん男性も)を美ししくするために、たくさんの動物たちが犠牲になっているからだ。
「AGAINST ANIMAL TESTING」
動物実験反対のキャンペーンを続けているのが、イギリスの「ボディショップ」。
ナチュラル志向の化粧品を扱っているお店だ。
現在、大手の化粧品メーカーが行っているテストは3タイプ。
まず、毒性テスト。
ラットやマウスに口紅などの製品を多量に食べさせ、その致死量を調べるというもの。
2つめは、目への刺激テスト。
シャンプーやヘアスプレーを、うさぎの目にさしたり、スプレーしたりしてテストされる。
3つめは皮膚への刺激。
豚やうさぎの毛をそりおとし、クリームなどをつけて反応をみる。
このような動物実験について化粧品メーカー側は、“人間の安全性が最も重要”と考えている。
動物実験反対をか掲げる「ボディショップ」では、どのように商品の安全性を確かめているのだろうか?
ここの製品は、はちみつ、みつろう、アーモンドオイルなど、何百年も前から人々に愛用されてきた自然の成分から作られている。
これらの成分は植物や野菜から抽出されたもの、つまり、人間の食べ物からとれたものなのだ。
“人間が使うことによってテストされた成分が原料”と「ボディショップ」は主張している。
そして、動物実験にかわる新しいテストとして、バクテリアテスト、細胞によるテスト、数理的テスト、コンピュータ分析を採用し、各化粧品メーカーにこれらの新テスト実用を呼びかけている。
輸入化粧品の氾濫する日本。
これまであまり問題にされなかった日本での安全性を、そろそろ真剣に考えてみたい。
“エコロジー”を単なるブームで終わらせないためにも。
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by k_nikoniko | 2013-07-03 08:45 | 掲載記事(1990以前)

女性の活躍が避妊を変える(1990年の記事)

やっと実現しそうな“ピル解禁”

産む、産まない…。
妊娠は働く女性に負って避けては通れない決断。
仕事が絶好調、これから!というときに予定外の妊娠で仕事の中断etc…これは決して他人事ではない。
「ピル解禁」のニュースが初めて日本で流れたのは1986年。
厚生省の研究機関が「ホルモン含有量の少ない低用量ピルの導入」に関するガイドラインを発表。
事実上、ピルが実用化される見通しに。
そして4年、そのガイドラインに沿って臨床試験を積み重ね、今年7月、3社から厚生省に低用量ピルの製造・輸入承認申請が提出された。
今回申請を出した日本オルガノン社は、産婦人科向け医薬に力を入れている。
「母体であるオランダから各国が低用量ピルを輸入しています。なぜ日本だけが?という疑問はありました。ピルが解禁されることで、避妊の選択の幅が広がるでしょう」
ピルは1960年代にアメリカで認可されて以来、全世界に普及していった。
その後、副作用を避けるため、ホルモン含有量を少なくして効果のある低用量ピルが開発され、現在では主流になっている。
厚生省がやっと重い腰をあげたのは、男女雇用機会均等法が施行された年。
女性の社会進出に伴って、日本でもやっと“女性が主体的に関わる避妊のあり方”を考え始めたようだ。
それにしても、時間がかかりすぎたのはなぜか?
一番心配されていたのは安全性の問題だという。
しかし、やはりそれだけではないだろう。
1、2年後には、日本でも欧米なみにピルが市販され、避妊用に使うことができるようになる(もちろん医師の処方箋が必要)。
欧米の女性たちの生活にピルはすっかり定着している。
日本の女性がピルをどのように受け止めるのか?
男まかせにしていた避妊を、もっと女の立場から検討してみるにはよい機会だ。
ほんとうのオンナの時代に、一歩でも近づくために!

『サリダ』 1990年9月14日号
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by k_nikoniko | 2013-06-17 09:06 | 掲載記事(1990以前)