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イタリア国民投票後の脱原発

フィレンツェで、70年代末ごろから反原発を訴えつづけていらっしゃるアンジェロ・バラッカ氏にお会いする。バラッカ氏は、フィレンツェ大学の物理学の教授(現在は退職)で、今年のイタリア国民投票でも奔走されたそうだ。
バラッカ氏のお話を聞いているうちに、「イタリア人=脱原発」のイメージは少し崩れた。国民投票で原発廃止は決まったが、楽観視できない面も多々ある。
国民投票の結果は、一応、“永久”とされているが、イタリアでは、原子力政策、というよりあらゆる政策がコロコロと変わるため、原発廃止も、別の形でよみがえる可能性がないわけではない。
今回は福島の事故後ということもあり、イタリア人の拒絶反応が強かったが、脱原発の運動が全国的に大きく広がったわけでもなかったという。

とはいえ、一時的かもしれないが、人々の脱原発の声は高まったのは確かだ。

政府は、国民投票を阻止しようと、新聞やテレビを使って、あらゆるキャンペーンを展開したそうだ。あるテレビ局は、国民投票の1ヶ月前から大々的にプロパガンダを行ったという。
そういう状況で、人々はどのように情報を得たのか?
広場や路上で反対を訴える活動が繰り広げられ、活動家たちが情報を提供したそうだ。それから、もちろんインターネットの力も大きい。
バラッカ氏は、「政府のメディア戦略にも屈しなかったという意味で、今回の国民投票は大勝利だった」とおっしゃった。

イタリアでさえ先が読めない。まだまだ安心はできない。
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by k_nikoniko | 2011-10-03 23:47 | 原発・核
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