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女性除染作業員の取材追記(2)

「道路工事に出くわすように、除染現場に出くわすことがあります。子供を連れていて、マスクも何も用意してなくても、その道を通らなくてはならないんですよ」
福島市在住の女性はそう言っていた。
「でも、今は雪があるから、除染はしてないですよ。計画通りにはやってないです。そうそう、高校の敷地内に除染した汚染物質が積み重なってるので、ぜひ行ってみてください」

そう教えられ、ホテルでの朝食後、さっそく学校へ行ってみた。
ちなみに、私が滞在したホテルは、復興庁のあるビルにあったので、平日の朝食は、作業員らしい人や、職員らしい人(みな顔色悪い感じ)と一緒になった。
地産地消がホテルの朝食の売りらしく、福島産コシヒカリや牛乳などが並んでいた。

説明通り行ったら、高校にたどりついた。通学路に沿って、敷地内にずら~っと放射性汚染物の袋が並ぶ。
除染作業は終了していないようで、ここに一時保管しているらしい。

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福島に住む別の女性が、「美術館と図書館の横に汚染物が積まれていた。開館してないと思ったら、通常通りやっていて、びっくり」と言っていたのを思い出し、美術館にも行ってみる。




福島市の美術館は図書館と同じ敷地内にある。さすがに汚染物はもうなかった。
美術館は除染中。駐車場の奥で作業をしていた。
この駐車場は一般の人が使用しており、そのすぐ近くでガーガー除染していた。

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福島市内、どこで除染作業が行われているかは、福島市役所1階の除染情報センターでわかる。ここは昨年4月にオープンした常設のスペース。

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宅地除染計画の地図をもらい、「今どこで除染してますか?」と質問してみた。「雪ですからね~」との回答。そして、「詳しくは、隣のプレハブの除染推進課に聞いてみてください」と言われる。
「除染推進課」などという部署がある役所は、どこにでも存在しているわけではない。雪国には除雪推進課があるかもしれないけど…。
プレハブではあるが、中は職員でいっぱい。忙しそうだった。
受付らしい女性に「どこで除染やってますか?」と尋ねたら、「担当者がいないので…」と。

雨女ならず、雪女。あーついてない。

そこで、市内在住の知人に地図を見てもらい、除染をしていそうな場所に連れて行ってもらうことにした。
そしてたどりついたのが、某住宅街の宅地除染の現場。

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こうやって、一軒一軒、除染していくのだ。気が遠くなる話。
福島市内の住宅の除染進捗状況は、今年2月末現在で59%。
計画を策定したのは2012年5月なので、残りの40%をすべて終えるには、まだ1年以上かかる計算になる。

この日は女性作業員の姿を見かけなかった。


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by k_nikoniko | 2014-03-23 15:22 | 原発・核
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