TPPと日本の農産物、そして放射線汚染
2011年 03月 19日
3月13日(日)は、札幌でTPPに関する「開国フォーラム」が開催される予定でした。
参加を申し込んであったのですが、11日の地震の後すぐに、「中止」のお知らせメールが届きました。
このメールは素早く届きました。こうした迅速な対応は、ここじゃなくて、原発で発揮してほしかった…。
フランスの放射能調査団体の声明を読むと、今後の日本農業は、致命的な打撃を受けそうな気がします。
少なくとも、フランスは日本の食品を警戒するだろうなぁ。
チェルノブイリ事故のときのことを思い出すと、そういう事態は避けられそうにありません。
こうした状況で、TPPはいったいどうなるのでしょう。
アメリカはこれに便乗して、TPPを迫ってくるのではないでしょうか。
「日本の農産物は不安」と煽りたてるのは簡単だし、それに乗せられてしまう日本人もたくさんいそう。
市民の抵抗もむなしく、原発建設が決まっていくのと同様、農業政策も市民の存在を無視して進められていく。
このところ、食品加工の歴史などを調べていて、つくづくそう思いました。
輸入増加を延期するよう嘆願する文書などを読むと、農業従事者や中小企業の食品加工会社がささやかな抵抗をしていたにもかかわらず、ほとんど聞き入れられなかったことがわかります。
フランスは農業大国でもあるからか、今回の原発事故を、放射能汚染が及ぼす農作物への影響として重大にとらえています。
日本では全くといっていいほど、そうした観点からの議論がありません。
農業を蔑視してきた路線が、こんなところからも見てとれます。
この事故から引き起こされる今後の問題を考えると、ものすごく悲観的になってしまいますが、落ち込んでいても何もならないので、できることをこつこつ積み重ねていくしかないですね。
TPPについても、忘れないように監視していきたいと思います。
参加を申し込んであったのですが、11日の地震の後すぐに、「中止」のお知らせメールが届きました。
このメールは素早く届きました。こうした迅速な対応は、ここじゃなくて、原発で発揮してほしかった…。
フランスの放射能調査団体の声明を読むと、今後の日本農業は、致命的な打撃を受けそうな気がします。
少なくとも、フランスは日本の食品を警戒するだろうなぁ。
チェルノブイリ事故のときのことを思い出すと、そういう事態は避けられそうにありません。
こうした状況で、TPPはいったいどうなるのでしょう。
アメリカはこれに便乗して、TPPを迫ってくるのではないでしょうか。
「日本の農産物は不安」と煽りたてるのは簡単だし、それに乗せられてしまう日本人もたくさんいそう。
市民の抵抗もむなしく、原発建設が決まっていくのと同様、農業政策も市民の存在を無視して進められていく。
このところ、食品加工の歴史などを調べていて、つくづくそう思いました。
輸入増加を延期するよう嘆願する文書などを読むと、農業従事者や中小企業の食品加工会社がささやかな抵抗をしていたにもかかわらず、ほとんど聞き入れられなかったことがわかります。
フランスは農業大国でもあるからか、今回の原発事故を、放射能汚染が及ぼす農作物への影響として重大にとらえています。
日本では全くといっていいほど、そうした観点からの議論がありません。
農業を蔑視してきた路線が、こんなところからも見てとれます。
この事故から引き起こされる今後の問題を考えると、ものすごく悲観的になってしまいますが、落ち込んでいても何もならないので、できることをこつこつ積み重ねていくしかないですね。
TPPについても、忘れないように監視していきたいと思います。
by k_nikoniko
| 2011-03-19 16:08
| 社会問題