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イタリアより、日本の脱原発に関するアピールと署名運動のお知らせです。
昨年6月に国民投票で脱原発を決めたイタリアから、「日本に原子力モラトリアムと福島原発の核燃料の即時撤去を求めるアピール」が発表され、署名活動がスタートしました。 発起人は、日本の現状に詳しい物理学者数名で、以下の4点を求める国際的な呼びかけです。 1.現時点で止まっている原発を再稼働させないこと。 2.深刻な破損を被った使用済み核燃料プールから一刻も早く燃 料棒を取り出し、他所に移す処置を行なうこと。 3.子どもたちをこれ以上被曝させないよう、放射能に汚染され た地域から早急に避難させること。 4.東京 電力の事故対処能力の欠如が明らかになった以上、国連のもとに福島の事態打開のための学際的な国際的機関を設置するよう努めること。 これらと同時に、日本の外から「フクシマ」覆っている沈黙の壁を破り、現存50基の原発が止まっても電力供給に問題が生じていないことを含め、最近の状況についても広く知ってもらおうというのが発起人たちの狙いです。 署名サイトは、イタリア語、英語のほか、日本語、アラビア語、スペイン語、フランス語版のアピールもアップされていて、各国語でアクセスでき、国籍、年齢に限らず、どなたでもご賛同頂けます。 日本国内はもとより、海外のお友だち、お知り合い、興味をもってくれそうな団体などに、ぜひ広めて下さい。 締め切りは、第一次が今月末頃の予定です。
日本でプルサーマルと呼ばれているMOX燃料の活用は、いちはやくフランスではじまりました。
しかし、その危険性が、あらためて問われています。 フランスでの取材をビデオにまとめました。 「MOX燃料の現実 ~生誕地フランスから~」 http://youtu.be/SsV2K9VhPSM
今年3月11日、フランスのアヴィニョンとリヨンをむすぶ「人間の鎖」が行われ、その数日前からアヴィニョンではさまざまな脱原発イベントが開催されました。
原子力大国フランスで、脱原発の実現に向けて、人々はどのような闘いをしているのか。 そうしたフランスの脱原発運動の苦悩を、フランス大統領選挙(4月22日)に焦点を当て、ビデオにまとめてみました。 「大統領選挙と原子力 ~フランスの風を追う~」 http://www.youtube.com/watch?v=13jKJcAb_yQ
3月15日発売の『ビッグイシュー日本版』の特集「いま、福島の子どもを守るには? ― 未来を生きる権利を考える」で、全国の受け入れ団体に関する記事を書きました。先月福島市で開催された「放射能からいのちを守る全国サミット」を取材したものです。
本日(2月15日)発売の『ビッグイシュー日本版』に、先月横浜で開催された脱原発世界会議の記事が掲載されました。
「ともに生きよう!東日本 被災地から(21) “オーストラリア、年間95基を動かすウラン輸出”」です。 原発の根源であるウラン採掘について、日本で語られる機会は意外と少ないです。 オーストラリア人に人気スキーリゾートのニセコは、泊原子力発電所から30キロ圏内。 また、ウラン採掘で犠牲になっているのは先住民族であり、アイヌ民族の地である北海道とはまったく縁のない問題ではないと感じました。
年が明けた第1本目がこの投稿。
原発のストレステストは、この国に暮らす人々にストレスを与えるばかり。 これでストレス感じない人の神経ってどうなってるんだろう。人間じゃないよね。 欧州をならって実施するというストレステスト。 フランスでも悪評です。 昨年10月に発行された、カナール・アンシュネ紙の原子力特集号に掲載されたストレステストの記事から、一部引用してみました。 EUは13カ国に原子炉143基(62の原発施設)を保有する。福島第一事故の4日後、加盟国の国民を安心させるために、EUエネルギー担当のドイツ人のギュンター・エッテンガー欧州委員が「ストレステスト」の実施を発表した。この有名な耐久性テスト、90年代以降は銀行融資のために実施されるイメージがある。 「地震、洪水、津波、テロ攻撃、電気系統の故障といった、あらゆるリスクを再評価することが重要である」とエッテンガーは言う。しかしながら、各国は、欧州の専門家が見守られながらもこっそり、「テスト」と誤って命名された「再評価」にとりかかるだろう。そして、関係する国(欧州全体ではなく)の失格した原発施設は閉鎖されるかもしれない。 ドイツがすぐに老朽化した7基の原子炉の停止を発表し、欧州のいたるところで環境団体が「欧州レベルで計画を立て、協力して」脱原発を要求する声が高まったとき、その脅威がフランスの原子力当局を恐怖に陥らせた。 ヨーロッパ大陸で反原発の熱が優勢になるのをどう避けるべきか? フランソワ・フィロン首相は、「耐久性テスト」の基準や方法について理解しないまま、フランス原子力安全局に緊急要請し、洪水および地震によるリスク、電力供給の停止、冷却システム、事故時における管理体制の5項目についてのテストを命じた。 <略> 欧州の原発施設の大がかりな試験は6月1日にはじまり、9月15日に各国の原子力安全局がコピーを提出し、11月中旬に結果が発表される。 「飛行機の墜落やサイバー攻撃といったリスクは排除し、すべてがうまくいっていて、何のリスクもないことを示すための飾り立てられた方法であり、きれいごとのテスト」とフランスの脱原発ネットワークは不満を隠さない。「このテスト実施を監視する欧州の専門家のなかには、独立した立場の専門家がひとりもいない。運営会社がイエスかノーか答えた質問書をまとめるだけだ。(安全性への)不信を矮小化するデマをまきちらすのをやめさせならない」とエネルギー研究団体グローバル・チャンスのベンジャマン・ドゥスュは言う。 いずれにせよ、フランス原子力安全局が言うように、「テストの日程はかなり詰まっているため、監査は本質的には既存の試験結果に基づく」ことになる。ゆえに、原発施設の安全性の真の再評価ではなく、自然災害のテストを実施するわけでもない。
