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パレスチナの女性

少し前の話になりますが、12月末にパレスチナ人のマジダさんが札幌で講演を行いました。
パレスチナ人から直接話をうかがうのははじめてで、その内容はなまなましく、胸が痛くなりました。
昔、ヨーロッパにいた頃、毎日のようにパレスチナのニュースに触れていました。
パレスチナの言葉を聞かない日がなかったぐらいです。
日本に戻ってからは、パレスチナの情報がパッタリ途絶えました。
新聞にちらりと載っても、テレビニュースで流れることはめったにありません。
いったいどうなっているのだろう。
情報がないので、パレスチナに何も起こっていないと勘違いしがちです。
でも、マジダさんの話しは、イラク人女性医師のものとほとんど変わりませんでした。
ちょうどその時期、イラク人女性とかかわっていたので、毎日のようにイラクの惨状を耳にしていました。
医療の不備、学校教育の停滞、日々の安全性の崩壊……
パレスチナの状況は、イラクとよく似ています。
ここにも苦しんでいる人がいると、あらためて考えさせられました。

マジダさんは、ガザ近くのユン・ハニスという町にある、子どものための施設の運営スタッフです。
パレスチナには子どもの遊び場がなく、街のどこも危険にみちています。
しかも、紛争で心に傷を負う子どもたちが多いそうです。
そういった子どもたちのために、場所とレジャー、心のケアを提供するのが、マジダさんの施設です。

f0016260_19575084.jpg講演会の後、居酒屋で話し、翌日は市内を案内。
マジダさんは、ロンドンに留学したこともあるそうで、ウィットに富んだモダンな女性です。
「イスラム教徒でもパレスチナ人は地獄に行くのよね」
「え?」
「パスポートをチェックして、パレスチナ人だと天国へ行けないの」
と深刻な顔をしてから、「ジョーダン、ジョーダン」と笑い。
また、「私みたいな女は石を投げられるの」とも。彼女のような活発な女性には、周囲の風当たりも厳しいようです。

札幌のイルミネーションに感動していたマジダさん。
その後、連絡が途切れていますが、故郷で元気で暮らしていることを祈っています。
こちらは穏やかな春の気配を感じる季節になりましたが、パレスチナにはいつ平和が訪れるのでしょうね。
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by k_nikoniko | 2007-03-20 11:50 | ジェンダー
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