今日は、森田芳光監督の葬儀だったそうだ。
ちょうど20年前、駆け出しのフリーライターだったとき、森田監督を取材させていただいたことがある。 公開されたばかりの映画「おいしい結婚」がテーマだった。 記事を探したけど、見つからなかったので、データマン的に取材のみ担当したのかもしれない。 それでも、取材したときのことは覚えている。 「結婚なんて、早くすることないですよ。自分の好きなことをしてからで」 とおっしゃった。そして、 「北海道は離婚率が高く、女性は独立精神旺盛。ああいうのがいいと思う」 と、北海道の女性をえらくほめていらした。 それを聞いて思わず、「私、北海道生まれです」と言ってしまった。 実際、生まれただけのようなものなのだけど、つい調子に乗って。 「結婚などに縛られないで、女性も自由に好きなことをしたほうがいい」という言葉に、まだ若くてモヤモヤしていた私は、背中を押される思いがした。 帰り際、「がんばってくださいね」と言っていただいた。 それがものすごくうれしかったことを、今でもよく覚えている。 考えてみれば、つたない取材だったからかもしれない…。 あれから私は、がんばったのだろうか。 森田監督の訃報で、初心を忘れてしまったことを思い出した。 享年61歳。まだお若いのに。ご冥福をお祈りします。
11月中旬、新潟県魚沼市に行ってきました。
中学3年から高校3年までを過ごしたところです。 震災の翌年の春に行ったきりなので、6年ぶり。 同級生の家に泊まり、久しぶりに会う友人とおしゃべりしたり、懐かしい場所をいくつか訪れました。 小千谷市の船岡公園から眺めた魚沼一帯の風景は、ゆるやかに蛇行する信濃川に2つの川が合流し、ほれぼれします。 水が豊か。お酒がおいしいわけだね。 ![]() 今回、ここを訪れた理由のひとつは、夏の水害が気になったから。 7月、友人から、「地震よりひどいことになっている~」とメールが届きました。 震災で実家が全壊して復興住宅に暮らしている友人は、床下浸水し、田んぼも水につかったといいます。 水害の爪あとはところどころに残っていました。 ![]() このまま雪の季節に突入するしかない状況。 地盤がゆるんだまま、大雪が降れば、二次災害、三次災害の恐れもありますが、手が回らないといった様子でした。 滞在中、TPPのニュースが入り、「震災、水害、そしてTPP。三重苦だよ」と友人はぽつり。 地方へのしわ寄せはいっそう強まるばかりです。
先日、飛行機に乗ったとき、隣の男性が携帯をずっと見ていた。
30代ぐらいのビジネスマン(のよう)で、いまどきの若者風。 「ドアが閉まりましたので、電気機器の使用はお控えください」のアナウンスも無視。 滑走路を走行中、客室乗務員が最終チェックしたとき、「電源をお切りください」と注意され、いったん携帯を置いたが(電源は切らなかった)、彼女が去ると、また携帯をいじりはじめた。 私は飛行機に乗るたび、「落ちるかも」と心配するタチなので、気になってしょうがない。 堪りかねて、「すみません、電源切っていただけますか?」と声をかけた。 そうしたら、「ハイ」と言って携帯の電源を切った。 あまりにも素直な「ハイ」だったので、あっけにとられた。 なら、どうしてもっと早く、電源を切らないんだ? 飛行機に乗るたびに、「電波を発する電気機器の使用は、飛行の妨げになりますので、電源をお切りください」というアナウンスが流れるので、「携帯の電源オンが重大事故につながるかもしれない」と思っていた。 自分の不注意や自己中心的な行為で、何百人の命を巻きぞいにするかもしれない、と考えたらゾッとする。 そんなことを考えずに、自分のやりたいことをやる(この場合は携帯を使いつづける)としたら、モラルが低下しているとしか思えない。 しかし、実際、飛行機での携帯使用はどのぐらい危険なのだろう? 客室乗務員も、電源を切るところまで見届けなかった。いつも思うのだけど、チェックは甘い。 ということは、見逃してもさほど危険ではないということか? 大事故につながるかもしれないけれど、客が減るのを恐れて無理強いしないのであれば、経済中心主義的で恐ろしい。 以前、上空でメールチェックをしている若い女性を見かけ、このときもヒヤヒヤして、客室乗務員に質問したことがある。 「上空でなら、携帯のメール使ってもいいんですか?」と。「いえ、だめです」との返答だったけど、その危険性はどのくらいなのだろう? あいまいなアナウンスと態度は、かえって人を不安にする。 本気で危ないのなら、もっと徹底してほしい。 それよりなにより、公共のマナーを守る大切さを知ってほしい。
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